第54回ゆうもあゲーム会・京都(2012年5月3日)

副題:少し難しいゲームが幾つも遊ばれている!


GW休暇後半の4連休初日。
参加者数:55名、スタッフ:7名、総勢62名の参加となりました。
初参加者は12名でしたが、ご家族グループで来られたのは2組6名だけで、残りの方々は、1人だけで参加された方2名、ご家族が参加され面白かったためにご主人や奥さん、上のお姉ちゃんやお友達が今回初めて一緒に参加されたケースが4名でした。 試しに親子2人で参加したところ面白かったので、他のご家族も一緒に来てくださるようになるのは、スタッフとしては嬉しいですね。前回が確実に楽しかったって証拠ですのでね。
ボードゲームは、ご家族のコミュニケーション促進の一助ともなりますので、ご家族全員で遊びに来ていただき、面白いと思うゲームがあれば購入して、ご家庭でも遊んでくださると、ボードゲーム普及を目的にしている“ゆうもあ”としては一番有難い形です。

フレスコ
7WONDER
クォーリアーズ
フレスコ
7WONDER
クォーリアーズ
ゲームにも流行り廃りがあり、この数年の流行りは、ワーカープレースメントとカードデッキ構築タイプの2つです。フレスコは、ワーカープレースメントタイプの少し難しいゲームですが、スタッフも入ったゲーム慣れしたマンバーで遊んでおられました。
7WONDERは、昨年世界中のいろんなゲーム賞を受賞したゲーム。非常に面白いが、最初のルール説明が30分ほど掛かってしまう。久しぶりに来てくれた常連ご家族が遊んでました。
サイコロタイプのデッキ構築ゲームです。使うサイコロが毎回変わるため、ゲーム展開もその都度変化するところが楽しいのです。こちらも上記とはまた別の常連ご家族とそのお友達が長いこと遊ばれてました。

今回のもう一つの特徴は、少し難しめのゲームが良く遊ばれていたこと。"7ワンダー"、"ドミニオン"、"クォリアーズ"、"フレスコ"とルール説明に20分以上要するゲームが幾つも遊ばれておりました。遊んでおられるのは常連ご家族なんですが、スタッフの家族も入って楽しまれておりました。
幾つものボードゲームを経験していくと、ゲーム好きな人ほど、より難しいもの、より複雑なものを求めていきます。当然戦略的要素も増えてくるんですが、頭をひねって駆け引きをする楽しさは経験した人にしか判らない喜びです。

ゲーム勉強コーナー

【ロスト・テンプル】
ロスト・テンプル 「“あやつり人形”を簡単にしたようなゲーム。」との説明を受けて遊んでみました。
毎回キャラクターカードを1枚セレクトし、そのカードの能力に応じた特典を手にするというゲームシステムは“あやつり人形”そのままですが、建物を建てる代わりに道をゴールに向かって進んでいくレースゲームになってます。
ロスト・テンプル 地道に数歩づつ前に進むカードや、お金を使って大きく前進するカード、障害物を切り開くカードとそれぞれが役割を持つキャラクターカードが10種類。毎回この中から1枚を選ぶんですが、他の人がどのカードを選んでいるかによって効果が増幅するときも減衰するときもある。かなり駆け引き推理要素満点です。
出遅れても、ポジションを入れ替えると言う大逆転カードもあるので最後まで全員が楽しめます。逆に言うと、リードしていても一歩選択を間違えると落とされるので、気を緩め隙もなくゲームエンドまで突っ走ります。なかなかバランスよくできたゲームです。
人数も、2人〜8人までと幅広く遊べるのも良かな。

【ボタンメン】
ボタンメン 私も遊んでいないのでどんなゲームなのかは謎! 写真を見る限り可愛い絵柄で女の子受けしそうな印象です。
感想ノートにもこんな書き込みを見つけました。
「ボタンメンのボカロのキャラがみんなかわゆすやった。一勝一敗したけど、わいわい盛り上がれて良かったです。」

興味がある方は、次回持込みのリクエストくださいな。そしたら、次回も持ち込むようにいたします。



積み木
積み木

その他のゲーム

【冷たい料理の熱き戦い】
冷たい料理の熱き戦い かなり古く懐かしいにおいがするゲームです。
ダイスを振るだけのシンプルなゲームなんですが、熱く燃えます。
1個のダイスの場合は、出た目だけ前に自分のコマが進みます。2個のダイスの場合は、合計数値×2の数だけ自分のコマが進みます。そして3個のダイスの場合は、合計数値×3の数だけ自分のコマが進みます。  でも、どの場合も合計数値が8以上だとバーストとなり振出地点に戻ります。
冷たい料理の熱き戦い 進んだコマが、一周の食卓マスを通り過ぎる時、料理タイルが1枚もらえます。もしも、食卓マスに止まると、料理タイルは2枚貰えます。
丁度で止まれるとラッキーですが、通り過ぎるだけでもOKなので、とにかく早く進みたい。そのためにもダイス3個にチャレンジしたいが、数値が大きすぎると振出に戻るので、振り続けるかどうかが判断する唯一のポイント。振るダイスはいつやめてもOKなんです。
さて、コマが他人のコマと同じところに止まったら。これはチャンス。そのコマの上に重ねて置くことができます。次回、下のコマが動くときには上のコマも一緒に運んで動きます。さらに、この時に食卓マスを通り過ぎると料理タイルをもらうのは上のコマの持ち主。進めてもらった上に、得点となる料理タイルももらえちゃうんです。下のコマは踏んだり蹴ったり。くやしかっらた、他の人に乗ることを狙ましょう。


【カルカソンヌ】
名作“カタン”と並び称されるゲームと言えば、“カルカソンヌ”です。カタン同様、沢山のシリーズゲームが販売されています。絶版となるゲームが多い中で、カルカソンヌは常に販売上位を占める名作中の名作ゲームです。
カルカソンヌ 毎手番、タイルを1枚めくって、そのタイルを置いていく。これの繰り返し。タイルを並べていくと、しだいに大きなマップが出来上がっていきます。城、教会にそれらをつなぐ道路と、綺麗なマップが作られていくところが人気の秘密。
タイルを並べた後で、自分の部下コマを1個、今置いたタイルのどこかに設置することができます。置ける場所は、城、教会、道路、草原と4か所。
草原以外の3か所は、完成すると得点が貰える仕組み。城は完成すると、使っているタイル枚数×2点となり、高得点を狙うなら城だ。さらに城には紋章付タイルが入っているのでボーナス点も入りやすい。一方道路は、使っているタイル枚数×1点と城より見劣りするが、利点は完成しやすいこと。完成しないことには、部下コマが戻ってこないので、次の得点エリアを責めることができない。教会は、最大得点9点と点は大きいが、完成しないことが多い。
そして勝負の分かれ目は、草原エリアにある。草原エリアに隣接する完成したお城の数×3点が入る。これはとても大きな点数になるが、一度置いた部下コマはゲーム終了時点まで戻ってこないところが考え物。
各エリアに置けるのは先着1名様だけなので、どのタイミングで草原エリアを攻めるか?それが考えどころ。
カルカソンヌ 城に置くのもそれなりにリスクはある。大きくなり過ぎた城は、得点こそ大きいものの、完成せず部下コマが戻らない 可能性も強い。部下コマが不足するのだけは避けたいので、置いたエリアはなんとしても完成させたい、が、他プレーヤーは完成させじと邪魔してくるかもしれない。
一度遊んでみてください。何度も繰り返し遊びたくなるゲームです。

なお現在、カルカソンヌ選手権(ドイツにて開催)の日本予選会を全国各地で開催中です。
カルカソンヌ選手権は2人対戦形式で競います。普段良く遊ぶ3〜5人プレイとはちょっと質感が異なりますが、2人対戦だからこその面白味もあります。
競技プレイに関心あるかたは、“カルカソンヌ大会”で検索してみてください。予選会も情報も見つかることでしょう。うまくすると、日本予選を勝ち抜いて、世界選手権(ドイツ)に出場できるかもしれませんよ。


今月私が遊んだゲーム

インストしたゲーム :シャドウハンターズ、6ニムト、冷たい料理の熱き戦い、呪いのミイラ、マンハッタン、クライネフィッシュ、はげたかのえじき、冷たい料理の熱き戦い、果樹園ゲーム、ピット、スティッキー、リバーフィッシィングゲーム、いかだ動物園
今月私が遊んだゲーム :例会終了後のスタッフだけの場で、ロスト・テンプル、未確認生物テレビ、パレードを遊びました。


写真

いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
遊ばれている様子もコメント記しておきます。

シャドウハンターズ
ネコとネズミの大レース
ボーナンザ
シャドウハンターズ
ネコとネズミの大レース
ボーナンザ
パーティーゲームの乗りで楽しめる“シャドウハンターズ”。小学高学年とお母さんのメンバーで遊ばれました。勝ったり負けたり繰り返し、幾度か遊ぶのも楽しいです。
先月も同じメンバーでこのゲームを遊んでらっしゃいました。女の子が好きなゲームの筆頭に挙がってくるゲームです。
大学生の方が、友人と手軽く遊べるゲームを物色。大人同士でボーナンザを遊ばれています。大人から子供まで幅広い年代で遊べるゲームだと思います。

魔法のラビリンス
6ニムト
3Dブロックス
魔法のラビリンス
6ニムト
3Dブロックス
ボードの下半分が迷路になってますが、迷路部分は隠されていて見えません。盤上のコマの下側には磁石で吊った金属ボールがくっついてる。コマを動かすと、下に吊った金属ボールも動く仕組み。迷路に突き当たるとボールが落下するので判る。振出しに戻って再チャレンジ。
大人気のカードゲームですが、ゆうもあ京都では時折しか遊ばれておrません。それは、見た目が地味だからかな?遊べる人数幅が大きいので、一般のゲーム会では重宝します。
自分の色のブロックにつなげて並べていくが、下に空間を残して置くことはできない。でもゲームの目的は終了時に一番上の乗っていること。思惑が交差してうまくいかない時もありますが、作戦成功すると爽快です。

カヤナック
呪いのミイラ
小さな魔法使い
カヤナック
呪いのミイラ
小さな魔法使い
初めての人でも直ぐに楽しめるゲームです。
頭も使うし、ミイラが近づくとドキドキする。
小さな魔法使いをうまく動かして色ボールを集めよう。

ブロックス
クラネフィッシュ
ヒットマンガ
ブロックス
クラネフィッシュ
ヒットマンガ
色が綺麗ですよね。見た目も楽しめる。
変わった魚たちが10種類。沢山の種類を集めるだけでなく、大きな魚を沢山狙おう。
マンガの吹き出し言葉を考えるカルタ取り。創作力と推理力の両方が楽しめる。

果樹園ゲーム
果樹園ゲーム
スティッキー
果樹園ゲーム
果樹園ゲーム
スティッキー
初めて参加されたご家族です。まだ小さなお子さんがおられるので簡単なゲームから遊んでもらいます。どうやら無事に果樹を摘み取ることができたそうです。
下のお子さんとスティッキー。お父さんは上のお姉ちゃんと別のゲームを遊ばれてました。

転がり山
好きなゲームは?
好きなゲームは?
転がり山
好きなゲームは?
好きなゲームは?
ビー玉を進めるスゴロクゲーム。スロープをうまく使って進むと早くゴールにたどり着けますよ。
面白かったゲームとして選んでくれたのは、“ハリガリ”。
面白かったゲームとして選んでくれたのは、“シャドウハンターズ”。


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