第56回ゆうもあゲーム会・京都(2012年9月1日)

副題:見学的参加者が幾人も!


9月に入ってもやっぱり暑い。涼しい秋はまだまだ先のようです。(^^)
今回も参加者が少なかった。日中暑いと外出する気力が失せるのでしょうか?
今回の参加者はスタッフ含めて40名。人数が少ないと、同年代の人同士に声掛けて一緒に遊んでもらうというのがやりにくい。ゲームが終わる時間がどうしても異なるので、スタッフ側が最初からそのつもりでタイミングを見計らないとなかなか合わないのですね。

今回の参加者の特徴。大人の人1人だけで見学モードで来られた方が数人。どこかで何かで“ゆうもあ”を見つけられ、目的をもって来場されてました。
それぞれお話を聞いてみると、
“介護施設にお勤めの方”:身障者の方々とも遊べるようなゲームがあればと参加くださったようです。身障者といってもさまざまな障害があるので、どのゲームが良いとも一概には薦められない。セレクトが難しいです。普段接している人自身に選んでいただくしか今のところ方法がありません。駒やボードが大きいドイツゲームは、国産ゲームよりは遊びやすいのかもしれません。
“マンションの自治会で年配・ご老人の方々との交流のきっかけにボードゲームを!”:ボードゲームは初対面の人同士でも直ぐに楽しめるツールです。交流目的として利用する人も大勢います。この方の目的にはぴったりかもしれません。年配の方であれば、アクション系よりもゆっくり考えるタイプのゲームが好まれるのでしょうねぇ。
“ひと・まち交流館のイベントで利用を検討”:ひと・まち交流館の職員の方にも参加いただきました。イベントで利用を考えてくださっているそうです。おかげでイベントの話も具体化し来月実施の予定となりました(^^)。
他にも、もう1名男性の方が見学で来られておりました。この方とは私はお話しできませんでしたが、ゲームを1つ遊ばれて雰囲気を見ていただいておりました。
ゆうもあゲーム会・京都では、ファミリーやゲーム初心者の方々を対象にゲーム会を開催しておりますが、ゲーム普及目的であれば、個人的にもいろんな形でお手伝いしていきたいですので、イベントや相談ごとがありましたら、遠慮なくどしどしお声掛けください。

スタッフ持込みゲーム。毎回約100個ほどのゲームを会場に持ち込んでおります。
3,4歳の子から大人まで、いろんな年齢の人に遊んでいただけるよう、簡単なゲームから難度の高い思考ゲームまで取り揃えているつもりです。なので、来られた方々に必ず喜んでいただけるゲームがあると思っております。

ゲーム勉強コーナー

【ドブル】
最近購入したゲームですが、ゲーム初心者の方々に受けが良かったので持参しました。パターン認識反射神経系のゲームです。
丸いカードにはそれぞれ8種類の絵柄が描かれており、どの2枚のカードを選んでもピッタリ一致する絵柄は一つだけ描かれています。どの2枚を選んでも必ず1つだけ同じ絵が入っているのがシンプルに凄い!
このカードを使用して5種類のゲームを楽しむのが“バブル”。
自分の山札を無くすゲーム、山札からカードを取るゲーム。他人の手の上にカードを押し付けるゲーム、他他・・・
どれも同じ絵柄を見つけるとその絵柄を言葉にしてカードを動かす。基本的に同じ行動繰り返しなんですが、ゲームが違うと得意不得意も変化するのが不思議。さっきのゲームは完勝した人が今度のゲームで苦戦したりする。それがなんとも言えず楽しい。
15分ほどで5種類のゲームを楽しめるので、一度お試しください。

ドブル
ドブル
ドブル

【Tunnels & Tricks】
5種類各1〜9のカードを使用するトリックテイキングゲームです。でもちょっと変わったトリックテイキングです。
Tunnels & Tricks トリックに勝つことが目的ではなく、カードを集めることが目的なんです。
その回のトリックに勝った人はカードを1枚、2位の人はカードを2枚、3位の人は残ったカードを取ることができます。 つまり2位が一番お得!
カードには、2枚揃えると4点のカード、3枚揃えると8点のカード、5枚以上で1点だが、追加1枚ごとに1点づつ入るカード、そして1枚マイナス1点の失点カードと複数あり、どの組み合わせで揃えるかがゲームの面白味。
2位になっても欲しいカードを先に取られるかもしれないし、3位は失点カードを引き取らされる可能性も強く一筋縄ではいかない。そこが駆け引きの醍醐味。
ルールそのものは簡単なのですが、結構難しい。でも切り札ってものが無いので、リード役がゲーム後半は断然有利。1度も1位になれず最後まで指加えて見ているだけになるケースもあり、ちょっと悔しいこともある。


ミニゲーム大会

はげたかのえじき
ミニゲーム大会としては、“はげたかのえじき”を遊びました。参加者は15人。子供・大人半々のメンバーでした。
ゲームルールは、“5歳からOKのゲーム”の部屋に掲載してますので、そちらをご覧ください。
得点カードを取り合うゲームですが、「毎回一番大きな数値カードを出した人が勝つ」という非常にシンプルなゲーム。それなのに相手との腹の探り合いが深い面白いゲームです。初めて遊んだ人も多かったのですが、「奥が深い!」と感心してくださった方もおられましたね。
大会の方は、5人グループ3組に分かれて2ゲーム遊び、3ゲーム目は得点でグループ分け。得点上位5名で3ゲーム目を遊んだ結果、勝ち抜き優勝したのは小学4年の男の子。嬉しいそうでしたね。


ボタンメントーナメント

【ボタンメン】
最近のゆうもあ京都では、“ボタンメン”が流行ってます。スタッフのご息女と常連ご子息と、ごく一部に強い愛好者がいるのが主要因です。
それだと、凄く高度な難しいゲームと思うかもしれません。私も今回初めてルール理解しました。予想外に簡単で面白い!。
写真を見れば判ると思いますが、キャラ絵が可愛い。萌え系ですかね?
キャラごとに少し個性もあって、好みのキャラを選択してゲームに臨める。
それでいて、微妙な選択駆け引きと、ダイス運に掛ける意気込みを楽しめる!
2人ゲームだってことも補足として付け加えておきます。

基本的なルールは、ダイスを4個、または5個振って、相手のダイスを奪い取っていくゲームです。奪い取るところにルールがあって、選択次第で確率が変動します。
振るダイスは普通の6面ダイスだけでなく、4面、8面、10面、15面、20面とさまざま。基本的には大きな目を振れば有利なので、振る手には力が入ります。

ルール聞いて面白そうなので、その場の思い付きでトーナメント大会を開くことにしてしまいました。
参加者募集したところ即決で5人の子供たちが集まったので、残り3人をその場にいた大人たちを巻き込みました。
1回戦の組み合わせはトランプで決め、2組づつ勝負。
“ボタンメン”大好き少女と少年の2人が、1回戦でいきなりぶつかった。2人して「事実上の決勝戦だ!」とひどく生意気なことを言っていたが、事実勝ち上がった少年が優勝したから許してあげる。
なるほど、ダイス運次第のゲームかと思っていたが、判断スキルもそれなりにありそう。ならやっぱり面白いのでしょうねぇ。私も遊んでみたいので、次回以降もトーナメント開催されるかもしれません。その時は参加してくださいね。


その他のゲーム

【セブンスナイト】
可愛い絵柄が特色の、遊びやすい2人用のカードゲームです。
バトルラインという人気2人用ゲームがあるのですが、そのゲームに雰囲気が似ているゲームですが、カードの出し方に工夫があって面白い。
セブンスナイト エリアが7つに分かれており、そこに0〜5までのカードを置いていく。各エリアごとに置いた数字を比べて大きな方がエリアを獲得でき、相手より多くエリアを獲得した方が勝つ。もしエリア数が同点だった場合は、番号の大きなエリアを獲得している方が勝ち。
カードは、駒を動かした先にしか置けないので、自分が希望した場所に必ずカードを置ける訳ではない。自分が狙った場所に置くために、1手前から作戦を考えることも必要ですし、置かれたくない場所をブロックするような駒の動かし方も大事になってきます。
簡単なルールながら、頭を使う面白いゲームです。


今月私が遊んだゲーム

インストしたゲーム :カヤナック、キング オブ トーキョー、魔法のラビリンス、小さな魔法使い、はげたかのえじき、ボタンメン、セブンスナイト、ドブル
午前中は参加者がほとんどいなかったので、私がインストしたのは、アクロバットタワーだけ。なので、珍しくスタッフだけでゲーム遊んでおりました。
今月私が遊んだゲーム :ドブル、ドミニオン、ヒットマンガ、DIVINARE、Tunnels & Tricks、世界の私の見方


写真

いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
遊ばれている様子もコメント記しておきます。

ブロックス
キング オブ トーキョー
K2
ブロックス
キング オブ トーキョー
K2
冒頭に紹介した見学者の方2名とスタッフ2名とでブロックスを遊んでおります。ゲームとしても面白いですが、色が綺麗ですね。
このゲームは男の子が好きですね。今回も男の子のリクエストで遊ばれてました。でも好きな男の子が勝率が高いってことでもない。負けても男の子は次回もチャレンジするんでしょうねぇ。
常連ご家族が難しいゲームを遊んでいます。前回遊んで面白かったそうです。

ドミニオン
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ブラフ
ドミニオン
タイトル失念
ブラフ
"ドミニオン"もゆうもあ京都の定番ゲームになっております。最初ルール覚えるのが難しいのですが、一度覚えてしまうと、使用するカードの組み合わせで毎回ゲーム展開が変わるので飽きがこないです。
チームプレイで探索するゲームです。
ダイスゲームの決定版とも言える名作ゲームです。推理要素もありますが、度胸とはったりも大事な奥の深いゲームです。

ブロックス3D
チーキーモンキー
スティッキー
ブロックス3D
チーキーモンキー
スティッキー
立体的に組み立てるブロックですが、目的は一番上の自分のブロックを数多く並べること。
タイルを引いて沢山の動物を集めよう。同じ動物を引くとバーストになるので、どこでやめるかが大事。
小さなお子さんでも遊べるバランスゲームです。

呪いのミイラ
積み木コーナー
ラミーキューブ
呪いのミイラ
積み木コーナー
ラミーキューブ
探検隊と追いかけるミイラに分れて遊ぶゲームです。追いかける方は推理力も必要になります。
午後も遅くから参加されたご家族のお子さんは、ゲームよりも積み木に夢中。
数字タイルを組み合わせて手持ちタイルを出し尽くした人が勝ち。思考ゲームの代表格です。


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