5歳位になると ひらがな・カタカナなら文字が読めますし、数字の大小の意味も理解しだします。
個人差はありますが、5歳位では、1点と5点とでは5点の方が良いのは判ってますが、1点+2点と5点とでどちらが良いかが判ってないようです。
こうした数字の理解力は、5歳になりたてともうすぐ6歳とでは当然大きく異なりますが、全体的に数字には慣れてくるので、サイコロを使用したスゴロク系ゲームもそろそろいけるでしょう。
ゲームそのものに幅が出てきますが、まだまだ成長が待ち遠しいです。
ドラダ | 2〜4人 | 対象年齢:5歳以上 | ラベンスバーガー |
(5歳の時の娘の反応)
4歳の頃までは分けも判らないのに、おねーちゃんと一緒になってゲームはしたがりましたが、最近では「自分にとってはまだ面白くないゲーム」ってのが見えてきたようで、このゲームはあまりしたがりません。ひょっとして、6歳からが適齢なのかもしれません。
残念ながら下の娘はルールを理解できてません。大体、遅くゴールした方がいいってのは、子供にとって初めての人生体験かもしれません。
サイコロ振って駒を進めるのは問題無いのですが、どの駒を動かすのかが結構難しいです。肝心なところでは親が指示しなければ、ゲームになりません。
でも一度理解できればこんな簡単なゲームもありません。
人の駒を踏んづける喜びをいつ頃見出すのか楽しみです。
一度ルールを理解するととっても面白いゲームです。
上の娘の好きな(得意な?)ゲームの一つです。
で、やるからには勝ちたいので、親が下の娘の動かし方を教えると、とたんに文句を言い出します。「可哀相だから自由にやらせたげて」とか「一度動かして変更はダメ」とか主張してきます。普段は面倒見の良い姉ですが、ゲームでは妹に勝ちを譲る気はさらさら無いようです。(^^;)
はげたかの餌食 | 2〜5人 | 対象年齢:5歳以上 | ラベンスバーガー |
(4歳の時の娘の反応)
4歳ではゲームのルールはなんとか理解しますが、さすがに出すカードを選んでいるようでいて、実は適当に出してくるだけ。これではほとんど勝てません。
逆にマイナス得点のはげたかカードを何枚も取らされて可哀相になります。
それでも何回かは偶然に得点カードを取れますので、素直に喜んで遊んでます。得点が高い低いはあまり関係無いです。単純にネズミカードが貰えたら機嫌がいいだけですが。
上の娘と2人で遊ぶより3人の方が、そして家族全員4人で遊ぶ方が面白いので、人数合わせのためにも一緒に遊んでます。
(10歳の時の娘の反応)
7歳の頃までは、もう一つゲームの勝ち方を理解してなく、序盤に10以上のカードを出し尽くしてしまい、後半には手持ちカードが1〜5だけってパターンでしたが、8歳位から要領を心得てきました。
最近では手加減をする必要も無く、十分こちらも楽しめるゲーム相手になってくれました。
簡単なゲームですが、結構子供のゲームセンスが見えてきて楽しいです。
ミスターダイヤモンド | 2〜8人 | 対象年齢:5歳以上 | ラベンスバーガー |
指輪には1000〜6000の6段階の価値があって、完成させた指輪の価値から未完成の指輪の価値を引いたものが得点で、カードが全て無くなったらゲーム終了です。
ルールはいたって簡単ですが、これが面白い。
プレートに置かれたダイヤモンドがこれまたいいんです。
どのダイヤモンドが固定されているのか上から横から覗き込むのですが、良くできていたこれがまた見分けられない。
ポイントは一度取りそこなったダイヤモンドをしっかり覚えておいて、二度とそのダイヤモンドには手を出さない事なのですが、これがまた不思議。覚えておいてその隣のを取ったつもりが、なんと先程と同じのをまた掴んだりしてます。
失敗した本人は情けないのですが、まわりは大爆笑。
記憶力が試されるゲームですが、結構覚えられないもので、大人と子供とが一緒に遊べます。
大人だけで遊んでも楽しいゲームで、人数が少々多くてもOKです。
パーティーのように大人数で遊ぶ場合、プレーヤーにならず周りで見ているだけでもプレーヤーをはやし立て、わいわい騒いで盛り上がれる事間違いないです。
ところが数年前までは売っていたようですが今では残念ながら手に入らないそうです。昔買ったまま押入れに入れて遊ばない人がおられたら是非譲って欲しいゲームです。どこかで売っているのを見かけたら私にも教えて下さい。
(5歳の時の娘の反応)
借りてきたゲームなのですが、5歳の娘が気に入りました。それも大がいくつも付くくらいに気に入りました。休日に何回やらされたか?
固定されたダイヤモンドはしっかり覚えとかなきゃいけないのです。自分だけではなく、人の失敗したところも覚えないといけないのですが、娘は覚えてないです。
大人は一生懸命に見て覚えようとしているのに、娘の方は気楽なものです。
一生懸命な大人がそれでも頻繁に間違うのに、娘の方はなんとなく覚えていて、失敗しないのが不思議なのです。
覚えてないようで、やっぱり覚えているのでしょうか?
(10歳の時の娘の反応)
この年齢になるとかえって対応が難しい。
このゲームのポイントは固定されたダイヤモンドの位置を知らず、みんなが失敗するたびに徐々に固定ポイントが判ってくるところが面白いのですが、10歳の娘は固定された場所の初期ポジションを覚えてしまおうとするのです。
プレートが8角形で、固定場所も良くできているので、覚えようとしてもなかなか覚えられるものではないので、今のところゲームそのものにはさほど影響は出ませんが、覚えようとする娘と、覚えさせまいとする私とで駆け引きが発生してます。
借り物なので一度返して、1年後くらいにまた借りてきた時にはすっかり忘れているでしょうが。
と言っても気に入ったゲームではあるので、何回も遊んでます。
5歳、10歳、大人と能力差がほとんど出ないので、家族全員で遊ぶのには丁度適したゲームです。
ミッドナイトパーティー | 2〜8人 | 対象年齢:5歳以上 | ラベンスバーガー |
各プレーヤーは招待客になって、自分の持ち駒を動かします。6面ダイスの2個所にオバケの絵が描かれており、このオバケの目が出るとオバケ駒が進みます。数字の目だと自分の駒を回廊に沿って時計回りに動かします。
パーティー中 招待客は城の中の回廊をぐるぐる回っています。この時にはまだ部屋には逃げ込めません。オバケが地下室から城の回廊に現れた時から、招待客の駒は部屋に逃げ込む事ができます。
逃げられずにオバケに追いつかれた順に、マイナス10点、マイナス9点となっていきます。
逃げ込んだ部屋によっても、プラス3点やマイナス1点の部屋もあります。
回廊から招待客がいなくなった(部屋に逃げ込んだか、オバケに追いつかれた)時点でゲーム終了。各招待客の点数(ほとんどはマイナス点)を集計しておきます。
これを3回プレーして1ゲームとするようです。2回目は1回目に逃げ込んだ部屋の前から動き出しますので、逃げ込む部屋によって有利不利が生じます。オバケに捕まった招待客の駒は任意のポジションからスタートできます。
3回プレーの点数を合計して、一番マイナスが少なかったプレーヤーの勝利となります。
ゲームそのものは非常に簡単で、オバケが出てきたら兎に角手近の部屋に逃げ込むだけ。逃げ込む部屋によってもマイナス点やプラス点があるので、どの駒から動かすかが少しポイントになる位で、テクニック的にはそれほど難しくはないです。
ゲームボードに描かれた絵も楽しく、難しいゲームではないですが、オバケと仮装パーティーのムードを皆で楽しむファミリーゲームです。
【バリアントルール】
ミッドナイトパーティーは、名作なだけに、販売元が変わりながら幾度も販売されてきました。そのため、細部ルールも幾つかあるようです。その上、和訳の際に付け加えられたルールもあります。
面白そうなバリアントルールを紹介しておきます。ゲームに慣れてきたら変化を付ける意味で採用して遊んでみてください。
(5歳の時の下の娘の反応)
5歳の子だとルールは問題無く理解できます。やる事も、サイコロを振って、オバケの目だとオバケ駒を動かす。数字の目だと招待客を動かすだけですので、本当に簡単です。でも、どの駒を動かすと得なのかがあまり判っていないようです。
それでも、オバケが出るぞ!っていうムードそのものが大好きな年頃ですので、オバケが回廊に現れるだけで、「キャ〜ァ〜!」って叫んで喜んで遊びます。
追いつかれそうになると「キャアキャア」うるさいです。
チビオバケが潜んでいる部屋に逃げ込むとマイナス1点となりますが、それでもオバケ駒につかまるよりは随分ましなのですが、チビオバケがいるのが嫌でこの部屋にはなかなか逃げ込みません。
(10歳の時の上の娘の反応)
7、8歳くらいまでなら喜んでくれたのでしょうが、10歳になるとゲームが簡単すぎると言って、かえって遊んでくれません(^^;)。大人になるとこのゲームの雰囲気を楽しむ事ができるようになるのでしょうが、小学生上級生にとっては少し難しい位のが挑戦意欲が湧くようです。
娘の友達の中に、このゲームを持っていて気に入っている子がいるようなので、このゲームを私の友人から借りてきたのですが、あんまり興味を示してくれなかった。残念!
上の娘も幼い頃から遊んでいれば、多分好きなゲームになってただろうに。ゲームもほんとタイミングですね。
【おまけのコーナー】
このオバケ、名前はヒューゴー君と言うそうです。ほんとかな?
日本語の説明書にはオバケとしか書かれてないけど、そういう名前があった方が面白い。
名前と同時にオバケ君の話しをもう一つ。
パーティーで皆が楽しそうに騒いでいるのを聞きつけて、このオバケも参加したくて地下室から出てきたらしい。別に招待客を脅かす恐いオバケじゃないみたい。そう言われてみれば、どことなくひょうきんな顔をしているヒューゴ君!
さてこのゲーム、今でも売っているのか?
実はもう売ってないのです、残念ながら。
ところが今年になってリメイクされて“ヒューゴー”という名前で発売されました。
購入希望される場合には、ヒューゴー欲しいとお尋ね下さい。
漁師のフリッツ | 2〜5人 | 対象年齢:5歳以上 | AMIGO |
釣りあげるのは、フグにタコ、ノコギリサメに普通の魚の4種。この4種類の魚類(タコって何類?)がそれぞれ4色の色(緑、赤、黄、青)で描かれたカードが裏向けに並べられています。これだけならいいのですが、これ以外に9枚、ぼろ靴が同じように裏向けに混ぜられております。合計25枚のカードが伏せられて並べられ、このカード達を海と称します。
魚類を釣り上げたら、1点、でもってぼろ靴を釣り上げたらマイナス1点です。
自分の手番には、まず2個のダイスを振ります。1個のダイスには魚類の絵が、そしてもう1個には色が示されており、ダイスにて指定された色の魚類を伏せられたカードから1枚表返して探します。うまく指定された色の魚類をめくればそのカードを釣ったものとして自分の前に伏せて置きます。めくったカードが違っていれば元の場所に裏返して戻します。もしぼろ靴をめくった人は、マイナス点のぼろ靴を引き取らねばなりません。これも自分の前に伏せて置いておきます。
うまく魚類を釣り上げた時は、失敗するまで続けて何回でもチャレンジできます。
ここまでは単なる神経衰弱の変形バリエーションにすぎません。大人同士だったらまず神経衰弱なんてゲームは今更やりたいとは思わないでしょう。さてここからがこのゲームの面白味の説明。
1、ダイスは6面ですので、カード指定用の4面以外の残り2面はジョーカーとなります。たとえば魚類ダイスの内2面には☆(ひとで)マークが描かれており、この☆がでると指定された色でさえあればどんな魚類もOKとなります。そして色指定ダイスにも同様にしてジョーカー2面があり、どんな色でも指定された魚類ならOKとなります。もし魚類も色も両方ジョカーならめくったカードは全てOKです。ダイス運が大きくものをいいます。
2、ここが極め付き。
釣り場(獲物を狙ってカードをめくる)は別に海だけとは限りません。既に釣り上げて皆の前に並べてあるカードを表返して取り上げてもかまいません。ただし、魚類、色双方ともジョーカーの場合は海からしか釣れません。人の前のカードをめくって、ぼろ靴を表返したらそのカードも引き取らなけりゃなりません。
魚類4種×色4種、計16枚しかないのですが、これが結構覚えられない。ポイントは人が釣ったカードを覚えておいて、それを横取りする事ですが、メインとなる海を覚えないといけないわ、人のカードを覚えないといけないわで、混乱必死です。取ったカードの順番は変えてはいけないので、2、3箇所に絞れば覚えられるのですが、複数人のカードを覚え、かつ海まで記憶するのはちょっと難しい。
このゲームを単なる神経衰弱より面白くしているのは、なんと言ってもぼろ靴でしょう。
海からぼろ靴を引くのはとても悲しいのですが、自分の釣ったカードを狙った他人が、逆にぼろ靴を引いてくれたらこんなに嬉しい事はないです。だって自分の失点が減るんだもの。
プレーそのものは記憶力が全てのゲームでしょうが、ぼろ靴の悲哀や人のカードを横取りする快感、ダイス目の運不運も巡り巡って、そこそこ大人でも楽しめるゲームに仕上がっています。なによりルールが簡単ですので小さな子供でも覚えられ、ゲーム時間もそれほど掛からないので時間の合間を見て遊べるのがいいです。
(6歳の誕生日当日の娘の反応)
まずルールの理解は全く問題はありません。ぼろ靴がマイナス点なのですが、これも難なく理解してます。
こうなると記憶力の勝負となるのですが、下の娘の場合にはゲームに臨んだ時の集中力に難があります。これは年齢のせいでしょうか?それとも性格なのでしょうか?良く判りませんが、一人はしゃいで他人のめくったカードを見過ごしているようです。
その割には人の取ったカードを驚くほどしっかり覚えています。子供の記憶力ってものすごく頼りない時とビックリするぐらいしっかり覚えている時とがありますが、ナゼナンデショウカ?
トランプ等を使って普通の神経衰弱を遊ぶと、あんまりカードを覚えてなくてまだまだ私と同等に遊べるレベルではないのですが、このゲームだと意外としっかり覚えてるのが不思議です。
兎に角ゲームする分にはそれほど手加減しなくても私と同等の点数を稼ぐようです。こちらが少々面倒なので必死になってカードを覚えようとしないので、力量は丁度よい加減かもしれません。
ダイス目が私の所にあったカードを示した時は、嬉しそうに私の膝に登り込んで来てカードをめくります。私自身が自分のカードを覚えていないのに娘はそこそこ当てるのです。
娘の方でも父親と五分五分に遊べていると実感しているのか、素直に喜んでおり、気に入りゲームの仲間入りです。おかげでこの1ヶ月、何回このゲームを付き合わさせられているか数え切れないくらいです。(^^)
(11歳の時の上の娘の反応)
この年代になると記憶力は大人以上と思われますが、ゲームの世界では記憶する要領ってものが必要です。やみくもに記憶するだけではなく、ダイスの目によってはわざとどうでもいいカードをめくったり、覚えていない相手のカードをめくって覚えたりする駆け引きも重要です。そうです、上の娘とやる時は真剣に勝つためのテクニックを使わねば記憶力だけでは分が悪いです。(^^;;;;
この辺りがゲームとしての腕の見せ所。そうそう簡単に娘に勝たせません。
娘はうまく勝つと機嫌がいいくせに、負けそうになるとスネル癖が抜けません。
この辺りはまだまだ子供で、いつまでも親が手加減してくれるなんて思っているようではゲームの本当の楽しみを知るのは、まだ先の事かもしれませんね。
イモムシイモムシ | 3〜5人 | 対象年齢:5歳以上 | BLATZ |
丸い色駒がイモムシの体で、駒7つをくっつけてスタートラインに並べます。
一方、「ZIEL」と書かれたボール紙がゴール地点。早く自分のイモムシがゴールに接したら勝ち。なんてシンプルなゲームなんでしょう。
でもイモムシの動き方がなんともいいんです。
各自ダイスを持って、好きな目をビットする。この時、他人には見えないように手のひらに隠してビットする。で一斉にOPEN。ビットした目だけイモムシを動かせるのですが、同じ目を出した人が他にいる場合には、残念ながらその人達は今回はお休み、イモムシを動かせません。
さてイモムシを動かしましょう。最後尾のイモムシ駒を先頭に動かします。これをダイスの目の数だけ繰り返して移動が終了します。簡単でしょう?
ダイスの目は3〜7とXの6種類。3〜7は上記の通りですが、Xを出した場合だけ移動が特殊です。Xを出した人は、その時、場に出されていないダイス目を選択しその数イモムシを動かします。また、動かした後でゴールの一方の端を押さえて、もう一方を好きなように移動できるのです。これがX目のユニークな特典。
ゴールの方から近づいてきて勝負の決着がつくかと思えば、はたまたゴールがどんどん遠ざかって行くケースもある。Xの出し所が肝心なポイントです。
細部のルールはあえて説明を省きましたが、これだけでも十分に遊べてしまうくらい簡単なゲームです。そのくせ、相手のポジションと性格までも読んだ上での駆け引きが面白いゲームです。
我が家で遊ぶ時は、比較的ゴールを近い所に置いて数ゲームします。早く3勝したら勝ちってな感じで遊んでます。
そこらにあるコインとダイス、ボール紙でも十分に代用はききますが、やはりこの道具仕立てが楽しさを倍増してくれるのでしょう。短時間で遊べて勝っても負けても楽しいゲームです。
(5歳の時の下の娘の反応)
Xの目のルールだけがちょっと判り難いですが、何回かやってれば自然と判るものです。言葉よりも体験でしょうか?
ゲームボックスには8歳からと記載されてますが、なんのなんの5歳からでも十分に遊べます。やってれば直ぐに覚えます。
お尻の駒を前に動かしてイモムシが進む姿は、大人でも不思議な喜びがあるのですが、子供だとなおさら楽しいようです。デジタルゲームでは味わえないちょっとした喜びです。
ゲームの方はどうか?駆け引きゲームなのですが、下の娘はそれほど考えずにダイス目を出してきます。それがためにかえって大人には読めないです。
上の娘と大人同士で駆け引きしてる内に下の娘がゴールする展開も多く、娘の方は素直に喜んでます。
見た目がユニーク&可愛いので子供向けにはいいゲームではないでしょうか?
(10歳の時の上の娘の反応)
見た目が可愛いゲームで、家族全員でできるのでとっても喜んでます。
駆け引きゲームとは言っても選択肢は少なく、さくさくと進みます。今まで駆け引き系のゲームは「はげたかの餌食」くらいしかやった事がない娘なのですが、このゲームなら小学校1年くらいでも十分駆け引きの面白さが判るのではないのでしょうか?
単純にボード上の駒を進めるだけのゲームではなく、自分でイモムシを進めるリアルさと、ゴールがどんどん動いていく不条理さが随分と気に入ったようで、友人が家に来た時も一緒にやっているようです。
一家に一つ この手のゲームがあれば、家族での楽しいゲーム時間が持てます。
カヤナック | 3〜4人 | 対象年齢:5歳以上 | HABA |
小さな子と遊ぶ場合は、駒やダイスも使わず、交互に「穴を1つ開けて釣る」を繰り返すだけでも充分に楽しめます。
工夫次第で、3歳の子から、年齢とゲーム経験に応じて遊び方のレベルを変えられますので、幅広い年齢で遊べると思います。
アラスカの地に住むイヌイット族。(マニュアルに記載されているところでは、別称でエスキモーとも呼ばれていますが、この表現は侮蔑表現だそうで、彼ら自身はその呼称では呼ばれたくないそうです。)彼らは氷結した湖の氷に穴を開け、魚釣りをします。
このゲームではイヌイット族の子供となって魚釣りを楽しむゲームです。
ゲーム箱は2段になっていて、箱の底に金属ボールの魚が泳いでおり、その上に穴が空いたボール紙が乗っかっています。ボール紙は2枚に分かれていて、間に白い紙(要はコピー紙)をはさんでゲームスタート。そうです、この白い紙が湖に張った氷なんです。(^^)
ダイスには4種類の目があって、それぞれ以下のような行動が可能です。
ダイス目には、氷結マークや、溶解マークの妨害可能なダイス目があったり、一度釣った場所を覚えておく、釣り場選択の状況判断等、少しは判断を要するものもありますが、基本的にはダイス運に左右されるゲームです。ですが、それを補って余りある楽しさが溢れている秀逸ゲームなのです。(絶賛モード!)
KAYANAKも一時絶版になってましたが、再販される時にパッケージデザインが変更されました。現在(2015年)は右の写真です。ルールには変わりないのですが駒も可愛いクマさんのデザインに変わっております。
(6歳の娘の反応)
持ち帰った翌日から「お魚釣りゲーム」って気に入って、毎週末こればかりです。週末だけならいいけど、会社帰るなり「お魚釣りゲームしよっ!」って言われると困りモンです。まあ、これまでもそうでしたから慣れてはいますけど。(-。-;)
嫁さんも含めて4人揃わないとやらないようにしているので、結局は週末だけのお相手で済むのですが、まあ、期待していた通りの反応で、親としては大満足でした。(^。^)
(11歳の娘の反応)
万人向けのゲームですね、このゲーム。この年頃になると、運だけのゲームであんまり簡単なのだと逆にやりたがらなくって、家族で遊ぶ時にやりたがるゲームが下の娘と違って困る時があるのですが、このゲームなら両方とも満足指数100%です。穴をズボッって開けるのが楽しんですって。まあそのうちに飽きもくるのでしょうが?
もう少し慣れてきたらオリジナルハウスルールを加えて、難度を少し高めて遊んでもいいかもしれません。そうしたルール腹案は2つほど考えてます。娘たちが気に入ったらそのうちに報告するかもしれません。
(母親の反応)
母親の反応は、一番最初は「なんか面白みに欠けるゲームねぇ」 。 こいつ子供心って全く無いんか!(ーー;)
そのくせゲームの方には結構気に入って参加してくる。これはまあ嬉しい事だ。
ところがそれでも「穴いちいち開けるの面倒ね!」。 おまえ、そこに期待感があって楽しいんだろうが!
挙句の果てが、一度釣った穴に2度3度と釣り竿を垂らす。そんなん磁石でくっつけてるんだからもう残ってないって!。ところが何度も釣り竿を箱の底で動かしているうちの隣の釣り場の魚がくっついてくる。それが1度ならず2度3度。なんたることだ!それはゲームの主旨とは違うだろうが!
ところがルールブックにはそれを禁止とは書いてない。おかげで嫁さんの釣り方が我が家での基本テクニックとなりつつある。悔しいが嫁さんの釣り方の方が効率はいい。でもそれだとゲームとしての面白みに欠ける。とうとう嫁さん自身が「これ禁止しようか?」って言い出した。
我が家ではゲーム入手わずか2週間でオリジナルルールができつつある。
※このゲーム、かなり頑丈にできてるのですが、それでも何回も遊ぶうちに箱がかなり劣化消耗するゲームです。もし購入されたら長く遊ぶために是非補強を行うべきです。我が家でもまず箱中央部に補強用の丸棒を4箇所付け足しました。
おばけの階段 | 4〜6人 | 対象年齢:5歳以上 | Drei Magier |
遊び方はスゴロクと同じです。サイコロを振って、出た目だけ自分の駒を進めます。最初に一番上に着いた人の勝ち。
でも、サイコロ6面の内2面がおばけ絵です。おばけが出ると、誰でもいいので子供駒一つにおばけの駒をかぶせます。
見た目も可愛いおばけの駒。この駒の中には磁石が付いてます。そして子供駒の頭にも磁石が付いています。おばけの駒をかぶせると磁石同士がくっついて、子供駒が見えなくなってしまいます。おばけになってしまうともう元には戻せません。
サイコロを順番に振っていくと、すぐに全部の子供駒がおばけになってしまいます。おばけ駒の外見は皆同じ。自分の駒がどれかをしっかりと覚えておきましょう。
でも、さらに大変なことが起きます。全部の駒がおばけになった後、さらにおばけの目が出たら、サイコロ振った人は好きな駒同士の位置を入れ替えできます。トップにいた駒が入れ替えでビリになることも!。でも焦らないで。直ぐに挽回のチャンスはやってきます。自分の駒の位置だけはしっかりと覚えておきましょう。
こうして駒の場所が次々と入れ替わります。最初は駒の位置を覚えているつもりでも、いつしか場所があいまいになってきますよ。あれ?左右どっちだったっけ?
自分の駒と思っている駒を、別の人が前に動かしている。ひょっとして自分の記憶が間違っているのかな?
自分の駒だけを覚えていればいいので、簡単そうに思いますが、おしゃべり・笑い合いながらゲームしていると意外と駒が判らなくなるものです。
一度見失いともう大変。人の動かし方から自分の駒を推理しますが、他の人も判らなくなっているので、大抵は復活不可能かな?
見失った時は他の人をも混乱させるように振舞うと面白い。ゲームは10分足らずで終わるので、ど真剣になるより適当に楽しみましょう。
標準のゲームは4人用ですが、追加オプションを加えると6人まで遊ぶことができます。追加延長コースも入っているので、是非5,6人で遊んで見てください。人数が多いほど混乱度合いもUPしてさらに楽しめること請合います。
わいわいがやがや騒ぎながら遊ぶと楽しいゲームです。
(ゆうもあご家族の反応)
簡単なゲームなので、初めて来場されたご家族によく遊んでもらうゲームの一つです。
なんたって、おばけの駒や子供駒が可愛くってステキです。それに、子供がおばけを驚かせに出かけるって設定も大好きです。
ご家族で遊んでも、皆さんの性格が結構よく出てきますね。のんびりタイプの方は、勝負そっちのけでおしゃべりに夢中。で、当然最初に見失うのはこのタイプの人ですが、この手のタイプの人がいらっしゃるとゲームは盛り上がります。笑いが絶えません。
大人の方が、特に奥様方がおしゃべりに夢中になるようです。どちらかと言うと、子供の方がしっかりと見ているようです。
でもしっかり覚えているつもりが、どこかで間違って人の駒を動かしていたりすることは良くあります。間違っていても短時間ゲームなので笑いあって楽しめます。
おばけの駒ですが、ミッドナイトパーティーのおばけヒューゴー君とどことなく似てますね?ドイツのおばけって、皆可愛いのでしょうか?
(バリアントルール)
自分の駒の位置を覚えているだけのゲームですので、簡単と感じる場合には、バリアントルールを採用します。
それぞれ自分の駒の色を示すチップを目の前に置いているのですが、おばけの目が出た時に、駒を入れ替える代わりに、駒色チップを
交換してもかまいません。
このルールを入れると、自分の駒の位置を覚えるだけでは駄目。他の色の駒の位置も覚えておかないといけない。かなり難しくなります。
ゲームに慣れてこられたら、ゲームの雰囲気を変化させるつもりで試してみられるといいでしょう。