第30回ゆうもあゲーム会・京都(2008年5月3日)

副題:顔なじみの方々との交流!


参加者38名、スタッフ9名、総勢47名。
ゴールデンウィーク後半初日の休日。それもとても良いお天気で、絶好の行楽日和。皆さん半そで姿でお出かけを楽しまれたのでしょう。ゆうもあの参加者は通常の半数程度。それも常連ご家族が大半でした。
初参加者は7名のみ。それもゆうもあ大阪経験者の方々や、参加者のご友人でしたので、ゆうもあに全く初めて来られたグループはゼロ。
普段初参加の方を主にフォローしている私ですが、この日は常連ご家族の方と一緒に遊ばせていただきました。

ゆうもあ京都では、参加回数が一目で判るように、名札に参加回数マークを付けております。「赤いマルが2つ付いてれば、今回3回目の参加」と判ります。もし星のシールが貼ってあれば、5回参加。星2つなら、10回以上の参加。
こうしたベテランご家族となると、ゆうもあに持ち込んでいるゲームは一通り遊ばれていると思いがちですが、意外なゲームをご存知なかったりします。いろんなゲームを紹介できるのもスタッフの楽しみの一つです。

キャッチミー

常連の2家族にキャッチミーを遊んでもらいました。このご家族 奥様が姉妹なのでご家族同士の交流もあり、子供同士も幼馴染の関係。子供たち2人だけで遊びだしたので、手が空いている大人を捕まえて、キャッチミーを出しました。
キャッチミーって子供ゲームって思われている(事実子供ゲームなんですが)のですが、これが大人だけで真剣に遊ぶと大いに盛り上がるんです。普通の環境でやったら、バカにされて遊んでももらえませんが、ゆうもあって場であれば大人も童心に戻って遊ぶようです。
キャッチミー
ネズミ役と鬼役とに別れて遊びます。
色違いのネズミが6色、6匹。鬼役の人がダイスを振って、出た目の色と同じネズミをカップで捕まえます。
ネズミ役の人は、捕まらないように逃げます。
これの繰り返しです。
非常に簡単、子供だましのようなゲームですが、大人同士が真剣に遊ぶと、自然と力が入り、凄い迫力のゲームになります。
基本ルールは自分の色が出た時だけ逃げます。これだと慣れてくるとネズミを捕まえることが難しい。そこでルールを追加します。
鬼役の人の色が出たら、全員逃げないといけない。このルールだと、自分の色以外にも気を使わないといけないので、とたんに難しくなります。その上、逃げてはいけない時に動いちゃうと鬼交代。逃げる時・動いちゃいけない時の瞬間判断の勝負になります。
逃げたらいけないときでも、鬼役が勢いよくカップをかぶせてくると思わず動いちゃいます。→ 失敗で鬼役交代。
一度遊んで見てください。かなりスリリングな展開になるでしょう。

大人たちだけでワアワア遊んでいると、子供が直ぐに遊びたいと寄ってきました。これまたいつものことです。子供って、大人が楽しそうにしていると必ず戻ってきます。
子供も一緒にワイワイ楽しみました。終わりを定めていないので、みんな疲れきるまで騒いでおりました。

クロンダイク

砂金すくいのアクションゲーム。ゆうもあ京都の定番ゲームでしたが、最近久しく遊んでおりませんでした。 袋の中には、黄色の玉、黒の玉、灰色の玉の3色。黄色が砂金を示しております。
袋から3個の玉を取り出し、丸いお盆の上に乗せます。→写真を参照
でもって、お盆を揺らしたり振ったりして、黒と灰色の玉だけをお盆から飛び出すようにします。お盆に黄色の玉(砂金)だけが残ったらもらえます。
砂金を残すためにどんなアクションがあるでしょうか? テクニックは色々とあるようです。

  • お盆を前後に振り動かして、黒・灰色だけを放り出す。黄色と黒・灰色がバラバラに動いているときがチャンスです。
     お盆を大きく動かすタイミングが大事です。
  • お盆の上を玉をグルグル高速で回します。玉の位置を見て、黒・灰色が外側に来たときに回転を早め遠心力で弾き飛ばします。
     かなりの高等テクニックですが、写真の女の子がこれを2回綺麗に決めてました。
  • お盆を上下に振り、玉を放り上げ黄色だけを受け止める。フライパンを動かす要領で簡単にできそうなんですが、なかなか難しい。コツを飲み込んでいないだけなのかもしれません。でも1名これを成功させてました。

    人のプレイの前には、砂金が何個残るか賭けることができます。掛け金は砂金1〜3個まで。このルールがあるので、人のプレイがより一層楽しく鑑賞できます。 このゲームも、初めて遊んだ子どもたちのリクエストで2回続けて遊ばれておりました。
    皆さんもテクニックを磨いて、見事な砂金取りを目指してください。

    ゲーム勉強コーナー

    コードオメガ
    新作ゲームをまずはご紹介! “ウボンゴ”に似たテイストのゲームです。
    ウボンゴはタイルを定められた図形にするゲームですが、コードオメガは、棒状のタイルを上下に並べて、タイルに描かれている黒線を縦一列に揃えるゲームです。
    ←揃ったところが写真に写ってます。
    タイルが置けるエリアはあらかじめ定まっており、棒タイルを幾度も並べ替えて合う組み合わせを探します。
    ボードには表裏があり、標準モードは棒タイル3本。上級モードは棒タイル4本と難しくなります。

    標準モードでは、理論上は24パターンの組み合わせですので、落ち着いて組み合わせていけば制限時間内には出来上がるはずですが、それがなかなか理屈通りにはいきません。
    最初に出来た人からダイス4個,3個,2個、それ以後はダイス1個を振ります。出た目の駒をゴールに進め、どれか一つでもゴールにたどり着いたら勝ちです。

    フラワーパワー
    “フラワーパワー”は新作ではありません。ゆうもあ京都では初お目見えなので、ゲーム勉強コーナーに設置しました。
    駆け引きがあって短時間で遊べることから、私たちゲーム仲間内で人気があります。ルールが簡単なことから、ゆうもあでも遊べるってことで持ち込まれました。
    ゲームボードは右の写真を見てください。矢印からスタートして、たった16マスだけでゴールするゲームです。コマも1人1個だけとシンプルです。
    コマの進め方がユニーク。誰か一人を指名し、その相手とだけ2人でカードを1枚づつ出し合います。
    カードには「太陽」と「星」の2種類しかなく、カードの組み合わせでコマの進み方が決まります。
    「太陽」−「太陽」なら、双方1マスづつ。「星」−「星」なら双方2マスづつ。そして「太陽」−「星」なら、「太陽」を出した人だけが3マス進む。(写真参照)
    途中に、[花の絵]の所に止まると、「花カード」を1枚受け取ります。逆に[虫の絵]の所に止まると、「花カード」を1枚返します。
    さて、大事な勝負はここからなのです。誰かがゴールにたどり着いたら1ゲーム終了。この時の順位が大事です。ゲーム開始前にあらかじめ自分の順位予想を紙に書いておきます。この予想と合っている人だけが、「花カード」を自分のものにすることができます。予想順位を外した人は、今のゲームで受け取った「花カード」を返却します。
    こうして6枚の「花カード」を最初に自分のものにした人が勝者です。

    中盤までは誰かと協調しあいながら共に進み、共に「花カード」を受け取っていきます。仲良く進むところがポイント。でも注意してください、時には裏切られます。
    終盤になると、自分の順位目指して動きが出てきます。早く進みたい人。前には進みたくない人。相手の狙いを見極めて何のカードを出すか推理しつつ、相手を出し抜きましょう。


    ミニゲーム大会

    ダイスビンゴ
    ダイスビンゴ
    “ダイスビンゴ”って新作ゲームがあります。このゲームルールをそのまま採用し、多人数で遊んでみました。
    参加者数は25名でした。
    ビンゴと同じく25のマスがあります。そこに数字を1つづつ記入していきます。記入する数字は毎回ダイス2個振った合計数。つまり2〜12。
    25マス全てに数字が埋まると得点計算。各列縦横そして斜めに記載された5つづつの数字の組み合わせで得点が決まります。
    組み合わせの役は、ダブル、トリプル、フォー、ファイブの他、ストレート、フルハウス、ツーペア等のポーカー用語で示されておりますが、ポーカー知らなくても直ぐに理解できるレベル。楽しめると思います。

    ゲームの方は2回での合計得点。優勝者は小学生の男の子。お見事でした。この子ミニゲーム大会では2回目の優勝です。

    今月私が遊んだゲーム

    今月私が遊んだゲーム :ドラゴンのたからもの、フラワーパワー、コードオメガ、キャッチミー、アクロバットタワー、チーズのお城
    インストだけしたゲーム :フラワーパワー、それはオレの魚だ!、モンツァ、ごろごろかめさん、クロンダイク、アクロバットタワー、キキリキー、クロンダイク、果樹園ゲーム

    いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。

    犬の散歩
    パンデミック
    KIPPIT
    犬の散歩
    パンデミック
    KIPPIT
    犬の駒がいっぱいで、見ているだけで楽しくなるゲーム。
    犬の取る順序が大事なのです。
    協力解決型のゲームです。タイトルのとおり疫病を防ぐゲームです。
    仲間と協力して4種類の疫病ワクチンを開発します。でも成功する確率の方が低いようです。
    ブロック積み上げバランス型対戦ゲームです。
    シーソー台の上がった方に積み上げ、シーソーが落ちる。早くブロックを無くした方が勝ち。
    もじぴったん
    ビリービーバー
    すすめコブタくん
    もじぴったん
    ビリービーバー
    すすめコブタくん
    テレビゲームでおなじみの“もじぴったん”がボードゲームになりました。
    それなりに楽しめますよ。
    前回の新作
    子供ゲームですが、大人同士でも真剣に勝負すると楽しいことが判りました。
    ゆうもあ定番ゲームです。
    何回も私のページで紹介しております。興味ある方はこちらをクリック
    それはオレの魚だ!
    キキリキー
    ウボンゴ
    それはオレの魚だ!
    キキリキー
    ウボンゴ
    思考型のゲームです。2〜4人で遊べます。
    私は大好きです。
    卵を落としてくる雄鶏をかわして、一番上まで登りましょう。
    少しアクション要素が加わったゲームです。
    ゆうもあ大人気のパズルゲーム。
    もしまだ遊んだことが無ければ是非一度遊んでみてください。
    アクロバットタワー
    積み木
    チーズのお城
    アクロバットタワー
    積み木
    チーズのお城
    小さな子でも遊べるバランスゲーム。
    手持ちのパーツを早く全て使い切ったら勝ち。でも簡単にはいかないぞ。
    ゲームに疲れたら積み木!
    男の子2人で大作を作っておりました。陸橋を列車が走る!
    ネズミがチーズを求めてお城を探検します。
    床がスライドしてチーズの位置が変わったり、時には落とし穴が待っていたり。
    たほいや
    果樹園ゲーム
    たほいや
    果樹園ゲーム
    言葉遊びの名作ゲームです。
    小さなお子さんが遊ぶのは無理のため、ゆうもあでは普段遊ばないですが、今回参加人数が少なく余裕があったので、スタッフ中心に遊んでおられました。
    カラスと競争する果樹園ゲーム。
    1回目はカラスに負けたけど、2回目には人間チームが勝てたぞ。

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