だからなのかもしれませんが、午前中は参加者少なかったです。
スタッフ含めても20人程度。使われているゲームテーブルが2つだけ。
ここまで人数が少ないのは、かって一度も無かったと思います。でも、午後からはそこそこの参加があり、最終的には、スタッフ含めて46名の参加者となりました。午後からの参加者はいつもとほぼ変らずってところでしたね。
初参加者は13名。
いつもはゲームテーブルに入らず、インスト専任する私ですが、午前中は本当に人数が少なく、私がインストする場面も皆無。なので、メインスタッフ3人で“Vorpals”を遊んでました。このゲームの紹介も下の方で書いておきます。
午前中に遊ばれていたゲーム
プレーヤーが行うことは、12枚持っている数字カードからどの1枚を出すかを選ぶだけ。出したカードは使い捨てなので、手持ちのカード枚数はどんどん減っていきます。12枚使い切ったらそこでゲーム終了。非常に簡単なゲームなんです。
カードは全員一斉に出します。一番大きな数字の人から前に進みますが、同じ数字の人が複数人いた場合は、最後列の人1人だけが前に進みます。列の先頭の1つ前のマスにコマを進めます。進んだマスに象のウンチがあると、マイナス3点。踏んづけないように前を良く見て進みましょう。
数字の大きい人順に前に進んでいきます。数字は11〜0。同じ数字を出した人が複数いた場合は、その中で一番後ろの人一人だけが前に進み、他の人はその場に留まったままです。
そして0のカードを出した人は誰も前に進みません。現在地に留まるカードです。なので前に進みたく無い時に出しましょう。
前に進まなければウンチを踏む心配はありませんが、行列の後ろにも危険が迫ります。列の最後尾には常にサイの“マンボー”くんがぴったりついてきます。最後尾の人のさらに後ろには“マンボー”、という並びです。
もし、列最後尾の人(つまり“マンボー”の直前の人)が前に進むと、“マンボー”はその時の列最後尾の人めがけて突進。角に突かれた最後尾の人が突進したマス数マイナス点となります。
また、人気者の“カリ”くんの動きもみんなを惑わす動きをします。
前のウンチと後ろの“マンボー”を睨みながら、誰が幾つくらいの数字を出すか予測してカードを選択してください。
簡単なゲームながら、予想外の動きや思い違いが飛び出し、笑いとため息が絶えないゲームです。
使用するカードは40枚。カードの数字は、1〜30まで各1枚と、11〜19だけは各2枚づつあります。それとオールマイティカードが1枚。
これらのカードから20枚を選び、ランダムにコール。コールされた数字を記入していって、昇順(同数もOK)に並んだ数によって得点を競います。最大数は20個の昇順(または同数)なんですが、20個全て予測して昇順に並べるのが現実的に不可能に近い。だから、どの程度の並びを狙うかが大事。
カードの引きによる運の要素が大きいですが、ゲーム経験の度合いが結構結果に影響してきます。
ミニゲーム大会開催後も、個別にストリームスを遊ばれているグループもありました。多人数でも遊べますし、2,3人でも楽しく遊べるゲームです。
【クラウド9】
午後から2家族6人グループの方がいらしたので、幾つかゲームを紹介しました。
クラウド9は、気球に乗って空を目指すゲームなんですが、天空まで登り切れることは少なくて、途中で落下することが多い。それを見切ってどこで降りるかどうかを判断するゲームです。
気球に乗って、手番の人がダイスを数個振る。ダイスの数は最初は少なく、空高くなるにつれダイス数が増える。
ダイスで指定された色のカードを手番の人が出せれば気球は空高く昇る。でも指定カード出せなければそこで落下。
手番以外のプレーヤーは、落下する前に降りるか、それとも手番の人を信じて気球に乗り続けるのか?2択です!
降りた人は、その時点のポイントを稼ぐ。当然、より高くまで昇った方がポイントは大きいので、ギリギリ勝負するのですが、手番の人の表情や、それまでに出したカードの色(出せなかったカードの色)なんかを参考に判断する。
こうして誰かが50ポイント稼いだところでゲーム終了します。
今回のゲームでは、序盤、ちょっと昇っては落下を繰り返したため、点差がさほど広がらず、手番があまり回らないため全員カードを沢山貯め込んだ状態。なので、後半はどんどん気球が上昇しました。
ご家族で遊ぶ場合の注意点は、小さなお子さんは自分のカードを上向きにして見がちなので、両隣に丸見えになること。そこを注意しながらのプレイになりました。
【Vorpals】
国産同人ゲームでも面白いゲームが沢山作られるようになってきました。このゲームもその一つ。
カードゲームで持ち運びが簡単で、ルールがそれほど複雑でなく、40分程度で遊べてしまうところがなかなか良いです。今日は午前中の参加者が少ない時に1回、そして例会後のスタッフ&ヘルパーだけの場で1回、合計2回遊びました。
非常に面白かったし、難度高い思考ゲームですが短時間で遊べるってことで、ここでも紹介。
まず自分が使いたいカードをドリフト方式で6枚(1回目は5枚)選択。ドリフト方式とは、欲しいカード1枚だけ手にし残りを隣の人に回す、反対隣からも自分にカードが回ってくるので、また1枚だけ選んで残りを隣に回す。これを繰り返してカードをセレクトする方式です。
複数枚欲しいカードがあっても取れるのは1枚だけ。この先どんなカードが回ってくるか判らない中でカード選択するのが悩ましい。最近では、7WONDERがこの方式です。
ドリフト選択したカードの中から、使いたいカードを4枚セレクト。カードにはそれぞれ、使用金額と能力があり、能力が高いカードは高額です。所要金額は限られてますので、どのカードを使用するかを悩みます。
各プレーヤーがセレクトしたカードを公開して、プレーヤー間で戦闘やカード能力を駆使して、得点やお金を稼ぎます。
これを4ラウンド繰り返し、稼いだ総合得点を競うゲームです。
最初は何をしていいのか判らないかもしれませんが、カード能力自体はそれほど難しいものはありませんので、どのような作戦を展開するのか?お金とカード選択の兼ね合い。左右の人の動きも予測しながら、隣の人に回したくないカードは自分が使うつもりがなくとも押さえるプレイを行うなど、深い駆け引きが楽しめます。
写真を拡大して見てくださいね。プレイ中もみんな笑顔で遊んでます。 |