4歳の子では、まだ数字を数えるのが精一杯です。サイコロの目を見てその数だけ駒を進めるスゴロクゲームでも、最初は難しいのです。とにかくゆっくり、のんびり付き合うしかないですね。
それでも、この年でもできるゲームはあります。絵合わせパズルなら3歳からでも十分できます。が、大人にとってはちょっとつまんないものです。
子供の子守り気分で、子供の喜ぶ顔見たさで遊ぶのが親でしょう。
でも、中にはあるんです。大人でも楽しめるゲームが。
子供が寝てから大人だけ、夜更かししても楽しいゲームの数々を紹介しましょう。
ラビリンス | 2〜4人 | 対象年齢:4歳以上 | ラベンスバーガー |
次々に変化する迷路の中を、宝物探索するゲームです。
自分の手番には、毎回どこか1個所に迷路タイルを突っ込みスライドさせます。
するとあら不思議。迷路の構成がさま変り。思わぬ通り道が出来るかと思うと、はたまた通行止めになってみたりと予想も付かない変化を繰り返します。
変化する迷路から指定された宝物を早く探し出した人が勝利を得ます。
パズルを解くような気持ちで遊ぶ子供が、大人顔負けの推理力を発揮するかもしれません。大人と子供との差が出難いゲームの代表格でしょう。
日頃使わない脳細胞をフルに回転して、子供と楽しんで下さい。
(5歳の娘の反応)
本来のルールでは、迷路がつながっているかぎり一度にどこまででも進めるのですが、娘と遊ぶ場合には、一度に1駒しか進めないルールで遊びます。
子供と遊ぶ場合にはオリジナルルールにこだわる必要は無いと思います。
要は、子供と大人との差が付かないで、なお且つ大人でも悩む程度のゲームの方が面白いと思います。この辺は柔軟にルールをアレンジしてもいいでしょう。
4歳までは、上に書いたような簡単ルールで遊んでましたが、5歳になって、迷路が行き止まりにならない限りどこまでも一度に進める本来のルールに変更しました。すると、子供は今度はこちらのルールの方で遊びたがりました。自分が出来る範囲であれば、子供でも難しい問題を解く方が好きなようです。
毎回変化する迷路を予測は出来ませんが、それでも私とそれほど変らない時間で娘もゲームをクリアします。子供と思っても、結構やるもんだと感心するのは親バカ?
何故か娘の今一番お気に入りのゲームになってしまって、時間があればこのゲームを持って来る子供が可愛い。
小さな子供に遊びやすくする方法としては、
手持ち5枚の内どれから集め始めてもOKとする方法。
最後にスタート地点に戻るのはやめて、5枚集めた時点で勝利とする方法。
等いろいろ試すのもいいでしょう。
ハンディを与える手法として他には、親は6枚、子供は4枚でスタートする方法も我が家では試してみました。
アクロバットタワー(STACROBOTS) | 2〜4人 | 対象年齢:3歳以上 | ラベンスバーガー |
アクロバットタワーは、人型のパーツを崩さないように積み上げていくバランス系のゲームです。
小さな子供とゲームで遊ぶなら、絵合わせゲームかバランスゲームが最右翼でしょう。
動物の絵やアニメの絵が描かれた絵合わせ系のゲームなら1〜2歳くらいから遊べますが、大人にとってはゲームとして楽しい物ではありません。
ところがバランス系のゲームなら、大人だけで遊んでも結構面白いゲームが多数あります。
有名な所では木片を抜き取っていく「ジェンガ」がスリル満点ですが、ここで紹介する「アクロバットタワー」なら3歳くらいから十分に大人と仲間入りして遊べます。
2〜4人が順番に手持ちの人型パーツを引っかけながら、落とさないように積み上げるゲームです。微妙なバランスで吊り合い崩れそうで崩れない時や、思わぬところが動いて一気に崩れ去るアクション性が大人子供問わず楽しめます。
小さな子供だけでも一生懸命積み上げようと頑張りますし、色もカラフルで見ているだけでも楽しめます。
(5歳の娘の反応)
上の娘へのクリスマスプレゼントで貰った物ですが、下の娘の歯固め玩具の代わりにも使われ、我が家では最も長期間使用されている玩具の一つでしょう。
おかげで一部手足が折れてしまってますが、2歳頃には本来の使われ方で遊ばれ出し、3歳には立派にバランスゲームの楽しみを味わっておりました。
ルールでは片手しか使用できないのですが、小さい頃は両手OKで遊ばしており、そろそろ片手のみに制限する時期かなと思っております。
実は“アクロバットタワー”、今の日本にはもう売ってないのです。何人かの人からページを見て買いたいとのメールをいただきましたが、残念です。
でも、右の写真の“STACROBOTS”なら今でも入手可能です。同じ人型パーツですが、頭の部分が丸くなっており、引っかかるが突き刺してバランスは取りづらい。
アクロバットタワーより一回りサイズが大きいので、積み上げるとかなり大きなサイズになる。
4歳の子でもできるゲームとして1番良く遊んでます。
自分の手番には、場札と同じ色カードか同じ数字・マークカードを手札から1枚出します。出せるカードが無い場合には、山札から1枚カードを引きます。
最も早く手札を無くした人の勝ちです。
トランプでも似たゲームを良く遊びましたが、国際大会も開催されているようで、最も知名度の高いカードゲームの1つでしょう。
単純なゲームのように思われますが、ルールに従って得失点数を記録してプレーしてみると、考えていたよりも熱中してしまいます。
小さな子供達と遊ぶ場合には、得失点を考慮せずに単純に何回勝ったかを競うだけで十分楽しめます。
(5歳の娘の反応)
子供がなじみ易いように我が家では、ディズニーUNOカードを使用してます。そのおかげか、このゲームだけは早くから皆の仲間入りして楽しんでます。
残り1枚となった時に発する「UNO」のコールも身につき、ドロー2、ドロー4(両方とも次の手番の人が2枚、4枚カードを取らされます)のカードが来ると素直にニコニコするので、直ぐにどんなカードが手に入ったのか判ってしまいます。
さらに、自分の手札を隠す事が身につかず、他の人に見えるように手に持つ癖が直りません。おねーちゃんは、そこを覗き込むのでいつも叱られてますが。(^^)
それでも何故か勝率が一番良いのは下の娘です。やはりどうしても親は小さい娘に甘くなってるのかもしれません。
みつけてピカチュウしっぽでバンバン | 2〜4人 | 対象年齢:4歳以上 | TOMY |
子供に大人気のピカチュウのゲームです。
右の写真の回転ボードに出た絵と同じポーズのカードを見つけ出して、吸盤付きのギザギザしっぽでカードをゲットするゲームです。
ピカチュウは、耳、目、そして足それぞれ3ポーズづつあり、全部で27種類のピカチュウカードがあります。笑ったピカチュウ、怒ったピカチュウ、耳が寝ているピカチュウとほんの少しづつ違ったポーズをとっており、良く見ないと見分けがつきにくい。ゲットしたカードは目の前に並べておき、早く5枚のカードをゲットした人が勝ちです。
もし、他人が一度ゲットしたカードでも、再度回転ボードに指定されればしっぽでたたいて奪い取る事もできますので、大逆転もありえます。
間違ったカードを取った場合にはペナルティがありますが、小さな子供の場合にはペナルティ無しにするなど、年齢に合わせて適当にルール変更すれば家族全員で遊べます。
キャラクター商品ということで、はやりすたりがありますが、家族ゲームとしては出来の良い玩具ではないでしょうか。何回もやっているとカードが傷んできますし、時間が経てば吸盤がくっつかなくなるでしょうから、それまでは家族で十分に遊べると思います。
(下の娘の反応)
娘の年齢は5歳ですが、このゲームなら4歳の時にも喜んで遊んだろうなと思います。小さな子供でも、題材がピカチュウのせいか見つけるのが早いです。うかうかしてるとあっという間に取られてしまいます。
こうしたパターン認識系のゲームってのは、子供でも大人とそれほど差がつき難いので、家族で遊ぶのにはうってつけですね。
親が見つけるのを妨害すべく、ぎざぎざしっぽをわざと人の目の前で振り振りする。
こんな小さい子なのに、なんて悪どい技を身につけているやら。親だから許すけど、友達にまでしないようにしつけとかないといけないな。(ーーメ
道具として、赤鉛筆と新聞紙、それに時計があればOKなゲームを紹介。
チャレンジランキングの一種目の「の」の字さがし というゲームです。
ピカチュウしっぽでバンバンと同様、パターン認識ゲームの一種ですが、こちらは集中力を要するゲームです。
ルールは定められた時間内に、新聞紙から活字の「の」の字を見つけ印を付けます。
一定時間内に兎に角たくさん「の」を見つけた人が勝ちです。
まずは、新聞紙1枚の半分を広げます。
スタートの合図とともに、赤鉛筆で「の」に丸を付けます。
ひらがなの「の」の字だけを見つけます。カタカナの「ノ」の字は駄目。「の」でさえあれば字の大きさは問いません。
制限時間内に、見つけた数だけが得点になります。
チャレンジランキングのルールでは、時間は1分間とされていますが、我が家では、オーブントースターのタイマーを使用して遊びますので、2〜3分でやってます。
時間はお好みの長さでやればいいでしょう。
新聞のページは、どのページでもかまいません。
プレーヤーが使用するページを自分で選んでも良いと思います。ただし、選ぶ時に「の」を探さないように注意しなくちゃ、公平でなくなりますが。
どのページでもそれほど損得は出ませんが、株式ページにはさすがに「の」は少ないです。テレビ欄にも「の」はありますが、あまり見つけ易いとは思いません。
一般ニュース欄やお堅い政治欄や社説欄の方が見つけ易いような気がします。
どんなページに「の」が多いか、一度お試し下さい。
チャレンジランキングって何? って方はこちらをクリックして下さい。チャレンジランドってページにリンクしてます。
(娘の反応)
このゲーム、「の」の字が見分けられれば何歳でも出来ます。子供が文字に興味を持ち出した時ならOKでしょう。
我が家でも娘が4歳の時から喜んで遊んでました。
ですが、このゲーム、かなり神経集中が必要になります。先にも述べましたように、1回2〜3分程度の時間でやってましたので、小さな子供の場合には直ぐに疲れて集中力がなくなります。
子供の方は何回でもやりたがりますが、疲れが目に付きますので、3回くらいやると母親からクレームが入り、いつもそこでゲーム終了させられてました。(^^;)
5歳頃からもう少し長持ちするようになり、持久力も成長してきたと喜んでます。
ピカチュウバンバンと違い、このゲームでは親が有利です。何故、ピカチュウバンバンでは互角なのに、「の」の字では親が勝てるのか理由が判りませんが、たぶん、文字そのものへの慣れが差を生むのかもしれません。
それでも娘達は好んでこのゲームをします。スタート時間に差を付ける事で子供にハンディを与える事も簡単にできますので、家族全員で一緒に遊べるゲームです。
バランスゲームの名作ジェンガです。
これほどシンプルでかつバランスのとれたゲームって他にはなかなか思い当たりません。
随分と昔からあるゲームですが、今でもベストヒット商品の一つなんでしょう。どこでも売っていて簡単手に入るゲームで、ルール説明もいまさら必要ないくらいポピュラーなゲームです。
恐らく普通のご家庭でも、持っておられるところも多いのではないでしょうか?
でも念のため簡単なルールのご説明だけはしておきましょう。
自分の手番にすることは、左右どちらか片手だけで、ジェンガの木片1片を抜き取り、一番上に積み重ねるだけです。このとき万が一ジェンガを積み木を崩した人が負けとなります。
片手であればどの木片を抜き取ってもかまいません。
写真で見るとしっかり積み重なっているように見えますが、微妙に木片の厚さが違っていたりして、指で押すと動く木片があります。全体を崩さないようにこの木片を抜き取ることが最大の目的です。
抜き取った木片は上に積み上げていきますので、慣れてくるととんでもなく高く積みあがって、見ているだけでも崩れてきそうな状態にまでなります。
本当に抜けそうなところがなくなって、なんとかやっと抜き取って次の手番の人に回したら、もう自分には回ってこないだろうと安心するのですが、意外や意外、そうした時には決まってもう一度回ってくるんです。みな「自分にはもう回ってこないで」って祈っているのが聞こえてきそう。
このスリル感こそ、ジェンガの最大の魅力です。
そして崩れた時のなんとも言えない喪失感は、遊んだ人にしか味わえない醍醐味です。
このジェンガ、全部同じ木片の普通のジェンガ以外にも、右写真で紹介しているウルティメイトジェンガってのもあります。これは木片に黒、赤、ノーマルと3種類あり、ダイスにて指定された木片だけしか抜き取れないことになっています。
我が家にあるのは、このウルティメイトジェンガです。
本当のスリルをい味わうのには、オリジナルジェンガで、これでもかってくらいに積み上げるのが一番面白いのですが、ジェンガってかなり熟練度もものを言いまして、小さな子供ではどうしてもそこまで続けられないようです。私とやったら娘が毎回負けるのは目に見えてます。
そこで我が家ではウルティメイトにしています。
これだとダイス運次第で実力の差が縮まると同時に、いろんなハンディも付け易くなります。子供はダイス指定を無くすとか、大人は黒木片だけしか触れないとか。
当然慣れてくれば普通のジェンガ同様、ダイスをやめてどの木片でも抜き取れるルールで遊んでもいいわけです。
一応、4歳から可能なゲームとして紹介していますが、子供の適性にもよりますが4歳だと正直言って大人と対等とはとてもいきません。やはり小さな子供は両手を使ってOKなどの救済ルールを随時適用する柔軟性は必要だと思います。
(下の娘の反応)
友達の家に行ったり、スキー場の宿で遊んだりと、随分と以前からジェンガは時々遊んではいたのですが、我が家には無く、このホームページにもネタ不足で掲載してませんでした。
初めてジェンガしたのは5歳の頃だったと思います。その時は大人達に挟まれて、小さな指でわき見もせずに一生懸命抜き取ってました。さすがに初めてではヘタで、2回やって2回とも崩したのは下の娘。それでも面白かったのかニコニコ顔でした。
7歳になった今では、大きなお姉ちゃん達と一緒に遊んでも対等に張り合ってます。キャアキャアとうるさいのだけは、性分なんでしょう、なんとも治りません。
(上の娘の反応)
友達の家にも置いてある数少ないゲームのジェンガ!さすがに「このゲームなら慣れている」って子が多いです。娘の方が不慣れなゲームなんて、そうそうは出くわさないでしょう。
他にも色々とゲームはありますが、ルール説明が不要でみんなが楽しめるってことで、娘の仲間達同士でも遊んでいます。まあ、お気に入りゲームの仲間入りかな?
TAKE it EASY | 2〜4人 | 対象年齢:4歳以上 | F.X.Schmidt |
数字を順に並べていくパズルゲームチックなこのゲーム、実は我が家で遊んだことは無いのです。
でもゲームファミリー大集合で紹介している三浦ファミリーより、4歳の娘さんも喜んでいるとのことで強い推薦をいただき、“4歳からのゲーム”に追加することとしました。
確かに得点計算は九九ができてからしか難しいでしょうが、ゲームそのものは同じ数字を並べるだけでなので、UNO同様4歳でも楽しめそうな気がします。
どんなゲームなのか?
右の写真を見て下さい。1〜9までの数字が記された六角系のパーツがある。これらパーツが1枚づつ順にめくられる。めくられたパーツを指定のボードの任意の箇所に置いていく。どの場所に置いてもいいが、一度置いたパーツを後で動かすのは駄目。
こうして19個のパーツをボードに置いたらゲーム終了。
同じ数字が縦横斜めに一列揃ったら、その列の数字だけが得点。でも列に違う数字が一つでも入ると駄目。
右図の例だと、縦の“5”の列は完成、この列の得点は5×4=20点。
縦の“9”や斜めの“8”も残り1枚だけ。かなり順調な展開です。でも残り1枚が都合よく出ないのは常の事。
数人で遊ぶ場合、同じパーツを並べても人によって置く場所が異なる。置き方によって得点が異なるところがゲームとして面白いところ。
“9”や“8”の数字で5個並びの列を作ると高得点なんですが、かならず“9”や“8”が5個以上出るとも限らず、めくり運に一喜一憂するのも一興。
以下、三浦ファミリーからいただいた内容を転載します。
<三浦ファミリー>
connect fourが大好きな7歳の息子のために、このゲームを買いました。
ゲームは10歳以上となっていたので、果たしてできるのだろうか?と多少不安になりましたが、実際息子もそして4歳の娘まで大変気に入りました。
場所とらず。しかも一人でも大勢でもできるということで大変重宝しています。
家事で忙しく、子供の相手をしてあげられないときに、このゲームを出してきて、”何点とれるかな?自己記録を更新できるかな?”というと、息子も娘も喜んでやっています。
うちでは、ウノ、コネクトフォーと並ぶヒット商品になりました。
今まで子供に無関心だったパパも一緒にゲームに参加して、"勝った””負けた”と楽しんでいます。
(4歳の娘の反応)
最初自分の好きな色、ピンク(2点と3点)をつなげることに固執したため、点数がまったく伸びず怒っていました。それで、彼女が引いたタイルをどこに置けばいいか、少しサポートしてあげました。
そして1回お兄ちゃんに勝ってからは、こつを覚え、着実に力をつけてきました。
9点、8点などなるべく高い点数をつなげ、1,2点など低い点数は適当にあきらめるということも覚えました。
点数の計算は、お兄ちゃんに手伝ってもらっていますが、彼女は強運の持ち主で、いいタイルを引いてきます。だから、お兄ちゃんといい勝負のときもあります。
自分も同等に戦えるゲームなので、大好きです。
(7歳の息子の反応)
予想したとおり、とても気に入ってやっています。一度パパに負けて、くやしくていんちきをして、ほぼパーフェクトに並べてみせたこともあります。
変な話ですが、点数の計算を自分でさせています。九九を駆使して、点数の計算をするので、九九の勉強にもなります。
すすめコブタくん | 4〜7人 | 対象年齢:4歳以上 | ドライマギーア |
草原を駆け抜けるコブタたちの、なんとも微笑ましいレースゲームです。
ダイスを振って出た目だけコブタを進めるだけなので、双六遊びができる子なら充分OKです。
でも双六だから子供だましなのかって?これが意外や、大人だけで遊んでも凄く盛り上がるのが良いゲームの証。
ゆうもあゲーム会では、ミッドナイトパーティーと並んで定番ゲームの一角を占めてます。その理由は、説明文章を読んで見てください。
自分の手番にはダイスを振って出た目だけコブタ駒を進めるだけ。もし他の駒と同じマスに止まったら、既にいるコブタの上に乗ることができます。
人のコブタに乗っかると「してやったり!」。下になった駒が進むと、上の駒も一緒に乗せてもらって進みます。コブタ駒は何匹でも重なるので、時には7匹全部が重なって7段に積み上がることも。この時は大歓声ですね。
一番上に乗っかると、下になったコブタがどんどん運んでくれて楽チンです。
人のコブタを利用しながら草原を一番に駆け抜けましょう。
黒の“1”の目を出すともう一度ダイスを振って進めます。“黒1”の目は2面ありますので、確率は高い。“黒1”の目で、人のコブタに乗った時には、このまま乗っかといた方がお徳か?もう一度振ってさらに進むか?思案のしどころ。
ゲーム終盤になると、ついダイス振る手に力も入る。ダイス目だけとはいえ、一喜一憂すること請け合い。シンプルなゲームなのに、シンプルに楽しめるのは何故?
カラフルなコブタ駒が上になったり下になったりと、見ているだけでも楽しくなってきます。
人数沢山で遊ぶと何段にも積み上がり、つい笑いを誘います。
うまく混戦になるようにデザインされたゲームシステムがなかなか秀逸です。
人に乗っかって駒を進めるというアイデアは、他でもありそうですが、カラフルな駒とボードのデザインとがほのぼの雰囲気を醸し出し、楽しい気分。それなのにダイス目に一喜一憂、これがレースゲームの醍醐味。
ゲームとしては、10〜15分程度のゲームですので、子供さんでも飽きずに熱中できる。親子で、またはお友達とワアワア言いながら遊んでみませんか?
(ゆうもあでの子供たちの反応)
コブタのパッケージも可愛く、ゆうもあゲーム会では遊ばない時が無いというくらいの定番ゲーム。小さな子供達には大人気。
コブタを進める時は、「ブー、ブー!」と声かけするのは子供と遊ぶ時のお約束。
でも4歳くらいの小さな子は、駒を進めるのがやっと。お父さんの助けを借りて、ゆっくりとコブタを進める。大人なら目で追うだけで進む場所が判るのだが、小さな子はそれがまだできない。
でも、進めた先で人のコブタに乗っかると大喜び。大人との反応時間の差があってもやっぱりみんなでワアワアと。
人の上に乗っかると歓声。乗っかられると喚声(わめき声のことです)。ゲーム序盤から乗りつ乗られつしながら楽しんで遊びます。
【こだわりワンポイントのコーナー】
このコブタくんたち、実はサーカス小屋のコブタたちなんだって。
だから上に乗ったりする時もちょっとした軽業も披露する。右の写真のようなポーズも大得意。
7匹のコブタが集まるといろんなポーズもできちゃうらしい。
パンフレット掲載されているポーズは7匹がピラミッドショーを演じているのうなものや、7匹全部で玉乗りしているポーズもあり、手先が器用な人はぜひチャレンジを!
2人か3人で遊ぶ場合は、2駒づつ持って遊ぶんですって。これならご家庭でも遊べますね。
子やぎのかくれんぼ | 2〜4人 | 対象年齢:4歳以上 | HABA |
「おおかみと7匹の子やぎ」がモチーフとなったゲームです。
6個の缶の下に、何匹の子やぎが隠れているか当てると、隠れている子やぎを1匹助けることができます。最初に7匹助けた人が勝ちとなります。
6色の缶の下には、それぞれ5匹の子やぎが隠れてます。最初は5匹ですが、数を当てるたびの1匹づつ減り次第に子やぎの数は変わっていきます。
当てるのはサイコロで出た色の缶に隠れている子やぎの数。ですから1つの色だけを覚えているのではダメ。6色全てを覚えないといけないが、なかなか全部は難しいです。覚えている色のサイコロ目がでるとラッキー!
もし数を間違えると、おおかみが自分のところにやってきます。あーいやだ。おおかみが目の前にいる時に、さらに間違うと、自分の子やぎが1匹食べられちゃいます。
できるだけ間違えないように、早く7匹の子やぎを助けてあげましょう。
記憶ゲームって、小さな子からでも遊べます。ですから、子ども向けゲームには記憶ゲームがかなりあります。このゲームもパッケージの対象年齢は4歳〜となってます。でも、4歳以上なら誰でも直ぐに遊べるという訳ではありません。ゲーム遊びに慣れているかどうかを見て、遊び方も工夫して上げてください。
もし6色が多いと感じる場合には、まずは3色だけで遊んでみましょう。幸いサイコロは、6色サイコロと3色サイコロとの2種類が入ってます。
一方、こんなの簡単だ!って人には、少々意地悪なテクニックも教えちゃいましょう。
5匹揃ったところで、缶の並び順を変えてみましょう。するとどうでしょう! 隠れている子やぎを全て覚えていたつもりが、たちまち混乱して思う出せません。何故って? 無意識のうちに、缶の色や絵柄ではなく、缶の位置関係で覚えていたみたいです。だから位置を変えられるととたんに判らなくなる。私も始めて遊んだ時、これをやられました。もうびっくり。
でも安心してください、2周もすれば直ぐに数字を覚えていけますから。
6つの缶には、ベッドやタンス、テーブル等が描かれています。なかなか可愛い絵柄です。そして何より子やぎのチップが可愛い。写真でも小さくは見えるかな?
缶の絵と子やぎチップでお話を作って遊ぶこともできそう。そんな気持ちがするゲームです。
(ゆうもあでの子供たちの反応)
記憶ゲームの良いところは、4歳くらいの子でも、充分に一緒に遊べるところです。大人と対等とはいきませんが、大人と一緒に楽しく遊べます。
最初は全て5個なので簡単ですが、隠れている子やぎの数が変化してくる意外と当てるのが難しくなります。でも、考えて当たるととても嬉しそう。
でも間違えてしまって、おおかみがやって来ると嫌そう。続けて間違えて子やぎがおおかみに食べられちゃうと、泣き出しちゃう子もいるので、ちょっと注意も必要です。そういう時は励まして親御さんも必死になって子やぎの数を考えてます。当たるとお母さん方が子どもよりおおはしゃぎしてたりする。なんと微笑ましい。
苦手な子は、おおかみさん抜きで遊んでもいいんですよ。
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