朝一番から来てくれた子供たちの団体とお母さん2人。最初に遊んだのは、“シャドウハンターズ”。ゆうもあスタッフのご家庭で最近遊ばれて楽しんでいるので、久しぶりに持ち込んだゲームでした。
【シャドウハンターズ】
“シャドウハンターズ”は、日本人作者による純国産のゲームです。
各プレーヤーは、最初に役割カードを引き、自分の正体を隠しつつその人に与えられた勝利条件を目指していくゲームです。
役割は基本的に3グループに分類されます。“シャドウ”、“ハンター”、“ニュートラル”です。
“シャドウ”、“ハンター”はそれぞれがチームになっていて、相手チームを全滅させると勝利です。一方“ニュートラル”は、各人それぞれが異なる勝利条件を持っており、仲間というわけではありません。
基本は自分の勝利条件を目指して、相手チームのメンバーにダメージを与え倒していくのですが、誰がどの役割を担っているのか判らねば同士討ちってこともあります。まずは他プレーヤーの正体を探ることから行動がスタートします。でも、そんなのおかまいなしに相手に襲い掛かるプレイをしても別に問題は無い。プレーヤーの性格でゲーム展開は変わってきます。そこが面白いところかも。
ゲーム中盤ごろには、全員までは判らなくとも相手の行動で味方か敵か幾人かの判別がついてきます。敵方を攻めてもいいし、武具や道具を手に入れて戦力を高める作戦でもいい。
自分のダメージが許容値に達すると戦線離脱。そうなる前に勝利条件目指して戦闘を行っていきます。
ルールがややこしそうですが、自分のプレイはサイコロ2個振って、その指示に従って誰かプレーヤー1人を攻めることを繰り返していくだけ。いたって簡単です。そしてワンプレイの時間は30分程度。
朝一番に来られた小中学生のグループ、人数が多かったので最初に“シャドウハンターズ”を遊んでもらったところ、気に入られたようで、その後も幾度も遊ばれておりました。他のゲームを遊んだ後でまたこのゲームを遊ぶって感じでしたね。いろんな役割があるので、毎回異なった展開にもなりますので、色々と試して見たくなるのでしょうね。
“うすのろ”は、カード4枚または5枚を揃えるゲームです。4枚だと直ぐに終わっちゃうので、5枚で遊びました。同じスート(スペードとかハート,ダイヤ,クラブのこと)を5枚集めるとOKです。
本当は“ぶたのしっぽ”ってゲームも遊ぶ予定だったのですが、参加者がほとんど小学生の子ばかりで、それも小さい子もいたので、“ぶたのしっぽ”は見送りました。理由は、面白さが判るのに少し時間が掛かるところと、各テーブルにゲームが判る大人の人を配置したかったのですが、今回は大人の方の参加が無かったので、見送りました。でもまた遊ぶ機会を見つけたいと思います。
【ドラダ】
【いかだ動物園】
ルールは説明したとおり簡単ですが、いかだに入るのかどうか考えるのがとても面白いし、実際に動物コマをいかだに入れるのも楽しい。
【7WONDER】
いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
【ミニゲーム大会】【うすのろ】
恒例のミニゲーム大会は、トランプゲームの“うすのろ”を遊びました。
参加者は20名。参加者を募ったところ、小中学生19名でしたので、1名お母さんに入ってもらいました。
私が子供のころは、各家庭でもトランプで遊んだり、学校行事などでもトランプしたりしておりましたが、最近の子はトランプもほとんど遊んだことがないそうです。“うすのろ”を知っている子はほとんどおりませんでした。
簡単なトランプゲームをもっと皆さんにも知ってもらい、日常の家庭の中でも遊んで欲しいと思いますね。
4人それぞれが自分のカードの中から1枚不要なカードを左隣の人に手渡します。同時に右隣の人から1枚カードを受け取ります。これを繰り返しているうちに、カードのスートが全部同じになったら成功です。
カードが揃ったら、テーブル上の3点チップを取ります。
本当の勝負はここから。
もし誰かが3点チップを取ったら、自分のカードが揃っていなくてもテーブルのチップを取ってください。テーブルには、2点チップと1点チップの2個が残っています。それを取ろうとするのは3人。つまり早い者勝ちです。
自分のカードだけでなく、他の人の動きも注意しながら遊ぶ必要があります。誰かが3点チップを取った時は素早く自分も残るチップを取れるか?のんびりしていると、2点,1点どちらのチップも取れなくなってしまします。
このゲームを今回は6回勝負して総合得点で順位を争いました。最高得点者は13点でした。
5歳からの部屋で紹介している“ドラダ”はかなり古いゲームで、今は絶版となっています。古いゲームだけに非常にシンプルなルールですが、ゲームアイデアは秀逸なので今でも飽きずに遊べます。
たまたま 4月30日〜5月1日に開催した宇多野ゲーム合宿に持込があり、合宿で随分と人気でした。
そこで、通常例会へも持ち込みしたところ、次々と入れ替わりでいろんな人に遊んでいただきました。写真に写っているだけで5グループの人が遊んでいますよね?
たぶん、本日一番沢山の人に遊ばれたゲームだったんじゃないでしょうか?
小さな子でも直ぐに理解できるルールで、結構スリルも感じるゲームですので、そこが受けたんでしょうか?
具体的なルールは5歳の部屋の方を見てください。
遊ばれていた方々の写真を一挙公開しておきますね。
新作のゲームです。ゆうもあ京都にも初登場。
動物たちが一つのいかだに一緒に乗ります。限られたいかだのスペースに、全部の動物が乗れるかどうかを判断する空間認識系のゲームです。
まずは、1つ目のいかだを選びます。いかだの周りに動物カード10枚並べます。この10匹の動物が無事いかだに乗るかどうか?
○か×かどちらかのカードを全員一斉に出します。全員が“○”つまりは乗るのカードだったら、さらに1枚動物カードを追加。そして乗るかどうかの投票。これを繰り返し、誰かが“×”(乗らない)のカードを出したら、“○”カード出した人たちで実際にいかだに乗せてみる。
絵に合わせて木製の動物コマがあるので、それをいかだの枠にはめていく。制限時間内にうまく全部がはまりこめば成功。1つでも動物がはみ出すようだと失敗。
○×が当たった方が得点を貰う。
それにゲームの道具類がとてもそそられる。いかだのタイルも厚くてしっかりしており絵柄も可愛い。木製のコマも良い感じです。見るだけで、どんなゲーム?遊んでみたいって気になるパッケージデザインです。
宇多野ゲーム合宿に引き続いて、“7WONDER(世界の七不思議)”が人気です。
ゆうもあ参加者層からすると少し難しい部類のゲームですが、1ゲームが30〜40分程度で遊べてしまうところが受けている理由の一つです。
さらに、3〜7人と遊べる人数幅が広いのも、ゆうもあのようなゲーム会では重宝しますね。これからも引き続き遊ばれるゲームだと思います。
今月私が遊んだゲーム
今月私が遊んだゲーム :キャッチミー2回、ピット。例会終了後のスタッフだけの場で、私の世界の見方、シャドウハンターズ、メディチを遊びました。
インストしたゲーム :いかだ動物園2回、スカンクのぷっすん2回、モンツァ、アニマロジック、魔法のラビリンス、ピット、王位継承、おばけキャッチ、いかだ動物園、7WONDER、うすのろ、惜しい、ドラダ、クラウン
どの色からサイコロを使うか考えて動かなさいといけません。
宝石を沢山集めた人が勝ち!
自分の味方を王位につけるゲーム。相手の裏をゲームなんですが、人数が多いと読みきれない。
背の高いピエロで喜んでいると、横取りされちゃうこともある。取りつ取られつ。最後に背が高いのは誰のピエロ?