第57回ゆうもあゲーム会・京都(2012年11月24日)

副題:繰り返し遊ばれるゲーム!


前回開催の9月は、暑さが厳しい日が続いておりましたが、11月中頃以降、急に冷え込みました。もうすぐ冬がやってきますね。京都は紅葉の真っ盛り。この3連休が紅葉狩り一番の季節です。
今回の参加者は久しぶりに50人を越えました。参加者総数58名。内スタッフは9名。そして初参加者が16名となりました。

ゆうもあ京都では、定番として遊ばれるゲームが幾つかあります。"カヤナック"、"猫とネズミの大レース"、"スティッキー"等が代表格ですが、それ以外でも毎回遊ばれるゲームが幾つもあります。
今回の大ヒット一番人気は、"カリマンボー"。

カリマンボー

【カリマンボー】
カリマンボー カリマンボー 2012年7月にゲーム勉強コーナーで初お目見えした“カリマンボー”が今月は大ブレーク。
ゲーム会スタートの最初のテーブルから始まり、幾度も遊ばれておりました。最後の方は、ほとんど大人だけでテーブル囲んで、盛り上がってましたね。
「カリマンボー」という正しいタイトルよりも「うんち踏むゲーム」と何とも品の無い呼ばれ方をしておりました。
ゲームの説明については、7月に記載しておりますが、繰り返しになりますがもう一度書いておきますね。

サバンナの人気者、“カリ”と“マンボー”くんがフットボールのトレーニング中に、アフリカ探検チームに紛れ込んだ。
みんな一列に並んでサバンナを行進。先頭を順に変わりつつ前に進んでいく。
サバンナにはあちこちに、象のウンチが散らばっている。行進中に象のウンチを踏んづけるとマイナス3失点。ウンチを踏まないように避けながら進んだ者が勝ちです。
でも、一番後からは“マンボー”くんが突進してくることもあり、できれば一番後ろも避けたい。みんなの動きを良く見ながら、どのカードを出すか考えてください。

カリマンボー プレーヤーが行うことは、12枚持っている数字カードからどの1枚を出すかを選ぶだけ。出したカードは使い捨てなので、手持ちのカード枚数はどんどん減っていきます。12枚使い切ったらそこでゲーム終了。非常に簡単なゲームなんです。
カードは全員一斉に出します。一番大きな数字の人から前に進みますが、同じ数字の人が複数人いた場合は、最後列の人1人だけが前に進みます。列の先頭の1つ前のマスにコマを進めます。進んだマスに象のウンチがあると、マイナス3点。踏んづけないように前を良く見て進みましょう。
数字の大きい人順に前に進んでいきます。数字は11〜0。同じ数字を出した人が複数いた場合は、その中で一番後ろの人一人だけが前に進み、その他の人は進むことができずその場に留まったままです。
そして0のカードを出した人は誰も前に進みません。現在地に留まるカードです。なので前に進みたく無い時に出しましょう。
前に進まなければウンチを踏む心配はありませんが、行列の後ろにも危険が迫ります。列の最後尾には常にサイの“マンボー”くんがぴったりついてきます。
もし、列最後尾の人(つまり“マンボー”の直前の人)が前に進むと、“マンボー”はその時の列最後尾の人めがけて突進。角に突かれた最後尾の人が突進したマス数マイナス点となります。
また、人気者の“カリ”くんもみんなを惑わす動きをします。
前のウンチと後ろの“マンボー”を睨みながら、誰が幾つくらいの数字を出すか予測してカードを選択してください。

簡単なゲームながら、予想外の動きや思い違いが飛び出し、笑いとため息が絶えないゲームです。
写真で見るだけでも、異なる参加者で4回は遊ばれているようです。
最後の1回は上の写真なんですが、1度遊んだ方が面白いので、別の参加者の方を誘って自分たちでインスト説明して遊んでくださってました。「うんちを踏むゲーム」と言いながら、奥様方が4人も入ってワイワイと遊ばれてました。


ミニゲーム大会

【ラブレター】
ちょっとユニークな国産同人ゲームを使ってミニゲーム大会を開催しました。
ラブレター “ラブレター”のストーリーは、お姫様にラブレターを手渡すために、宮廷にいるさまざまな職業の人たちの協力を得るゲームです。こう書くと難しいゲームに思えますが、ゲーム自体はいたってシンプル。自分の手番では、毎回1枚カードを引いて、2枚のカードからどちらか1枚を残し、もう一方を使用するだけ。
残すカードは重要ですが、それ以上に使用するカードが大事。
各カードごとに使用時の効果があり、うまく効果を利用して競争相手を失敗させていくのです。自分以外全員が失敗すれば勝ちです。ゲーム終了時に複数人が残っていた場合は、その中で一番大きな数値のカード所持者が勝ち。
カードの枚数は16枚しか無いので、1ゲームは5分も掛からないくらいです。
僅か16枚のカードだけで、ここまで面白く悩ましくできるなんて、ゲームを考えた人は凄い。感心しますね。

大会は小学4年生以上16人のエントリー制で、4人づつ4テーブルに分かれて競いました。最初に2勝した人が決勝のテーブルに進みます。
参加者は男女半々だったのですが、決勝進出者4名は全員男性。姫に熱烈ラブコールを送り続けるのはやはり男性なのでしょうか?
小6男子が見事優勝されました。


その他のゲーム

【ワードバスケット】
日本古来の遊びである"しりとり"をテーマにできたカードゲームです。
自分の手持ちのカードは5枚。この5枚を使い切ったら勝ち。自分の手番とかは無くて、答えを思いついたら早い者勝ちのゲームなんです。
ワードバスケット テーブルの中央にお題のカードが1枚出される。カードにはひらがなが1文字記載されています。例えば、"あ"と記載された文字であれば、"あ"で始まる言葉で、自分が持っているカードの文字で終わる言葉を考えます。思いついたら、考えた言葉を言いながらカードを1枚出します。
例えば、"あ"で始まって、手元に"り"のカードがあった場合は、"あさり"(あかり でも あまり でもOKですね。)と叫んで、"り"のカードを出す。
この瞬間に、最初の言葉が"り"に変わります。つまり、カードを出しながら全員で"しりとり"を行うわけです。
ワードバスケット ワードバスケット

ルールは簡単でも、直ぐに言葉は出てこない。他の人がカードを出すと、最初の言葉が変わってしまうところが面白い。思いついたと思った瞬間に他の人に先に出されると頭の中がグルグル回る。 最初は2文字でもOK。慣れてきたら3文字以上の言葉の制限を付けていくと、大人と子供とでも一緒に遊べます。

最初は大人主体で遊ばれておりましたが、他のテーブル回って戻ってみると、ご家族のお子さんも一緒に遊ばれていました。つまり何度か繰り返し遊ばれていたのだと思いますが、気に入ってもらえたようで嬉しいですね。


今月私が遊んだゲーム

インストしたゲーム :カヤナック、DIVINARE、転がり山、猫とネズミの大レース、ドラゴン・ディエゴ、キャントストップ、ワードバスケット、カヤナック、カラフルミミズ、アクロバットタワー、スティッキー、ウントチュース、ゴロゴロカメさん
今月私が遊んだゲーム :黒猫タロット、ドミニオン収穫、ドミニオン収穫、クモの毒とカエルの鼻水


写真

いつものように、ゲーム会で撮ったその他の写真を紹介しておきます。
遊ばれている様子もコメント記しておきます。

カヤナック
キング オブ トーキョー
DIVINARE
カヤナック
キング オブ トーキョー
DIVINARE
初めて来られたご家族に小さなお子さんがいる場合は、まずはカヤナックを遊んでいただくのが定番。
毎回来るたびにこのゲームを遊ばれているご家族。いつもは弟くんがリクエストするのですが、今回はお姉ちゃんが選んだそうです。
常連ご家族なので、頭を使うちょっと難しいゲームにチャレンジしていただきました。

転がり山
昼食中
ハイパーロボット
転がり山
昼食中
ハイパーロボット
転がり山も初参加者ご家族に良く遊んでいただくゲームの一つです。簡単なレースゲームですが、ボードが坂になっていて、ビー球が転がるようすが楽しい。
皆様お食事中です。家で弁当を作るご家族、近所のコンビニでおにぎりを買ってくるご家族とそれぞれですが、皆でお話しして食べると楽しい。さっさと食べて遊びたがる子や、いつまでもゆっくり食事している子と性格も様々のようです。
パズル的な思考力を要する難しいゲームなんですが、小学生低学年がお母さんより既に上回っているようです。将来が楽しみ(^^)

持込みゲーム
持込みゲーム
持込みゲーム
持込みゲーム
いつも100個ほどのゲームを持ち込んでおります。必ず持ってくるゲーム、入れ替えるゲームとありますので、遊びたいゲームがあれば、事前にリクエストいただけるとご用意できると思います。

キング オブ トーキョー
ブロックス
キャントストップ
キング オブ トーキョー
ブロックス
キャントストップ
男の子は怪獣って聞くだけで目を光らせる。気に入って何回も遊んでくれていたようです。
ルールが非常に簡単ながらしっかり頭を使うゲーム。色も綺麗ですね。
参加者のリクエストで持込みしたゲームです。ダイス4個振って出た目を足し合わせて遊ぶゲームですが、運だけでなく、確率や相手との駆け引きも大事です。だも最後は思い切りの勝負です。

ブラフ
サンダーストーン
カヤナック
ブラフ
サンダーストーン
カヤナック
ダイスゲームの王道。ダイスのランダム性を生かしつつ、頭もふんだんに使うゲーム。確率を裏切るような出目が時折出る。これが素敵。
中学生男子たちがひたすら遊んでいたゲーム。ドミニオンをさらに複雑・モンスターが出てくるゲームにアレンジされております。
定番のカヤナック。いつもいろんなご家族に複数回遊んでいただいております。

ウントチュース
クロンダイク
ゴロゴロカメさん
ウントチュース
クロンダイク
ゴロゴロカメさん
ちょっと頭を使いたいって時は、このゲームを良くお勧めします。1位になると最高ですが、2位はなんにも手に入らない。2位になるくらいなら、3位か4位の方がいい。
金色の球だけを残すようにお皿を回して遊ぶアクションゲーム。
木製の駒に気のボールを乗せると可愛いカメの出来上がり。背中のボールを手前に引くとゴロゴロ前に進みます。

ファウナ
カヤナック
転がり山
ファウナ
カヤナック
転がり山
生き物の生息地と体調・体重を推理する知識ゲーム。でも知識なんかなくてもみんなであれこれ違うといいながら話をするだけで楽しいゲームです。
小さいお子さんがひたすら穴をあけて魚を釣っておりました。
どのゲームも気に入ったそうですが、一応一番面白かったのがこのゲーム。


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