第14回ゆうもあゲーム会・京都(2005年9月11日)

副題:2人から遊べるゲーム1!


参加者数71名、スタッフ10名、総勢81名でした。
朝10:00スタートになって2度目のゆうもあゲーム会・京都。
嬉しいことに、10:00スタートを狙って6家族の方が来場してくださいました。
ところが、会場予約の証明書が見当たらない。だから部屋の鍵が借りられない。スタッフの自宅に肝心なものを置き忘れておりました。
急ぎ取りに戻って、15分遅れで開場。お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

6家族以外にも次々とご家族が来られ、お昼過ぎにはなんと60名も参加。
午後からも続々と来てくださり、最終的に、スタッフ含めて参加総数は81名。もちろん過去最高です。
20個ほど用意したテーブルが全て埋まる盛況ぶり。半数以上の方が初めて参加された方々なので、ゲーム説明するスタッフもてんてこ舞い。常連ご家族に説明をお願いしてしまう一幕もありました。
ゲーム説明が充分に行き届かなかったところがあり、申し訳ありませんでした。
ゲーム会後のスタッフ反省会でも、スタッフの関わり方についてあれこれと意見交換を行いました。参加者の方々にもっともっと楽しんでもらえるように工夫してまいります。

【さがしものは何?】

さがしものは何?
記憶力ゲームはあれこれありますが、ちょっと変わったゲームです。
動物園へ遊びに行きました。いたずら者のサルさんが、荷物を1つ隠してしまいました。さて、無くなった品物は何かな?
持ち物は、カバンや本、バナナにアイス、靴や携帯電話なんてのもあります。この中から1枚だけカードを隠します。
さがしものカード
残りのカードを順にめくっていって、出てこなかった品物を当てるだけのゲームです。簡単そうに聞こえますが、これがなかなか当たらないんです。
最初は5枚程度から始めますが、慣れてくるに従い枚数を増やし、最後は10枚です。(ルールブックには7枚で遊ぶと書いてますが、そこは適当にアレンジしてます。)
不思議なことに最初の内は簡単に当てられるのですが、やり続けるうちに当たらなくなってきます。最初は出てきたカードの印象が強く、出てこなかったカードがおのずと見つけられるのですが、何度も遊んでいると、前回のものと今回のものとの記憶が混在してしまい、訳がわからなくなります。
でも不思議と楽しいです。

一緒に遊んだのは、初めて来られたご家族2人。
ルール説明して最初は5枚からスタート。ご家族2人とも簡単そうに当てられます。
続けて7枚。これも簡単のようです。1枚づつ増やして10枚。
1枚だけ抜き取って残り9枚をテンポ良くめくっていくが、小学1年の女の子はなんなく当てます。恐れ入る。めくっている私の方が全然当てられない。

ここでめくる役を別スタッフにチェンジ。私は当てる方に専任するのですが、やはり当てられない。
私は同じテンポでカードをめくっておりましたが、別のスタッフは、1枚づつテンポを変えてめくります。この方が記憶に残りにくいらしい。
抜き取ったカードを途中に伏せて出してみたりと、記憶を混乱させるテクニックをあれこれ駆使。この辺りは私より数段上手ですね。楽しく遊んでもらうノウハウを私も体験させてもらいました。

さすがに毎回は当てられないものの、それでもかなりの率で当てる女の子。なかなか優秀です。得点カードが全部無くなるまで遊びました。
私が一番駄目でしたね。

このゲーム、使うカードの枚数を加減することで、いろんな年齢の子に対応できます。今回のように難易度を少しづつ上げたりもできます。その上、見えているカードの並べ方を帰るだけで難易度が変わるようです。
なかなか柔軟性のあるユニークなゲームです。

ブロックス 木製レール トリプラ
ブロックス
木製レール
トリプラ
アザラシゲーム 虹色のへび サンチアゴ
アザラシゲーム
虹色のへび
サンチアゴ


親子2人にお薦めするゲーム


今回は初めて来られた方が半数近く。それも親子2人連れで参加される方々が多いです。
ゲームには、遊んで面白い最適人数ってのがあるのですが、4人、5人で遊ぶゲームが一番多いです。1人、2人より沢山の人数で遊ぶ方が楽しいからだと思います。
でも、2人で遊べるゲームも沢山あります。
日本だと、将棋や囲碁、オセロのような思考オンリーのゲームを連想するでしょうが、海外には親子でも楽しめるゲームがいっぱいあります。

ゆうもあでも、2人ゲーム(正確には2人でも遊べるゲーム)が大人気です。
最初は親子さんだけで遊んでいただいて、少し慣れてこられたら、他のご家族や同年代の子供さんも交えて一緒に遊んでもらうようにしております。
子供さんによっては、他のお子さんと直ぐに遊びだす子もいれば、1年くらいずっと親子だけで遊んでおられるご家族もいらっしゃいます。
それがその子の個性なんでしょう。私たちはできるだけ居心地の良い雰囲気作りを行いたいですね。

さて本題に入って、お薦め2人ゲームの紹介です。
“さがしものは何?”も2人から遊べるゲームですが、他に2つほど、幼稚園児までのお子さんをターゲットにしたゲームを紹介します。小学生低学年は次回のお楽しみ!

【てんとうむしのパーティー】

ゲームに慣れていない小さなお子さんの場合に、一番最初によくお薦めします。
木でできた“てんとうむし”がとっても可愛いので子供たちに人気です。
ドイツのゲームは、木を沢山使うので、手触りがとってもよく、本当に素敵です。
これが日本だとプラスチックで大量生産してしまうのですが、木のぬくもりは何ものにも替えがたいですね。

てんとうむし
ゲームとは言っても、参加者同士が競い合うゲームではありません。
参加者は皆お友達。参加者全員が成功を喜ぶか、失敗すると全員が残念なんです。
小さな子だけが負けたりすることがないですので、メソメソせずに仲良く遊べます。

では、ゲームの説明を!
今日はお食事会です。てんとうむしさんたちにも招待状が届きました。
お食事会に出掛けるために、てんとうむしたちはおしゃれをします。
羽根を綺麗に着飾って、10匹のてんとうむしの準備ができたら さあ出発です!
でも、あまり時間を掛けていると、アリさんに先を越されてしまいます。
みんなで協力して、早くてんとうむしさんを綺麗にしてあげてください。
なんかこのまま絵本にできそうなストーリーですよね。

てんとうむしのパーティー
参加者はまずルーレットを回します。針が指した色のてんとうむしを取り上げて、別のてんとうむしに合わせます。2匹がキスをすると、お互いの羽根を1つ取り替えます。
てんとうむしの羽根が色違いで5色揃ったら、おしゃれ完了です。
てんとうむしの口には、磁石がついており、+と−とが合わさるとキスをします。もし+と+や−と−だったら、「いや〜ん」と横を向きます。そのしぐさがとっても可愛いい。どのてんとうむしがキスするか考えて選ぶのです。
てんとうむしの動きがとても可愛らしいです。キスすると、とっても嬉しくなります。
ポイントは、磁石の相性の見極め。しっかりと観察すれば、どのてんとうむし同士がキスするか判るのですが、子供には難しい。そこで大人がしっかりとフォローしてあげてください。


【スティッキー】

スティッキー
バランスゲームの一種です。
バランスゲームは、小さい子でも楽しめますし、何人でも遊べます。それにルールが簡単。
ゲーム会の雰囲気に慣れてもらうための最初のゲームとして遊んでもらいます。

写真のように、3色の棒を木の輪に通してテーブルに立てます。サイコロで出た色の棒をそっと抜き取り、全体を倒さなければOK。
これを交互に繰り返して、倒した方が負け。
どの棒を抜けば崩れないかを目で見て確かめることができるか?最初は適当に抜いている子でも、遊んでいるうちに、どの棒が抜きやすいか自然と考えるようになってきます。
本当にうまく抜いていくと、最後は3本だけで立っているところまで残ります。ここまでできれば立派!
棒を引き抜くだけなので、バランスゲームとは言っても非常に簡単です。小さいお子さんでも一緒に遊べます。
一応ルールとしては、棒の色ごとに得点を決めて、最終得点を競う遊び方もあるのですが、普段は「倒したら負け」という一番シンプルな遊び方をしています。

【それ以外の2人で遊べるゲーム】

他にもゆうもあで良く遊ばれるゲームとしては、
  • “果樹園ゲーム”:カラスさんに奪われる前に果物を収穫しよう!
  • “虹色のへび” :カードの色を合わせてくねくねヘビさんを作ろう!
  • “チーズつり” :上手にチーズが釣れるかな?
  • “モンツァ”  :サイコロの色で車が進む。うまく色を合わせよう!
    等です。時にはスタッフも参加して、一番楽しい人数になるようにして一緒に遊んでいます。

    ご家族と遊んだゲーム
    今回私がご家族に説明したゲームは、トランスヨーロッパ、モンツァ、スコットランドヤード、ブラボピーピーノ、アトランティックスター、ドクロと宝箱、ハリガリ、てんとうむしのパーティー、ごろごろかめさん、ドクロと宝箱、魔法のコマ、さがしものは何?、ヒューゴ、みんなともだち、ノイ、Q-Jet、虹色のへびの16種。

    ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。

    カタン
    ごろごろかめさん
    ドクロと宝箱
    カタン
    ごろごろかめさん
    ドクロと宝箱
    高レベルのゲームですが、子供たちだけでも自由に遊んでいます。
    背中のボールを回すと、かめさんが動きます。とっても可愛い。
    スタッフの予想以上の大人気。ボードがもう少し大きければ見やすいのに。
    モンテローラ
    ダンシングエッグ
    おばけの階段
    モンテローラ
    ダンシングエッグ
    おばけの階段
    定番のレースゲームです。ビー玉がコロコロ転がるのも楽しい。
    卵を体にはさみこんでわいわい。体を使って遊ぼう!
    記憶系の楽しいゲームです。でも女の子はおばけで遊んでいるのかな?
    スコットランドヤード
    アトランティックスター
    ねことねずみの大レース
    スコットランドヤード
    アトランティックスター
    ねことねずみの大レース
    怪盗と警察の鬼ごっこゲーム。今回は逃げ切ったようです。
    ちょっと上級のゲームです。参加者の方の持ち込みでした。
    定番の追いかけっこゲーム。ねずみがとにかく可愛い。


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