普及と言えばもう一つ、同じ京都市内の北区に、京都ゲーム会(仮)というゲームサークルも活動され出しています。ファミリーの方が主催者で、数家族が集まって楽しくゲームを遊んでおられます。私も一度参加させていただきました。ご家族で遊べる場がどんどん増えていってくれると嬉しいです。
ゆうもあゲーム会・京都の参加人数が増えてくるのは嬉しい反面、初めて来られた方へのフォローが少し疎かになってしまっているのは反省点です。折角の休日を家族でおいでいただいているのですから、ゲームの面白さ、人と人との触れあいの楽しさを満喫して帰って欲しい!そして家族でゲームする喜びを知って欲しい!
私たちと一緒にゲームの楽しさを広めようと協力くださる方おられましたら、少しづつでもいいですので、お助けください。協力者として構えていただかなくてもいいんです。ゆうもあで別のご家族と一緒になって遊んでくださるだけでも、私たちとしてはとても助かりますし、なによりゲームの面白さを広げることにつながっております。
これを見ているあなた、是非ゆうもあに来て、ご家族同士一緒に遊んでください。
トリュフ探し
今回の新作で人気No.1だったのは、“トリュフ探し”。
人気の理由は、ブタの鼻。写真のように鼻にくっつける。鼻の先が磁石になっていて、これでトリュフカードを探ると鼻(磁石)にカードがくっつく。
トリュフならなんでもいいかというとそうでもない。あらかじめ渡されたカードで指定された4種以外のトリュフを取ると失点になるのです。
トリュフの種類はカードの裏側を見ないと判らない。でもブタは手が使えない。でどうするかというと、磁石にくっついたトリュフの裏側を鏡に写して、確認する。
欲しいトリュフなら右に、いらないトリュフなら左の箱にカードを落す。落す時も手を使えないので、箱の端に鼻をこすりつけてカードを落す。
なんだか変なゲームです。
制限時間内に何枚のトリュフが手に入るか?
カードを落すのが面倒! 鼻息で落せるかと頑張ってみた人がいましたが、鼻息だけでは無理でした。
鳥小屋騒動
もう一つ新作を紹介しましょう。“鳥小屋騒動”です。
庭で餌をついばむニワトリたち。それを狙うキツネ。キツネを見張るカラス。登場人物は以上3種。
ゲームの狙いは、自分のニワトリを動かして餌を沢山集めた人が勝ち!
ゲームの箱のそこが幾つもに仕切られていて、ここがニワトリのお庭。ニワトリは餌を求めてウロウロしています。
ゲームの特徴は、ニワトリの動かし方。丸い餌を道具を使って庭に向かって跳ね飛ばす。餌が入ったマス目にニワトリを動かせる数が書いてある。でも、ニワトリの替わりにキツネが一歩進むマスもあるので注意。
慣れてくると場所を狙って餌を飛ばすこともできるのだが、最初はうまく飛ばすことも難しい。小さな子どもだと力加減がうまく判らず、BOX外に飛び出してばかりでした。
キツネが姿を現すとニワトリは小屋目掛けて一目散に逃げる、逃げる逃げる!
逃げる場合も餌を飛ばして逃げる数を決める。逃げ足が遅いと、折角集めた餌を何度も飛ばして減っていく。
子どもゲームなんだけど、飛ばすテクニックもいるので、それなりの年齢向きかな?
今月私が遊んだゲーム:鳥小屋騒動、モンツァ、トリュフ探し、スピード、バルバロッサ
インストだけしたゲーム :エレファント、ブラボピーピーノ、ロスマンフォス、バティークキッズ、動物家さがし、ニワトリのしっぽ 、スティッキー、ナイアガラ、クライネフィッシュ、リバーフィッシングゲーム、ねことねずみの大レース 、バルバロッサ、カヤナック、ウボンゴ、ドクロと宝箱、ブロックストライゴン、ミッドナイトパーティ、ピコベーロ、それはオレの魚だ!、ドクター・シュリュッセルバルト、バルバロッサ、ぶらぶらモンキー
今回のネコはなかなか素早かったです。 |
手を使ってはいけません。鼻だけでトリュフを見つけましょう。 |
象がやってきて大事な壺を踏んづけます。 |
覚えているようで忘れているんです。 |
動物の積み木遊びとして遊ばれています。 |
シャツにズボン、タオルも干しましょう。 |
スティッキー
初めてゲーム会にいらした方々に良く遊んでもらう“スティッキー”。サイコロ振って出た色の棒を抜くだけのルールで説明も簡単、親子2人だけでも楽しく遊べるので重宝します。
3色の棒を木の輪っかに入れて、テーブルに立てる。立てる時に、棒が広がるようにすると良い。輪っかを円を描くように揺らして立てると、棒がうまく広がります。
順番にサイコロを振って出た色の棒をそっと抜き取ります。抜くときに輪っかがテーブルに付くと負け。
負けなかった人の中で、得点が一番大きい人が勝ちになります。得点は、赤が3点。青が2点、黄が1点。赤が一番太く、次に青、一番細いのが黄です。
でも、普段のゆうもあゲーム会では、点数計算せずに、シンプルに倒した人が負けってことで、何度も繰り返し遊んでおります。
どの棒が抜きやすいかしっかり見定めて、ゆっくり抜きましょう。真中の方の棒が抜きやすいです。端の棒でも、複数で支えている場合は、抜いても大丈夫。
上手に抜いていくと、3本だけで支えるところまで抜き取ることができますよ。
大会準備のために、受付時に参加意思確認を行っているのですが、この時点ではいつもあまり参加希望者はおられません。そこで開始時に再度募集して参加者を募りました。参加者は25名になりました。
4テーブルに分かれてゲームスタートです。
ゆうゲームズにも選定されているお薦めゲームなのですが、意外なことにゆうもあ京都ではあまり遊ばれていませんでした。このため、ゲームルールをご存知無い方が半数程度。ミニゲーム大会を通して、名作ゲームを知ってもらえるのはいいことだと思います。
大会では標準ルールに加え、人の駒を取ると相手からチップが貰えて、1点プラスになるようにしました。それ以外は全て標準ルールで3ゲームの合計得点で競いました。
各テーブル上位2名が決勝に進出。
運の要素が大きいゲームなのですが、いかに失点を抑えるかのポイントが幾つかあり、それを素早く見極める能力はやはり大人の方が優れているようです。その僅かの差で、大人優勢の状況でしたが、最終優勝したのは小学2年生の男の子。お見事でした。
今回のマスター2名への挑戦ゲームは、“レースギャロップ”と“くるりんパニック”。共に新しい人気ゲームです。
“くるりんパニック”は先回に続いて2回目の挑戦ゲームです。先回はマスターが勝利したようですが、今回はマスターを集中攻撃したそうです。とにかくマスターに勝てばOKなのですから、子ども同士は協力するのが得。チャレンジャーたちもゲーム会で鍛えられた子どもたち。今回はそれに気づいたのかな?
“レースギャロップ”は、子どもゲームとは思えない駆け引き勝負の名ゲームです。
こちらの方は、さすがマスター。敗れたのは1回だけ。でも何位だったんでしょうねぇ。
この結果、スタンプ3つ獲得者が合計3名。4人目への挑戦権を獲得。
私との勝負は、トランプゲームの“スピード”に固定。
練習不足とのことで、今回挑戦を受けたのは女の子1人だけ。3戦して1度でも私に勝てばジュニアマスターの称号を挙げます。
結果は、私の2勝1分。引き分けに時は、カードの出方ひとつでどう転んでいたか判らない勝負でした。
子どもたちも練習してきて随分と早くなってきてます。いよいよ次回、危ないですね。
もし挑戦者が3人以上揃うようでしたら、“スピード”以外に、“よこどりゲーム”でも対戦可能としましょう。
私はアクションゲームで挑戦を受けます。
バティークキッズ
ゆうもあゲーム会へお越しになる方は、親子2人連れの方がやはり多いです。会の雰囲気に馴染んでいただければ、別のご家族と一緒に遊んでいただけるのですが、最初はやはり2人遊び。
そこで簡単な2人ゲームが重宝します。最初に紹介したスティッキーや2005年9月のページで紹介しているゲーム以外にも、お薦めは幾つかあります。
“バティークキッズ”も良く遊んでいただくゲームの一つです。
透明のアクリルボードの隙間に、自分のタイルを落としていきます。最初はすんなりと落ちますが、いっぱいになってきてからが勝負。自分のタイルが上にはみ出すと1敗です。はみ出したタイルを取り除いて、最初からもう一度遊びます。次の手番は先ほど勝った人から。
相手の手番で落とすところが無いように落とすタイルの大きさと落とす場所を工夫します。
こうして毎回1枚づつはみだしたタイルが取り除かれていき、手持ちタイルが減ってくると危険。
自分の手番に落とすタイルが残っていないと、これでゲームエンド。あなたの負けになります。
単にタイルを落としていくだけのゲームですが、隙間を埋めるように落とすのか、それとも上から入り難く落とすのか、考えた方が勝ちます。ですから強い人は強いそうです。やってみてください。
タイルの絵柄が海の生き物を模していて可愛いのが、親子受けしていますね。
その他ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。
ボートで洞窟に眠る宝石を集めましょう。川に流されないようにね。 |
甲羅を回す力で動く長さが変わる。楽しいですよ。 |
安全な道、危険な道、どちらを選ぼうか? |
楽しく遊んでくださってます。 |
ちょっと変なゲームです。 |
坂を転がり進むのが楽しい。 |
元のお話が判るともっと楽しめるでしょう。 |
オバケの階段とトリュフを探せでした。 |