この中から今回は“ファウナ”をご紹介しましょう。
【ファウナ】
世界中の珍しい生き物の写真が示され、参加者は、生息地、体長、体重、それに尻尾の長さ(尻尾がある生き物限定)を推理するゲームです。
ヒントは、写真と和名・英名だけ。そこから推理する。
ボードの世界地図にマーカーを置いて生息地を指定する。体長、体重も同じ要領でここと思うところにマーカーを置くだけです。
知識偏重のうんちくゲームかと思いきや、ゲーム中はあれやこれやと会話して楽しむコミュニケーションゲームの趣が強いです。
その生き物のことを実際に知ってなくても良い。「色が鮮やかだから、熱帯地方の生き物だ!」とか、「毛がふさふさしているから寒冷地だ!」とか、「この生き物に人間がまたがって旅するアニメを見たぞ!」とか、根拠があるのか無いのか判らない意見が飛び交うゲームのようです。
生息地、体長、体重、尻尾の長さを当てると高得点。どんぴしゃり当たらず、1つ外しても得点もらえるんですが、大きく外すと指定マーカーを1つ失います。
生息地の場合は隣接地域が複数あるので、生息地を当て、さらに隣接地をまとめて複数指定したプレーヤーが高得点を獲得しておりました。
生き物の写真の枚数に限りがありますので、何回か遊ぶと覚えてしまうのが欠点ですが、拡張カードもどうやら出てくるようです。
遊びながら楽しく知識も蓄えられるゲームなので、人気も出るんじゃないでしょうか。
ゲームの目的と手段が判りやすいので、ゲーム初心者の人でも直ぐに遊ぶことができます。ダイス振りには誰もが力がこもります。ダイス目での一喜一憂は盛り上がって楽しいですよ?
【DiXit】
インスピレーション系のコミュニケーションゲームです。
いろんな絵が描かれたカードを5枚持ちます。
まず出題者を1名決め、出題者は自分のカードの中から1枚を選び、カードから連想されるお話や言葉を参加者に告げます。カードは他の人には見せないように。
他の人は、そのお話や言葉にマッチしそうな絵を自分のカードから選び出し、出題者に渡します。出題者はみんなが出したカードに出題カードを混ぜ、その全てを参加者に見えるように並べます。
さて、出題者のカードはどれでしょうか?参加者は並べられたカードから出題者のカードを予想するゲームです。
見事当たれば得点。出題者も当ててもらえれば得点ですが、全員に当てられたり、逆に誰も当たらなかったりすると得点は入りません。
難しすぎないお題を出すところがコツです。
大人4人の間に小学生女の子2人が混ざって遊んだのですが、小学生女の子2人の独走でゲームは進みました。ゲーム慣れした大人と違って、技巧をろうせずシンプルにカード選択するのが幸いしたのでしょうか?
コミュニケーションゲームですので、あれやこれやと話したりするのが楽しいです。なんともユニークなお題や、正解が予想外の絵だったりします。まあ、勝ち負けよりもいかに楽しむか。それが大事ですね。
1ゲーム目、中学生の女の子(スタッフの娘さんです)がダントツのトップ。なんと、10点、9点、8点、7点と4枚の高得点カードを1人占め。この4枚だけで34点。普通はこの中の2枚取れればOKなだけに、作戦もあるものの運も見方したのでしょう。やはり1回目は経験者が有利のようです。
1ゲーム目終了後にテーブル組み合わせ変更して、2ゲーム目。結果は、前述の女の子が10点を追加してそのまま逃げ切り。2位には久しぶり参加の奥さん。そして3位には小学生の男の子となりました。
【果樹園ゲーム】
今回、小さなお子さんは1組だけ。4歳の女の子だったかな?
私のホームページ掲示板でラビリンスをリクエスト下さってたので、まずはラビリンスとジュニアラビリンスの2つを遊んでいただきました。でも、やっぱりまだちょっと難しいようです。慣れるまで時間が掛かるでしょうね。
それからあれやこれやと色々遊ばれましたが、一番お気に入りだったのは、“果樹園ゲーム”でした。
私が見ている間に2度、そして続けて何度もご家族で遊んでおられました。人間側の勝利でゲーム終了すると、娘さんが直ぐに「もう一度」と言います。それが延々と続く。その間恐らく一度もカラスには負けていないとも思います。さすがに何度も同じゲームだとご両親も飽きてきますよね。
ついに奥さん、堪り兼ねて、カヤナックを娘さんに勧めて果樹園ゲームが無事終了しました。
カヤナックも娘さんが大好きなゲームらしく、一度やりだすとずっと魚釣りしているだけでやめないらしい。それで、この時点まではカヤナックを見せないように隠していたらしい。私も事前にカヤナックのことは娘さんに言わないように口止めされてたんですけどね。(^.^)
1人で魚釣りして嬉しそうな笑顔 →
いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
追いかける方が1人なので、逆スコットランドヤードって言ってました。 |
子供も大人も一緒に楽しめるゲームです。当然大人同士でも楽しい。 |
私が持ち込んだゲームだったのですが、幾人かに遊んでもらってました。 |
常連ご家族はルールをご存知のようで、スタッフからの説明無くともどんどん遊んでおられました。 |
でも、見つかったお子さんが本当に泣いちゃったりのハプニングもありました。 |
他人の数字を参考に、他人の意見をヒントにして自分の数字を推理しましょう。 |
洞窟を探検して一番沢山の宝石を手にするのは誰かな? |
迫り来る飛行機から自分のブタを守り通した人が勝ち。 |
自分が予測した数字になるようにカードをコントロールできるでしょうか? |
雨が降ると川の流れが早くなるので要注意! |