大人でも十分に楽しめるゲームを紹介するのが、私のページの主旨なんですが、「まずは小さな子供が喜ぶゲームを買ってやりたい!」「子供へのプレゼント用のゲームを教えて欲しい!」というようなメールを良くいただきます。
そこで、それらに対するお応えの一つとしてこのページを作成しました。
このページのゲームは、ゆうもあゲーム会でも定番となっているゲームばかりです。
運の要素が強く駆け引きや思考力の要素は少な目ですが、見た目も可愛いいので、まだゲームに慣れていない子供たちに楽しく遊んでもらうゲームとしてお勧めできるものばかりです。
まずは、ルールが簡単で、小さなお子さんでも楽しめるゲームを幾つか紹介します。
各ゲーム紹介に“大人でも楽しめる度”を付け加えております。これは大人同士でも面白いのか?を私の独断で5段階評価したものです。
クラウン(ピエロ) | 3〜5人 | 対象年齢:4歳以上 | ラベンスバーガー | 大人でも楽しめる度:2 |
自分のピエロを作っていくゲームです。
足の部分、頭の部分、胸の部分と、体の各部分別にたくさんのピエロカードがあります。
体のカードは、1〜6の6種類。同じ足であっても、長さが違います。“6”のカードはノッポ。“1”のカードはチビ。サイコロを振って、出た目のピエロカードを貰います。一番背高ノッポを作った人は誰かな?
足の部分からスタートして、腰、お腹、胸、顔、頭(帽子)と少しずつピエロが完成してくる。
“6”や“5”の大きなダイス目を振ると背の高いカードが貰えますが、他の人がまた同じダイス目を出すと横取りされちゃいます。
逆に小さなカードを手にしてしょんぼりしていたら、誰かが同じ目出して、そのカードを持っていってくれるかもしれない。
足から頭まで全部のカードが揃ったら、自分のピエロの背比べ。誰が一番背高ノッポかな?
(子供達の反応)
ピエロの姿かたちがなんとも微笑ましくって楽しいです。足の短いピエロなのに、胴体だけがう〜んっと長くって顔はちっちゃい姿のピエロ。
逆に足だけ長いのに、胴体から頭までチビすけのピエロとか、出来上がった姿を子供達は笑います。
同じダイス目が出ると横取り!取られた人はまたダイス振る権利がもらえますので、誰かのを横取り出来るかも?
幼稚園くらいの女の子達数人と遊んだときは、子供達同士でカードを取ったり取られたりで、キャアキャア!と賑やか。最初の数回だけを手ほどきして上げるだけで、後は子供達同士で遊んでました。
ダイスの目さえ読み取れれば小さな子でも遊べるので、幼いお子さんお持ちのファミリーには最適ですね。
4人、5人で遊ぶとカードを取ったり取られたりが頻繁に起きるので、なかなかスリリング。
子供達だけでも直ぐに遊んでくれます。でも、ちっちゃなピエロしかできなくて泣きそうな子がいたら、直ぐに「もう一回遊ぼうか?」って言って上げて下さい。今度はどんなピエロができるかな?
モンツァ | 2〜4人 | 対象年齢:5歳以上 | HABA | 大人でも楽しめる度:4 |
モンツァとはF1サーキットが行われるイタリア北部の街の名です。タイトルが示すとおり、カーレースのゲームです。
コースは6色に色分けされてます。右の写真のとおり。
サイコロもコースと同じ6色に色分けされてます。
サイコロ6個振って、自分の車の進みたいマスの色が出ていたら、1マス進めます。車は、現在止まっているマスと隣接しているところへなら進めます。でも前か斜め前だけでバックはできません。サイコロ1つにつき、1マス進める。1回移動に使ったサイコロは横へ除け、残りのサイコロでまだ進めるなら進んでよろしい。6個のサイコロとコースの色がうまく合えば、一度に6マス進むことができます。
コーナーでは、インコースを進んだ方が短距離。コース取りも微妙に影響してきます。同じサイコロの目でも、コースの取り方ひとつで進む距離が変わってきます。簡単そうなゲームですが、どの順番でコースを進むかを考えるのは、パズルを解くような感覚で楽しいのです。
コースの途中には、タイヤが邪魔して2コースや1コースだけの通路もあり、リードしていてもここで立ち往生なんてこともあります。
また、止まったマスに別の車がある場合は、その車を一つ後ろのマスに押し下げます。相手の車を押し下げることにより、その後のレース展開に変化が起きるかも?
基本的にはサイコロ運のゲームなんですが、コース取りを考えるのが楽しいですし、人が動かす時も一緒に考えられるのでテンポ良くゲームを遊べます。
当然親御さんが子どもさんの動きを見てあげれば、小さな子でも遊べちゃいます。子どもは直ぐに慣れてきますので、最初の2,3回遊べば、たぶん自分でも車を動かすことでしょう。
1ゲーム10分程度。小さな子どもでも遊べて、運の要素が大きいので誰でも勝ったり負けたり。家族で遊ぶのにもってこいのゲームだと思います。
(ご家族の反応)
ゆうもあゲーム会・京都では定番になっています。初めて来られたご家族に私がよくこのゲームを勧めるからです。
ルールは簡単なので、最初ほんの少しだけ説明すれば、後はお父さんかお母さんがみんなをリードしてくれます。
サイコロ6個全部使って6マス進むことができると大人も子供も大喜びしちゃいます。コース取りはインコースの方が得なのを、教えなくとも気付く子もいます。
リードしているお母さんが、サイコロの目の運悪く1マスも進めないと、それはそれで大歓声! 人の不幸を喜ぶと批難してはいけません。ゲームに熱中しているだけです。その証拠に、お父さんも子どもと一緒に喜んでます。(^^)
まとめて紹介しきれないので、後日また追加して記載します。期待してください。
これらのゲームについての入手先情報はまだ作っておりません。もし気に入られたゲームがありましたら、トップページのアンケートメールでお尋ねくだされば、購入先をお教えできると思います。
でも一番大事なのは、買い与えることではなくって、子供と一緒に遊んであげることだということは忘れないで下さい。ゲームは一緒に遊んでくれる人がいてこそ面白いのです。遊んでくれないのでテレビゲームで子供は遊ぶのです。我が家でもテレビゲームはしてますが、下の娘は家族4人でゲームする時間が一番好きだそうです。
子供とファミリーで遊ぶ時間を作ることが一番です。遊ぶ時の道具の一つがゲームであればいいなぁと思います。
それと、ゲームは高価な買い物です。できれば実際に手に触れて遊んでみてください。遊んで気に入ったゲームを買ってあげてください。手に触れさせてくれるお店もできるだけ紹介していきます。