第19回ゆうもあゲーム会・大阪(2005年2月27日)

副題:ご家族と一緒にゲーム!


娘が土日塾通いになり、どうやら1年間は私だけでのゆうま参加になっちゃうかもしれません。
今回の参加者数55名、スタッフ10名、総勢65名でした。

今回のゆうもあゲーム会での、私自身のテーマは、「ご家族と一緒にゲーム!」です。
会場風景
いつもは、「最初のインストのみ行い、ゲームが始まり出したら別のテーブルのサポートに移動しそれぞれを横から見ている」という動きが多いのですが、今回は、できるだけご家族と一緒に私もゲームしながらゲームのツボを説明したいと思いました。
これは、最初のインストだけでは全部のシチェエーションまで説明できていなかったり、細部ルールを抜かしてしまったりしており、本当にゲームルールをしっかり、そして面白みを全部伝えきれているかが不安だからです。
ゆうもあ大阪はスタッフも充実しているので、私がご家族とゲームしちゃってても全体フォローの問題もないでしょう。

という訳で、今回のページは同じご家族ばかりの写真が写っちゃってます。一応みなさんには写真掲載のご了解いただきましたが、もしそんな写真載せないで! ってことでしたら、お知らせください。直ぐに訂正させていただきます。

【マンマミーア】ピザ作りのゲームです。

とそこへご家族が来られました。
お母さんと娘さん2人。何度か来られているようですが、私自身は面識ありません。アンマミーアを持参されており、ルールを教えて欲しいとのことでしたので、早速一緒に遊びました。
面白いとの噂を聞いて購入されたそうですが、説明書読んでもルールが判りづらいとのこと。
娘さんは3年生と幼稚園。下の子にはまだちょっと難しいゲームなんですが、なかなか飲み込みがいい子です。お母さんからアドバイスもらいながらもちゃんとゲームになってました。
このご家族のようにゲームを買ったものの、「説明書だけでは遊び方がもうひとつ判らない。」って話を時々耳にします。私たちのようにゲーム慣れしていると、ゲーム展開のポイントもつかんでおり、文面から流れを把握できるのですが、一般の方には難しいところもあるのかも?
そういう場合は是非ともゆうもあに来てもらって、一緒に遊ばせてもらうのが一番。説明よりも実際に遊んで見るのが一番です。

とは言うものの、私も4人だとトッピングカードを各1枚抜くのを忘れており、ルール修正しながらのインストでした。やはり最後まで一緒にゲームしないと正しく遊んでもらうことは難しいですね。良い経験になりました。

KAYANAK

KAYANAK
このご家族、“頭脳絶好調”も買ってらっしゃるそうで、なかなかのもの。幼稚園の子で頭脳絶好調遊べるんですね?私のホームページもでいずれ紹介するつもりだったのですが、何歳からのジャンルにいれるかで迷ってました。でも5歳からって訳にはさすがにいかないですよね?普通は!

続いて“KAYANAK”。娘さんがこれを見つけてきた。
もう私のページで紹介済なのでルールはそちらを見てもらうとしましょう。

4人がそれぞれ10匹以上釣り上げる状態になり、なかなか拮抗した展開です。
後半になると、釣る場所が段々少なくなってきます。実は、全てのエリアに1つ以上の穴が開いたら、その時点でゲーム終了って条件を事前には説明してなかったのです。初めて遊ぶ人たちの場合、この条件で終わるケースは比較的少なく、あえて説明簡略化してたんですが、丁度その条件に当てはまっちゃいました。
ゲーム終了後に一応お母さんには補足説明しましたが、ここでも最初のインストだけではフォローしきれないルールが出てきました。やっぱりインストだけではなく、最後までゲーム展開を見続けないと駄目って痛感しました。

【ねことねずみの大レース】

ねことねずみの大レース
ここで、お友達のご家族が来場され、2家族一緒にゲームされました。来られたご家族もお母さんと娘さん3人。女の子ばかりです。我が家も娘2人なので、私も女の子の方がなんとなく遊びやすいです。
“ねことねずみの大レース”は4人ゲーム。お母さん2人と娘たち5人。総勢7人が4チームに分かれる。小学生の女の子3人は別々、残り(お母さん2人と幼稚園児2人)4人は1組です。幼稚園の女の子はサイコロを振りたがったので、結果的には別グループになった方が良かったでしたけどね。
このゲームもゆうもあ定番の一つです。非常に面白いゲームですので、近々、私のページにも紹介する予定です。

中盤までは3年生の女の子のダイス目がとっても良く、他の子はネコに迫られて手前の洞窟に逃げ込んだり、ネコに捕まったりしてましたが、この娘だけはチーズの王国目指して家族ネズミ全員進んでいました。
ところが、後半ネコのダイス目が出るわ出るわ。ネコが駆け足でネズミに迫り、あっというまにネズミを捕まえてしまいました。
結果は、無理をせず前半に洞窟に逃げ込んだ女の子の勝ち。最初順調だった女の子はちょっと可哀想だったかな?でも、すねる様子も無く遊んでいたから安心かな?

ニワトリのしっぽ

ニワトリのしっぽ
“ニワトリのしっぽ”は4人ゲームですが、肝心のニワトリ駒が一つ足りず、3グループに分かれてゲーム遊びました。
先ほどのグループ分けの経験から、今度は年長の女の子3人が1グループで、残り幼稚園の子がお母さんとペアを組みます。この方がバランスは良い。
最初はお姉ちゃんグループが順調にどんどん進みます。親子チームもお母さんのアドバイスでそこそこ進む。さすがお母さんと言いたいところですが、
実はお母さんは「自信を持っている時だけアドバイスしている」ように思えたのですが? 判らない時は娘まかせだったような気もする。このページ見ておられたら(^。^;)ゴメンナサイ・・・ 後半は娘さんが凄かったのでアドバイスもいらなかったですが。
でもこの子達、かなり記憶力いいよね。お母さんもさすが。
後半になると一手で、半周以上一気に回る時が数度、それもどのグループも回るため、ニワトリのしっぽが次々と移り変わる。
最後は、幼稚園の子が自分の力だけでみんなを一気に追い抜いた。
小さい子が見事にゲームをこなすのを何度も見ているが、幼稚園の子がお姉ちゃん以上にしっかりと覚えている。お母さんは、知っていても教えないように沈黙しているのはエライ!と思う。
メインページにも書きましたが、親として子どもがとっても誇らしく思えるゲームですよ、このゲームは。

ここでお昼休み! ご家族と一緒に近所のスーパーへ弁当の買出し。子ども達の会話聞いてると、家族生活のこといろいろしゃべってくれるのでとっても面白い。しゃべられるお母さんは気が気じゃないかもしれないけど、子ども達が“楽しい”と感じてることを話してくるんだから、いいですよね?

買ってきたお弁当は会場ロビーで食べます。椅子は結構たくさんあるので、3,4家族ならお弁当を食べられます。暖かくなれば近くの公園で一緒に食べたりしますが、普段はここで食べる人が多いです。


オバケだぞ〜バティークキッズザーガランド
オバケだぞ〜
バティークキッズ
ザーガランド


【ベンガベンガ】

ベンガベンガ
お昼ごはんを食べ終わって、午後の部。
午前中ずっと一緒だったので、自然と女の子が私を誘いに来る。でも下の子の2人だけだ。お母さんはロビーでお昼を食べながらずっとおしゃべり中。
女の子が勝手にもってきたのが“ベンガベンガ”。これも低年齢向けゆうもあ定番ゲームです。女の子は既にルールを知っているようなので一緒に遊びます。
動物のしっぽを抜き取るとハンコにになっており、お医者さんが診察した動物のハンコを集めていくゲームです。
このゲームもそのうち紹介したいと思ってます。

まあゲーム的には駆け引きを駆使するほどのものではなく、子どもゲームの部類ですが、ハンコも含めてギミックが素晴らしい。それだけで見栄えするゲームです。

【しばし隣のテーブルをインスト】

ねことねずみの大レース
午後から人数が増え、隣のテーブルに来られたご家族(ご両親と男の子、女の子の4人家族)にもインスト、ここでもまた“ねことねずみの大レース”を遊びました。
定番中の定番ゲームなので、さすがにインストには慣れました。スムーズにゲームの背景ストーリーが出てくる。
噂に聞くチーズの楽園目指して、ねずみたちが旅立つ。それを聞きつけたネコもネズミの後を追いかけていく。道中途中の洞窟にもチーズがあるが、最初はちいさなチーズ。チーズの楽園に近づくにつれ、洞窟のチーズも大きくなる。が楽園のチーズはもっと大きな丸いチーズ。やはり旅立ったからにはこのチーズが欲しい。
でも欲張ると、ネコに追いつかれちゃう。さあ、ネコに追いつかれないようにネズミたちを進めよう。

ご家族が遊ばれる様子を一緒に見てました。1回目は、ねこの足が速く、前半早々に洞窟に逃げ込んでいた下の女の子が、チーズが少ないながらもトップ。後半一気にネコが進み、欲張ったお母さんは全くチーズを手にすることなく4匹ともネズミは捕まっちゃってました。だって、ダイス目はネコばかりだしているもの。
ネコの目が出ると皆大騒ぎ!でもこれが楽しいところ。

気に入ってもらえたのか続けて2回目。私が別のテーブルに行っている間に前半は進んでおり、戻ってみるとネコがほとんど前に進んでいない。ネズミばかりがどんどん動いている。
さっきとは展開は大違い。ネコがちょっとくらい動いてもネズミのはるか後ろ。とっても安全。
それでも私がネコを応援しだしてからは徐々に差がつまり、後半はネズミも逃げ惑う。最後はチーズの楽園に2匹も辿り着けた下の女の子が勝利。2連勝。良かったね。

ザーガランド

その間、幼稚園の女の子達2人は、別のスタッフに教えてもらって“ザーガランド”をプレイ。
丁度ゲーム終了した時に私がそちらのテーブルに戻りました。すると待ってたとばかりに私も含めて2回目のプレイ。
ザーガランド
“ザーガランド”って、記憶力ゲームなので大人にとっては苦手なゲームですが、子どもは結構好きですね。うちの娘も小さい時、いっぱい遊びました。
幼稚園とは言えこの2人、普段家でもゲーム遊んでいるだけあってしっかりしている。まあ性格なのかもしれませんが、“おとなしい”タイプの子ではない。とっても活発なタイプ。女の子だから口達者ですね。でもこういう感じの臆さない子の方が一緒にいても遊びやすいです。
良く見ると、お母さん達2人は、奥のテーブルで大人だけで騒いで楽しんでいる。子どもはほったらかしか?まあ、スタッフが一緒に遊んでいるんだからそれもありか? お母さんもいっぱいゲームを楽しんでもらわなきゃ。
お姉ちゃんたちの姿が見えないんで聞いてみたら、隣の図書館行ってるんだって。お姉ちゃんがいなくとも全然気にしてない。ほんとしっかりした子たちだ。

さて、“ザーガランド”の話に戻る。記憶ゲームといいながら、ゲームの部屋の説明読んでもらえば判ると思うが、心理戦の要素が非常に強い。ゲーム慣れした大人に勝つのは至難の業。
ゾロ目が出るたびに女の子達は目的カードを交換しまくる。だからなかなかゲームが進展しない。こりゃ、私が終わらさないと延々ゲームが続きそうだ。私だってのんびりと付き合いだけなのは嫌。やっぱりゲームなんだから勝ち負けがあって当然。もうこりゃ、さっさと終わらせるに限る。
お宝を探している時の子ども達の反応を観察していると、自分で見なくともどこに宝が潜んでいるかが想像付く。私が3つとも集めてゲーム終了。やっぱ大人は強いでしょ?

【マーゴマギノ(魔法使いのマーゴ)】

マーゴマギノ
以前別スタッフが面白いと絶賛されていたゲームです。女の子と一緒に私もルールを教えてもらって4人で遊びました。これはなかなか秀逸。面白い。
3個の宝を持ち帰るだけのゲームですが、魔女が自分の止まっているマスを指差すと、カエルに姿を変えられてしまいます。こうなると宝は持てないし、一歩づつしか動けない。
元の姿に戻るには、良い魔法使いに呪いを解いてもらわねばならない。
・ダイス目が丁度でなければ、宝を取れない。
・魔の森を抜けると近道だけど、魔女に会いやすい。
・カエルから人間の姿に戻ると、もう一度ダイスが触れる。
子供ゲームとは言え、判断するポイントがそこかしこにあり、大人でも楽しめます。
残念ながらまだ日本で売ってないんですね。でも発売されれば定番ゲームになるように思います。その時には私のページでも紹介しますね。

すすめコブタくん

ここでこの日初参加の女性の方が一緒に遊んでくださることになりました。この方、自分でもビジネスゲーム的なものを作っておられるそうで、ゲーム作りの参考になればとゆうもあに来られたそうです。
どんなゲームが参考になるか判りませんが、あれこれ遊んでもらう一つとして、ゆうもあ定番ゲームの“すすめコブタくん”です。
私のページ、4歳からのゲームでも紹介しているので、ルールはそちらを見てください。
本当は人数沢山で遊ぶ方が面白いのですが、4人だけでも背中に乗ったり乗られたりと面白い展開になりました。

【子やぎのかくれんぼ】

この日唯一、他のご家族と一緒に遊んだのは、“子やぎのかくれんぼ”。
ゲーム会終了間際。20分だけ時間があったので、簡単に遊べるゲームを選んで見ました。遊んだのは、お父さん、お母さん、娘さんの3人家族。
非常に簡単な記憶ゲームです。
6色のカップの中に子やぎの駒が5つづつ入ってます。サイコロ振って出た色のカップに入っている子やぎの数を当てると、そこから1個子やぎを貰えます。間違えると狼が寄ってきます。子やぎを7つ先に集めた人が勝ち。
当然最初は全てのカップに5匹づつ入っているのですが、人が数を当てるたびに中の数が減ってきます。5→4→3→2と。減った数を覚えておかなきゃならない。
ルールだけ聞くと簡単そうですが、実際にゲームをしていると、他の人のプレイに気を取られ直ぐに忘れてしまいます。
この時は、前半お母さんが好調だったのですが、後半お父さんが追い上げて勝ちました。女の子ももう少しでした。


以上、冒頭に説明したとおり、今回は特定ご家族(特定の女の子2人)と遊んだゆうもあゲーム会でした。
これだけ一緒に遊んでいると、その子の性格好みも少しづつ判ってきます。楽しかったです。
できればまた遊びに来てくださいね。

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