第36回ゆうもあゲーム会・京都(2009年5月4日)

副題:一緒に遊ぶと楽しい!


クリカド パウワウ 大型連休のど真ん中、5月4日(月・祝)の開催です。
お天気は朝から良好。果たして多数の参加があるのか?それとも逆に少ないのか?全く予想が付きませんでした。
午前中の出足は非常に少ない。でもお昼前頃から、常連ご家族が多数来てくださり、結果的には、参加者50名、スタッフ14名、総勢64名とそこそこの人数でした。初参加者は、6人のみ。知り合いからの紹介とゆうもあ大阪参加者の2組でした。

一緒に遊ぶと楽しい!

この日は私もご家族と一緒に遊びました。やっぱり一緒に遊ぶのは楽しい。
普段は、説明がほとんどでご家族と一緒に遊ぶことは少ないのですが、午前中が少なかったこと、初参加者が少なかったこと、常連のご家族 それも久しぶりに来られた方々も多かったのもあり、なんとなく一緒に遊ばせていただいておりました。

今回大いに楽しんだのは、“キャッチミー”。ネズミを捕まえる鬼役と、逃げるネズミ役に別れて遊ぶ単純なゲームですが、大人同士で遊んでも盛り上がる楽しいゲームです。過去のレポートを眺めて見ると、丁度1年前のゴールデンウィーク中にも遊んでいました。
キャッチミー
この手のシンプルなアクションゲームって私は好きです。
遊んだ相手は、中学1年女の子とそのご家族3人。娘さんが小1から参加されているご家族だけに、かなり難度高いゲームも遊べるメンバーですが、それだけに“キャッチミー”のようなシンプルなゲームの楽しみ方もご存知なのでしょうか? 終始和気あいあいとした雰囲気で楽しく遊べました。
サイコロを振って出た目の色のネズミを捕まえる。うまく捕まると鬼役を交代。または、逃げる必要が無いのに動いてもダメ。それでも鬼役交代。
さらに、ネズミ役が担当していない色である残りの3色が出た時は、オールマイティーとして3匹のどれを捕まえてもOK。こうすると、鬼の交代が多くなりテンポ良く遊べるようになります。
わいわい騒ぎながら遊んでいる内に、次第にゲーム難度が上っていきます。
ゲーム途中で担当するネズミの色を変える。逃げる時の色を憶えていたのに、オールマイティーの色が突然変わるので、大いに混乱!逃げなくて良い時に逃げてしまったり、ボーっとしてるまに捕まったり。
さらには、1人2色のネズミを担当する娘さん。両手が両方とも同時に動いてしまう。これも回を重ねると片方だけを逃がすこともできた。思わず拍手!
逃げる色のルールを変更するアレンジルールも提唱されたが、かえって簡単になり却下されたりと、ゲーム慣れしているメンバーだからこそ楽しめる展開を堪能しました。この間大いに笑わせていただきました。ありがとう。
私自身が遊んでいたので残念ながら写真はありませんでした。

ミニゲーム大会

今回はチーム戦で、“絵当てゲーム”を遊んでいただきました。
【絵当てゲーム】
参加者15人を3人づつ5チームに別れました。
絵当てゲーム 各人が指定された絵をホワイトボードに自由に描き、最初に答えを当てたチームがポイントを得ます。
人気ボードゲーム“ピクショナリー”を多人数で遊ぶような感じです。
ゲームマスターが指定するお題を、順に描いていただきます。制限時間はありません。答えが出てくるまで好きなように描く。
参加者は思いついたらどんどん答えを言っていきます。間違っててもいい。何度答えてもいい。勘でも何でもとにかく答えた方が良い。
絵当てゲーム 人の答えを聞いてひらめくこともあります。多人数ゲームの良いところですね。
左の絵のお題は何でしょう?この絵は皆さんてこずりました。ごはんの絵を最初に描けばもう少し早く正解が出たのでしょうが、山と川から描き始められたので、ハイキングや飯盒炊爨の答えばかりで正解がなかなか出ませんでした。
正解は「昼ごはん」。なるほどご飯の絵が大きいですよね? 笑ってしまったのが、「朝ごはん」、「晩ごはん」が先に出て、正解が最後まで出てこなかったこと。
絵を描くのは苦手って人も多いのですが、人数が多くてわいわい推理して言い合っていると、意外と答えが簡単に出てくるものなんです。絵が上手な方が有利ではありますが、それ以上にどんな絵を描くかのインスピレーションが大事です。
また機会があればこの手の多人数ゲームも遊んでみたいと思っています。よろしければまたご参加ください。

ゲーム勉強コーナー

今月は新作ゲームではなく、厚生労働省の教育ゲームを一つ紹介!
【パンデミック・フルー】
世間では「豚インフルエンザ」の感染で、警戒レベルフェーズ5が通達されています。幸いにして日本への上陸は阻止(2009年5月4日時点)できておりますし、現在のところ弱毒性のタイプと思われることもあり、冷静な対応をしておればまずは安心な状況です。
でも、この機会にインフルエンザへの知識も蓄え、来る鳥インフルエンザにも備えませんか?
遊びながら“インフルエンザ”への知識が身に付く。そんな教育ゲームが“パンデミック・フルー”。厚生労働省が、新型インフルエンザ対策関連情報のサイトで
公開しているカードゲームです。
パンデミックフルー パンデミックフルー カードの種類は32種。それぞれのカードにインフルエンザに関わる情報が記載されてます。インフルエンザには、鳥や豚以外に馬インフルエンザってのもあるんですね。
感染しないためには、「手洗い」、「無理しない」ってのが基本で、「予防接種」しておくとさらに良い。
もし万が一感染した場合は、人にうつさないためにも「マスク」は必須。鼻をかんだティッシュは即座に「ゴミ箱」へ。そして何より家から「でかけない」ってことだそうです。
他にも、「国の対応内容」 や 「今から備えておくこと」などの大事な情報が網羅。勉強になります。
ゲームそのものの遊び方ですが、“カルテット”と言うゲームルールと同じです。
“カルテット”とは、同色のカード4枚を集まった“セット”を作ることを目指したゲームです。数多くの“セット”を作った人が勝ち。
“セット”を作るには、人からカードを奪う必要があります。自分の手番に、誰か1人を指名して欲しいカードを指定します。その人が持っておればカードを提供しなくてはなりません。カードをもらえれば続けて次のカードを指定することができます。
こうして4枚セットができると、自分の前に4枚オープンして得点になります。
もし、指定したカードを指名者が持っていない時は失敗で手番終了。次の人に手番が移ります。
“カルテット”は、初歩的なゲームですが、記憶力と判断力を要する基本ゲームの一つです。

よこどりゲームのルールを楽しくアレンジする

ゲームにはみんなで遊ぶためにルールがあります。ゆうもあゲーム会では、ルールを熟知したスタッフが、参加者の方々に丁寧にお教えすることで皆さんに喜んでいただいております。でも、ルールをその場のメンバー合意でアレンジして遊ぶこともまた楽しいものです。

ゆうもあ京都では、名札に☆2つ付いている(つまり10回以上参加されている印)常連ご家族がたくさんおられます。こうしたご家族はかなり柔軟、その場その場で楽しくゲームを遊んでおられます。
この日は、定番の“よこどりゲーム”。
本来ルールは、裏に伏せた取り札を取るのですが、このルールでは実力差が少し出にくい。そこで常連メンバー同士ではもっと過激に、表に向けた取り札を取り合う。それもシート上であれば奪い合いOK!
最初に取り札を叩いた人が勝つとは限らない。叩いた瞬間に手を引かねば、別の人がその上から叩いてくる。時には力任せってことも。
スピーディーかつパワフルに、そして遠慮は無用!

よこどりゲーム ところがこの日はさらに過激にルールアップ。普通は、取り札が得点になる。なのにこの日は読み札を得点として受け取ってました。取り札が全く減らさないで遊んでいる。常に多数の札から目当ての札を探して取らねばならない。なるほど逆転の発想です。
1枚のカードめがけて複数のスティックが交差する。叩き合う。引っ張り合う。時にはシートも一緒に引きづり回す。と非常に過激!
それを演じているのが全て女性だというのも凄い。下は小学生〜妙齢(?)の女性まで。女たちの華麗な戦い!
ご主人はカードめくり役で傍観者に徹している。この常連2家族は、女性人の方がこの手のアクションゲームに強いのですね。
見ているだけでなく私も一緒にやりたかった・・・!


今月私が遊んだゲーム

今月私が遊んだゲーム :カルタQ、パンデミック フルー、呪いのミイラ(2回)、キャッチミー、ドミニオン
インストしたゲーム :ピット、パンデミック フルー、騎士たちの塔、ピクショナリー、呪いのミイラ、コードΩ

いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。

カルタQ
積み木遊び
カタン
カルタQ
積み木遊び
カタン
カルタ遊びのゲームです。
世界各国の国旗が取り札になっており、国の特徴を順に読み上げていき、早く取った人の勝ちです。
それなりに勉強になり面白いです。
ゆうもあ京都の会場一角には、積み木のコーナーが用意されております。
小さな子に人気ですが、小学生の子達も一緒に遊んでおります。
上級ゲームのカタンです。
ルールボリュームが多いので、ゲーム慣れした方にのみご説明しておりますが、意外と小さいお子さんでも遊べるゲームです。

キキリキー
ごろごろカメさん
呪いのミイラ
キキリキー
ごろごろカメさん
呪いのミイラ
ニワトリの雄鶏が山上から玉を転がしてきます。
カメの背中のボールを回してカメを進めます。
先月のゲーム勉強コーナーのゲームです。今月も大人気。

ピット
騎士たちの塔
騎士たちの塔
ピット
騎士たちの塔
ゆうもあ京都では、常連ご家族の定番ゲームになっております。
この楽しさは、カードを揃えてベルを最初に押した人にしか判りません。
2〜4人の協力ゲームです。
協力ゲームと言っても、誰か1人がコマの動き方を指示してしまい、本当の意味で全員協力にはなっていないゲームもありますが、このゲームは本当に皆で協力しないとゲームクリアはできません。
クリカド
ハイパーロボット
イグルーポップ
クリカド
ハイパーロボット
イグルーポップ
先月のゲーム勉強コーナーのゲームです。
見た目が楽しそうなので、今月も随分と遊ばれておりました。
何手でクリアできるかを頭の中で考えるパズルちっくなゲームです。
センスにもよりますが、少し上級者向けのゲームです。
アクションと音感が組み合わさったちょっと変わったゲームです。
カプセルに入っている石の個数を音で推理するのです。
バティークキッズ
バティークキッズ
セット
バティークキッズ
セット
ヘビの体の色を合わせて、つなげるゲームです。基本的に運のゲームですが、色使いが綺麗なので、家族一緒に楽しめます。
頭の中で図形パターンを考える思考ゲーム。
言葉にすると難しそうですが、年齢に関係なく遊べるゲームです。そのため、親御さんより子供たちの方が得意だったりします。
カタン
パウワウ
ハリガリ
カタン
パウワウ
ハリガリ
カタンは大人気。
少し高度ですが、最高に面白いゲームです。
頭にカードを刺して、人の顔を覗き込んでいます。
何しているかと言えば、人のカードを見て、自分のカードの数字を推理しております。
いつも遊んでいるのと絵柄がちょっと違いますが、アクションゲームのハリガリです。
人気ゲームのハリガリには、世界中にいろんなバージョンがあるようです。

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