第29回ゆうもあゲーム会・京都(2008年3月8日)

副題:小2女の子のパワー!


参加者73名、スタッフ9名、総勢82名でした。
会場はいつもの場所。でも部屋が少し違ってます。いつもより少し小さい。いつもの部屋の半分と別部屋が一つ。
人数が多すぎたらどうしようって心配してましたが、参加者はほぼいつもと同じ。でもスタッフはいつもより少ないのでちょっとばかり大変でした。

ゆうもあ京都も今回で29回目。次回で丸5年になります。
最初はお母さんにひっついていた子が、ゆうもあの雰囲気に慣れ、いつしか自分一人で別テーブルの人たちとも自然に遊べるようになってきています。中にはゲーム説明をしてくれるくらい成長している子もいます。
今回目を止めたのは小2の女の子たち。たちって言うのですから複数人いるのですが、この子たちが良い意味で会の雰囲気を和やかにしてくれてました。

初めて来られたご家族は名簿でチェックして、何かひと言でもお話するようにしています。3人家族で来られているはずのテーブルを見ると、4人で遊んでおられます。名簿には子供1人となっているのに、女の子が2人いる。おかしいなぁ。
別スタッフに教えてもらってもう一度見直してみると、常連ご家族の小2の子が家族のど真ん中に入って遊んでいるのです。まるでご家族のような雰囲気!
側に寄ってご家族の様子を観察し話しかけてみると、特に問題なく一緒に遊んでおられるご様子。気になって「ご迷惑掛けてませんか?」って聞くとご主人が機嫌よく応えてくださいました。すんなりと溶け込んでいるようです。少し安心。
逆にご主人から「娘さんなんですか?」って尋ねられちゃいました。(^^)

他にも、初めて来られたカップルの人と一緒に遊んでいる子もいる。その上、ちゃんとゲームルールの説明もしてくれている。この子たちは初めての参加者と意識して一緒に入っているのではなく、自分が気に入っているゲームを教えてあげようと思って一緒に入っているのですね。
こちらとしては嬉しいです。人に説明できるぐらい成長したんだな!ってことと、私たちスタッフの手助けになってくれていることと、双方で嬉しいです。
そういう時、私は口出しせずに遠巻きで見ているだけです。スタッフとしてさぼっている訳ではないのでごめんなさい。子供の自然な自主性を大事にしたいだけなんです。
その分、初めてのご家族に迷惑掛けてなければいいんですけど。

この子たちは、特定のテーブルだけでなく、いろんなテーブルの人のところに入ってゲームを楽しんでます。こうしたことから会場にいるみんなで一緒に楽しもうとの雰囲気も生まれます。私たちはみんなで一緒に遊ぶことを歓迎。
ゆうもあで沢山の子を見てきましたけど、人見知りせずに自由にグループに出入りする子って 女の子に多いですね。個人差も当然あるでしょうが、男女の差もありそうです。男の子はシャイなのかも?
特に2,3年生くらいの女の子って活発です。ゆうもあでは、交流を生み出してくれる貴重な戦力なのかもしれません。

ゲーム勉強コーナー

FILOU(袋の中の猫フィロー)
今回の新作で一番推したいのは、このゲームです。
競りゲームですが、ブラフの要素も含んでおり、面白いゲームに仕上がっております。
よく確かめずに買い物をして失敗することをドイツでは「袋の中の猫を買う(Katze im Sack kaufen)」と言うそうだ。そこからタイトルが付いている。
得点カードをプレーヤーが1人1枚づつを出して、人数分まとめてセットにして競りを行います。でも、競るカードの中身は、自分が出したカードと最初は他にもう1枚判っているだけ。ここが、ゲームタイトルの理由。
どのくらいの金額で競ればいいのか?他人の雰囲気を見定めて競り金額を上げていく。そこにブラフの要素が。ここが面白い。競りが進んで誰か1人が降りると、カードが1枚OPENになる。別の人が降りるとまた1枚。競る人数が絞られていくにつれ、得点カードに内訳も判ってくる。
マイナス点ばかりのセットと判った時は、他のみんな降りていたってことにはならないように。
競るカードに何を選ぶのかも面白い。カードはネコの得点カードや、マイナス点カード、それにイヌのカードがある。イヌのカードはネコカードを追い払ったりするので、出しどころを考える。
競りとブラフがかみ合って味わい深いゲームですが、ルールが簡単なので小学生程度なら充分理解できて楽しく遊べるでしょう。

ビリービーバー
もう一つの最新作。“ビリービーバー”は、見た目にも楽しそうなアクションゲームです。
まずは右の写真を見てください。
目的は、3色の丸太棒をそれぞれ2本づつ抜いて手に入れること。
でも、少しでも振動すると上に乗っているビーバーが怒り出します。とにかく凄い剣幕でなにやら喋り捲ります。ドイツ語なのかと思いきや、ビーバー語で怒っているのだとのことです。
ビーバーを怒らすと丸太をもらう事はできません。元に戻します。

丸太は木の棒を突き立てて そっと抜き取ります。私もやってみましたが、1,2,3本はすっと抜けますが、その辺りから難しくなります。丸太が直ぐに崩れて動きます。するとビーバーがわめきたてる。
そして丸太が直ぐに大崩する。この場合は、もう一度全部並べ直すのですが、ちょっと面倒。パッと見面白そうですが、総体的には気分転換用のゲームでしょうか。
それでも見た目が素適なので、今回一番遊ばれていたゲームでしょう。写真もいっぱい残ってましたので、幾つか抜粋して紹介しておきます。


ミニゲーム大会

ミニゲーム大会、今回はトランプゲームを遊びました。
ゆうもあの理事でもある草場さんが執筆された「夢中になる! トランプの本」が刊行。この本の中から"ぶたのしっぽ"と"オーサー"を遊んでいただきました。
優勝者
参加者は私も含めて18人。普通私は参加しないのですが、“ぶたのしっぽ”が偶数人数で遊ぶゲームなので、私も入りました。
6人づつ3つのテーブルに分かれて、まずは“ぶたのしっぽ”を2ゲーム。そして、テーブル分けを一部組み替えて、“オーサー”を2ゲーム。

優勝者は、“ぶたのしっぽ”、“オーサー”2つのゲーム続けて4連勝の小4女の子。
お見事でした。右の写真です →

ぶたのしっぽ
ジョーカーを除いた52枚のカード全てを使用します。
トランプカードを伏せてテーブルに並べます。
自分の手番には、テーブルのカードを1枚表に向けるか、もし手札を持っていれば手札1枚を出すかのどちらかだけです。最初は手札は無いので、ひたすらカードをめくるだけです。
出たカードが直前に出たカードと色が同じかまたは数字が同じだったら、場のカードを全て手札にします。
これを繰り返して、伏せられたカード全てがめくられた時点でゲーム終了。
終了時に手札枚数が最も少ない人が勝ちです。

いたってシンプルなゲームですが、ゲーム後半から俄然盛り上がります。カードめくり1枚1枚に熱がこもります。
中盤までは手札を少し持っているくらいが丁度いいでしょう。どのタイミングで攻めに入り手札を減らしにかかるかが勝負のポイントです。
聞くよりもやってみてこそ面白みが発揮されるゲームです。

オーサー
簡単な記憶・推理ゲームとしてさまざまなバリエーションルールがある人気ゲームです。
ジョーカーを除いた52枚のカード全てを使用します。
同じ数字のカードを4枚集める(セットを作る)ことを目的にしたゲームです。より沢山のセットを作った人が勝ちです。

自分の手番では、誰か1人を指名して、欲しいカードの数字を告げます。
指名された人がその数字のカードを持っていなければ、指名失敗で次の人の手番になります。
指名された人がその数字のカードを持っていれば、その数字カードを1枚受け取ります。そして続けて手番を行うことができます。指名が成功し続ける限り何度でも手番は続きます。

オーサーの場合、指名できる数字は、自分が持っているカードだけに限ります。
また、オーサーの場合本来は、数字だけでなくカードのスート(スペードとはハートとかのことです)も指定しないといけないのですが、かなり難しくなるので、今回はスート指定は省略しました。

ゲームの方は、4年生の女の子たちが目立ってました。男の子よりも今回は女の子でしたね。
カードの行方をしっかりと覚えておき、誰かのところに3枚揃った時をみはらかって、大人たちから総取りでカードをもぎ取っていく。取る方は嬉しそうでした。

今月私が遊んだゲーム

今月私が遊んだゲーム :FILOU(袋の中の猫フィロー)、セット、ぶたのしっぽ、オーサー、ゴルフ、ごいた。
インストだけしたゲーム :ラッツィア、カヤナック、ごろごろかめさん、てんとうむしのパーティー、R−ECO、よこどりゲーム

いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。

カヤナック
ミッキー&フレンズ 5リンクス
モンツァ
カヤナック
ミッキー&フレンズ 5リンクス
モンツァ
幅広い年代が楽しめる魚釣りゲーム。
耳をすませば、磁石に引っ付く音が聞こえる。「カチッ!」
ミッキーマウスと仲間たちのいカードゲーム。
5種類のキャラクターが可愛い感嘆なカードゲームです。
ゆうもあ京都では定番のレースゲーム。
簡単なようでちゃんと頭も使わないと見落としがありますよ。
変形ババ抜き
よこどりゲーム
マンハッタン
変形ババ抜き
よこどりゲーム
マンハッタン
ババ抜きなんですが。
引くのではなく、不要カードを渡す変形ルールでした。
素早さを競う!
指定されたカードを素早く探す。吸盤スティックのさばき方が勝負です。
人気の陣取りゲームです。
結構皆さんから遊びたいとのリクエストをいただきます。何故?
持ち込みゲーム
持ち込みゲーム
持ち込みゲーム
毎回会場にはセレクトした100種以上のゲームを持ち込んでいます。
2人ゲームから多人数まで遊べるゲーム、そして各年齢層に応じたいろんなゲームを取り揃えてます。
全てのゲームを遊び尽くすには、たぶん1年間6回続けて参加してやっとかな?
でもその間にも新作ゲームがどしどし出ていますよ。
よこどりゲーム
ゲームセレクト
ジャスト4ファン
よこどりゲーム
ゲームセレクト
ジャスト4ファン
ルールが判りやすいので人気!
どのゲームを遊ぼうか?
陣取りルールが入った4目並べ。
てんとうむしのパーティー
ごろごろカメさん
バウワウ
てんとうむしのパーティー
ごろごろカメさん
バウワウ
森のパーティーにご招待。
てんとうむしに協力して早くおしゃれさせてあげましょう。
背中を回して進めましょう!
隣室のセミナー参加の年配の方、お孫さんと遊べそうなものがありましたか?
頭のはちまきにカードを差込み、人の顔を見てなにやら変わったゲーム。
自分のカードだけが見えない状況で、自分のカードを推理しましょう。
バウワウ
みんな仲良く写真でにっこり。
楽しかったかな?。
良かったらまた遊びに来てね。
次回は5月3日だよ。

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