【魔法のラビリンス】
“魔法のラビリンス”は、ドイツ年間キッズゲーム大賞2009を受賞したゲームです。
コマの下側は磁石になっており、ボードをはさんでコマの反対側には金属ボールが吊り下がってます。
このボールを落とさずに、コマを目的地まで進めることができるとポイントがもらえます。
ところがボードの裏側には、所々壁が設けられており、ボールが壁に当たるとボールが落ちちゃいます。ボールを落とすとコマは振り出しに戻されます。
でもボールが落ちたと落胆していてはいけません。落ちた場所を一つ一つ憶えていって、ボード下の見えない迷路を記憶していきましょう。
各プレーヤーは4隅から動き出しますので、まずは自分のエリアの側から迷路を覚えます。でも、憶えるのは自分のコマを動かした時だけではない。人のコマが動く時もしっかり憶える。これが迷路を早く見極める秘訣。
ポイントを貰える目的地は、都度1箇所づつ指定されます。指定された箇所がたまたま直ぐ横のマスでも、間に見えない壁があるのかもしれない? さあ、記憶力と時には直観力を駆使してゲームに臨んでください。
【オオカミと七匹の子ヤギ】
“オオカミと七匹の子ヤギ”は、惜しくも受賞は逃したものの、ドイツ年間キッズゲーム大賞2009の最終ノミネートに残った作品です。
一言で言って、かくれんぼ遊びです。でも隠れるのは子ヤギのコマ。鬼役となるのは当然オオカミ。
1人のプレーヤーがオオカミ役になり、残りが子ヤギ役です。オオカミが10数えている間に、子ヤギは家の中に隠れます。
隠れる場所は、「ベッド」「テーブル」「お爺さんの時計」「タンス」「ストーブ」「洗濯桶」「ドア」の7箇所。このどこかに子ヤギのコマを1人1個づつ隠します。
10数え終わったらオオカミは家の中を探し、2箇所だけ中を覗くことができます。見つけた子ヤギのコマは、オオカミの箱に閉じ込めます。
捕まらなかった子ヤギは助かりました。子ヤギを隠した人は1ポイント貰えます。この時、「洗濯桶」に隠れていた場合は2ポイントを貰えます。
もしも「お爺さんの時計」に隠れていて見つからなかった場合には、1ポイントの他にオオカミの箱から子ヤギを1匹助け出すことができます。
オオカミが7匹の子ヤギを捕まえるとオオカミの勝ち。子ヤギ役のうち誰かが7ポイント獲得すると子ヤギ側の勝ちになります。
2ポイント貰える「洗濯桶」と、捕まった子ヤギを助け出せる「お爺さんの時計」の2箇所が重要ポイントになってます。どのタイミングでここに隠れるか、ドキドキしますね。
ケルト と ケルトタイル
ドイツ年間ゲーム大賞2008を受賞した“ケルト”と、ケルトのルールを生かして簡単にした“ケルトタイル”を紹介します。
まずは“ケルト”。青、緑、ピンク、黄、茶と5色のコースを、各コースごとコマをできるだか沢山進めるゲームです。
コースを進めれば点数が上っていきます。4歩で1点、5歩で2点。以後6歩:3点、7歩:6点、8歩:7点、9歩:10点。10点が最大。
でも、3歩:マイナス2点、2歩:マイナス3点、1歩:マイナス4点。1歩も進めなければ0点なので、進めるなら最低4歩は進まないと失点になってしまう。この辺り、同じ作者の“ロストシティ”を思い出す得点ルールです。
コマの進め方も“ロストシティ”そっくり。出したカードと同色のコースのコマを1つ前に進めることができるのですが、出せるカードに条件があります。数字が上り順または下り順のどちらかになるようにしかカードは出せません。
例えば、“1”、“3”、“6”と出している場合には、“6”以上のカード(同数はOK)しか出せません。“6”、“5”と出していたら、今度は“5”以下しか出せません。
どの色コースを進めるか? そのためには犠牲にする色も出てきます。簡単なルールですがなかなか悩むゲームです。そこが面白い!
一方“ケルトタイル”は、ボードがありません。手番には毎回タイルを1つめくって、それを受け取るか?受け取らないか?の二択。非常に簡単です。
受け取れるタイルは、各色ごと 上り順または下り順の時のみ。そして受け取ったタイルが2個までならマイナス点で、3個以上がプラス点。4個で3点、5個で6点、6個以上なら10点。タイル0個なら0点なので、いかに同色のタイルばかりを集めるか!
人が取らなかった(取れなかった)タイルは場に残るので、タイルをめくる代わりに残ったタイルを貰ってもいいです。人の不幸は自分の利益!
“ケルト”も“ケルトタイル”も宝石タイルによる得点やボーナス得点もあり、それらがちょうど良いアクセントになっています。
“ケルトタイル”は15分程度で遊べますので、ゆうもあゲーム会のような場でも重宝します。これからも幾度も遊ぶと思います。
いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
丸太を崩すとその振動でビーバーが目を覚まし怒り出します。 |
絵柄も綺麗なので、子供ゲームと思いきや、とんでもなく心理戦読み合いのゲームです。 |
お城の中にはいろんな種類のチーズが隠されています。ところどころ落とし穴が待っているので動き方には注意! |
お皿をグルグル回して泥を飛ばしてしまいましょう。 |
9つのひらがなを組み合わせて、3文字以上の言葉を見つけましょう。 |
本当に楽しいアクションゲームです。子供たちだけでなく大人も熱中します。 |
参加者が考えたお題を、ヒントに基づき早く推理したら勝ち。 |
何度遊んでも飽きない楽しさがあります。ゲームに慣れてきたなって人は是非チャレンジを。 |
雄鶏が山の上から雌鳥に卵を落としてきます。うまくかわしましょう。 |
Mr.Xになって、ロンドン市街を駆け抜けることができるか? |
今回3人で遊ばれていたのですが、3人用ルールを私は初めて知りました。 |
縦横斜めに3つ玉が並べば得点。でも、まずはワンバウンドさせて玉を入れることから練習です。 |