本日の参加者は、一般参加者56名、スタッフ10名、総勢66名でした。内初参加者は8名。初参加のグループは1家族のみで、他の4名は、ご家族の方が初めて一緒に来られたケースでした。
これまではお母さんと子供さんだけだったけど、初めてお父さんも一緒に来られたご家族や、その逆。これまでは小学生の子だけだったけど、上のお姉ちゃんも一緒に来てくれたご家族。いろんなケースがありますが、ご家族みんなが楽しめると思うからこそ誘ってくれていると思ってます。
ゲームは1人よりも2人。2人よりも3人、4人、5人と沢山で遊んだ方が楽しいし、遊ぶゲームの種類も多くなります。ご家族でゲームを遊ぶ楽しさを知ってくれたら、ご家庭でもゲームする時間を今以上に作ってくれるかもしれない。
ゲーム普及を目的としている“ゆうもあ”としてはご家族全員がこの日を楽しみにして来てくれるのが何より一番嬉しいです。
遊んでみた感想ですが、子供コマを動かすのはさほど難しくはありません。コマも厚くしっかりしているので、よっぽど乱暴に動かさない限り倒れはしません。でも磁石は要注意。
磁石の位置は自由に動くようになっているようなので、遊ぶ前にボードを前後左右に振れば毎回違う位置に磁石が来るようです。
磁石だけは運不運があるので、一度引っかかった場所はしっかり覚えておくようにします。
材料の釜への投げ入れですが、成功確率50%程度でしょうか?子供コマを早く動かしすぎると失敗するようです。それにコースがずれると確率が落ちます。ゆっくりじっくり狙いを定めて!
中央の火点火ですが、これはかなり難しい。ちょっとでもコースがずれると失敗します。幾度かチャレンジ後ようやく成功。中央の火のレバーが持ち上がり着火完了。視的ギミックが最高のゲームですね。
ミニゲーム大会
恒例のミニゲーム大会、今回はパーティーゲームを2種遊びました。
“紙飛行機順位当てゲーム”と“単独最小数字当てゲーム”の2つです。ゲーマーの方にとっては、それぞれ、“ラックオー”と“カウントダウン”と言い直した方がピンとくると思います。
参加者は、25名。小学生の子供たちが半数、中学生〜大人が半数って感じでしょうか。
教室形式に並べられた机に座り、各自に回答シートが渡されます。こういう形式で遊ぶのは初めての人も多く、皆さん進行役のゲームマスターの説明に興味津々!
【紙飛行機順位当てゲーム(ラックオー)】
参加者の中から抽選で選ばれた5名の方に、紙飛行機を折っていただき、飛行距離を争っていただきます。その順位によって得点が決まります。
一方それ以外の人は、誰の飛行機が1位になるのか、2位になるのか? その順位を1位から5位まで予想します。予想順位が当たれば得点を貰います。
はい、下の写真5名が選ばれた選手たちです。誰が折り紙上手そうでしょうか?
飛距離を争うのですから、飛行機の芯をしっかり作り、細長い飛行機が有利。後は投げ方の問題。と立場的に冷静に分析できる私ですが、急に指名されて紙飛行機を折ることになった5名は大変。当然のことながら、紙飛行機の折り方を忘れている人もいる。
それでも出来上がった紙飛行機を見ると、5人とも似たようなスタイルをしている。
紙飛行機の概観は同じようなものなので、順位を当てる方は難しい。でも1機だけは芯となるセンター部分がしっかりしていない。これは最下位だろうと予測する。同じ形状の飛行機でも、男の子の方が投げるのは上手ではないか。とも予想する。
他の参加者も皆さんあれこれと予想して紙に予想順位を記入。
いざ、勝負!一人ずつ順番に紙飛行機を飛ばす。その落ちた場所で順位を決めていきました。
予想とおり1位、2位とも男の子。
5名とも全部正解したのは1名だけ。意外と皆さん予想が外れたみたいです。この1名と、紙飛行機で1位になった男の子が最高点の5点を貰いました。
今回は全体パーティーゲーム。ゲームマスターの説明を聞いています。 |
さて、誰の飛行機が一番遠くへ飛んだでしょうか? |
【単独最小数字当てゲーム(カウントダウン)】
続いて、数字のゲームです。
参加者全員が1以上の整数を一つ紙に書きます。その中で一番小さな数字を書いた人が1位になります。ただし、同じ数字を書いた人が複数いると失格になり得点はありません。つまり、単独で一番小さな数字を書いた人が勝ちになります。
得点は、1位が5点、2位が4点、3位が3点、4位が2点、5位が1点です。
このゲームを3回続けて遊びました。ゲームルールの詳細はこちらに記載しておりますので、興味ある方はご覧ください。
1回目のゲームでは、一番大きな数字が“13”。以降、“12”、“7”、“5”、“2”が単独で残った数字でした。つまり“2”を書いた人が5点ゲット。
“1”を書いた人は6名いました。
2回目は、1回目の経験を踏まえて数字記載されましたが、意外なことに“5”以下に人が集まり、“6”以上は6名だけ。誰もが大きい数字に逃げるだろうから、その裏をかいて小さな数字にしたつもりなんでしょう。小さな数字を記入した人は誰も得点ありませんでした。
誰ともバッティングしなかったものの、“15”の人は小さい数字から6人目なので得点はありませんでした。
いよいよ3回目、これで全てのゲームが完結します。
2回目の経験から数字がばらつきました。一番大きな数字である“13”も2名がバッティング。以降ほとんどの数字が複数名でバッティングし、“9”と“3”だけが単独の数字。“3”の人が5点。そして“9”の人が4点。それ以外は全員がゼロ点。
左の写真が、3回全ての結果記録です。3回とも“1”書いた人が2人いました。どちらも男の子。!(^^)!
“紙飛行機順位当てゲーム”と“単独最小数字当てゲーム”、2つのゲームの得点合計で8点だった初参加の女性(右の写真)が優勝しました。
“紙飛行機順位当てゲーム”では選手として出場したものの、5位で1点でしたが、“単独最小数字当てゲーム”3回目に5点とそれ以前にも2点を取っており、合計点数は8点。
賞品をお渡ししました。
【髑髏と薔薇】
一般のゲームサークルで最近人気の新作ゲームです。
ジュースを置くコースターのような丸い円盤カード。これを1人4枚づつ持ちます。
円盤は髑髏の絵が1枚と薔薇の絵が3枚。ゲームで使う道具はたったこれだけです。
各人好きな絵柄を1枚伏せてゲームスタート。
自分の手番では、円盤カードを追加して1枚伏せるか、それとも薔薇枚数をコールするかのどちらか。
薔薇枚数をコールした人は、カードをめくる権利を得る。でもめくれるのは毎回1名だけ。誰かが薔薇枚数をコールしたら、手番順にコール数字を上げるか降りるかの2択。
枚数コールで1番大きな数字をコールした人だけが、カードをめくる権利を得ます。
まずは自分のカードを全部めくります。その次に他人のカードをめくります。どこかの時点で髑髏の絵が出たらチャレンジ失敗。連続して薔薇の絵ばかりをコール数だけめくったらチャレンジ成功。チャレンジを2回成功させた人が勝利になります。
ちなみにチャレンジ失敗した人は、自分のカードを1枚失います。
相手の心理を読み、時には裏をかいての駆け引きが楽しいゲームです。
【ピクショナリー】
“ピクショナリー”は、絵を描いて回答を引き出すゲームです。詳細なルールはこちらを参照ください。
さて、今回はどんな絵が出てきたのでしょうか?一例を2つほどご紹介します。
ゲーム展開は、抜き抜かれつの混戦レース。一番盛り上がる展開でしたね。
ゲームが随分と盛り上がってましたので、横で見ていた小学生メンバーが続けてピクショナリーを希望してきました。先ほど遊んでいたメンバーから2人が続けて遊びたいってことで、今度は3人づつのチーム2つ、合計6名でピクショナリーを続けて遊びました。
【DIXIT】
いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
ミニゲーム大会終了した直後からは、時間終了まで、私は“ピクショナリー”のゲームマスターを務めておりました。
今回、参加者のリクエストにより、“ピクショナリー”を持参していたのですが、リクエストされたご本人とは別の常連参加者が見つけ、ミニゲーム大会の後リクエストいただきました。
その場で参加者を募り、10名で遊びました。
ピクショナリーは、チームで遊ぶちょっと珍しいパーティーゲームです。10名でしたので、3名、3名、4名の3チームに分けました。
トランプを利用して無作為にチーム分けしたのですが、意外なことに各チームとも気心の知れた仲間と組むチームになりました。
ご家族参加者チーム、大人姉妹+小学生チーム、ゆうもあスタッフの中高生子供たちの3チームに分かれました。
どんな絵を描いてもいいのですが、文字や記号はダメ。そしてアクションも当然禁止。純粋に絵で答えを引き出します。制限時間は約1分。最初は難しく思えますが、チーム内での連携ができてくると、なんとなくコツが判って1分もあればじっくり絵を描き、正解を引き出すことができるようになってきます。
全チームが一斉に同じ問題を行う“オールプレイ”と、1チームだけが取り組む“シングルプレイ”とがあります。“オールプレイ”は各チーム平等にチャンスがあるので、当然気持ちも盛り上がりますが、“シングルプレイ”にこそ面白さの核心があると私は思っています。
答えるチーム以外は回答を知った上で、回答チームの絵と回答を見て笑いあったり、絵を感心したり、うなづいたりするのです。上手な絵でも頓珍漢な回答が出てくることが度々。その都度大笑い。
難しいお題を見事当てた時は思わず拍手!そんな微笑ましい情景もこのゲームの良いところです。
左側の絵は、「懸垂」。小学生の男の子が描きました。
右側の絵は、「速達」。姉妹+小学生チームへの出題です。なかなか上手な絵でした。
どんなゲームにも慣れというものがあるのですが、初体験のはずの常連ご家族が最初は快調に飛ばします。その一方、姉妹+小学生チームが出遅れ。でも、中盤から、出遅れていた姉妹+小学生チームが連続正解でぐんぐん差を詰める。
スタッフ子供チームは比較的順調でトップか2位に位置をキープ。全体の3/4を過ぎたところで、それまでトップだった常連ご家族チームを追い抜いて、ゆうもあスタッフ子供チームが最初に最終マスへ、続いて姉妹+小学生チームも最終マスへ。最終マス問題で正解だったら優勝って状況で、常連ご家族チームが2度ほど正解して追いかけるものの、スタッフ子供チームが最後締めくくりました。
その時の様子が左の写真。残念ながら終了時間まで20分しかなかったので途中時間切れになっちゃいました。もしよろしければ次回もチャレンジください。
【キャントストップ】
ダイスを使ったバーストゲームです。ダイスゲームならではのドキドキ感と、バーストゲームならではの直感判断力が問われるゲームです。
ダイス振りに成功している間は振り続けられますが、失敗するとそれまで進めたコマはリセット。どこまで振り続けるのか?どこでやめるのか?熱くなること請け合いです。
ダイス4個振って出た目を2つづつ足し合わせます。組み合わせはいく通りかありえますがどれを選ぶか?
選んだ組み合わせ(2つの数字の合計)の数字のコマを1つ上に進めます。ダイスは4個なので数字は2つ。それぞれのコマを進めます。もし数字が2つとも同じであれば、1つのコマを2つ上へ進めます。
ダイス4個を振り直します。先ほどと同じように、数字を組み合わせて合計できた数字のコマを上に進めます。
動かせるコマは3個のみ。この3個のコマのどれかを動かすことができれば成功。続けてダイスを振れます。でも、3個のコマどれも動かなければ失敗。この手番で進めたコマは手番の前の状態にまで戻されて手番終了となります。
順繰りにこれを繰り返し、一番最初にゴール地点へコマを3個進めた人の勝ち。
素早い足し算能力が必要ですが、1桁の足し算なので小学生低学年でも充分に楽しめます。算数の頭の体操にもいいかもしれません。
短時間で盛り上がれるゲームなので、遊びたい方はお声掛けください。
2010年度のドイツゲーム大賞受賞したコミュニケーション系パーティーゲームです。
パーティーゲーム系のゲームがドイツゲーム大賞を受賞することは珍しいのですが、誰でもが簡単に遊べ、それでいてメンバーが変わるごとに展開も変化する奥行きの広さが大賞として選ばれた理由ではないでしょうか。
ゲームの基本は、手番の人が出したカードをヒント情報から見つけ出し、同時に他のプレーヤーを自分のカードに誘い込むゲームです。
まず手番の人が自分のカードを見て、何かコメントをみんなに言います。コメントはカードの印象でもいいですし、カードの説明でも、カードから連想する物語でも何でも構いません。
残りのプレーヤーは、手番の人が発したコメントに合致する自分のカードを場に出します。
手番の人のカードと他プレーヤーのカードを全て集めてテーブルに並べ、手番の人のカードを当てると得点がもらえます。もし外すと得点はもらえませんし、間違えて指定したカードの持ち主に逆に点が入ってしまいます。
手番の人の性格も考えながらどのカードが正解か見極めることが大事ですが、やはり自分の出したカードに間違って投票してくれるのが一番嬉しいですね。
カードの絵柄も非常に綺麗で、女性たちにも好評です。基本的には物語に出てくるような不思議な絵が多いので、このカードを利用していろんな物語をつむいでみるのも楽しいかもしれません。
今月私が遊んだゲーム
今月私が遊んだゲーム :小さな魔法使い、ブランノワール。例会終了後のスタッフだけの場で、7ワンダー2回、ON THE DOTを遊びました。
インストしたゲーム :スコットランドヤード、スナップショット、惜しい、ワードバスケット、ことば博士、マングローブ、ネコとネズミの大レース、リズム&ボール(ウィー・ウィル・ロック・ユー)、ディクシット、小さな魔法使い、ディクシット
、ヒットマンガ、ドラゴンディエゴ、カヤナック、FITS、ピクショナリー、ピクショナリー
ご家族や友達同士で時間をたっぷり使って遊ぶのに良いでしょう。
泥棒がどちらに逃げたか推理して、警官チームで追い詰めていくゲームです。
玉がコロコロと転がり進む(戻る)ところが子供たちに人気です。
おしゃべりに興じていたお母さんをお誘いして一緒に遊んでいただきました。
デザインの美しさに目を惹かれますが、ゲーム性も充分楽しめます。
ネコに追いつかれる前に穴に逃げ込みましょう。逃げ込むタイミングが大事です。
絵柄を見て、指定されたコマを最初に取るゲームです。
各自決められたポーズを覚え、自分のポーズを示されたら、次は別の人のポーズで順番を回してください。テンポが大事です。
同じメンバーが今回も好んで遊んでおりました。
マンガのふきだしが空白になっているので、カードを読む人は即席で適当なふきだしの言葉を言わねばなりません。