この日は嬉しいことが2つありました。
○口コミで参加者が増えてきていること
過去最高人数を更新できた原因が、来場される方の多くが口コミで来られていること。一度来て下さった方が面白さを他の方々にも伝えてくださっているのですね。これこそ“ゆうもあ”の目的としているところです。ホームページ以外ではほとんど宣伝していないのですが、一番嬉しい形で参加者が増えていっています。
ゆうもあ京都は2ヶ月に1度ですので、面白いと思ってもらっても、続けて来て頂くのは結構難しいのです。気に入ってもらったとしても、他の用事があって1度抜けると4ヶ月お会いできなくなる。常連化していただくのがとても難しい。
でも、お知り合いに紹介してくださるケースの場合は、紹介した責任もあってか2ヶ月先でも約束して覚えてくださり、幾家族もの方と一緒に来てくださいます。
ゆうもあの会場で遊んで面白かったゲームを購入しておられるご家族も増えており、ボードゲームの素晴らしさが少しづつでも広まっているのを実感しています。
○学校の研究テーマに
今回、ホームページを見て参加してくださった女性が2名。大学の研究テーマとしてドイツ玩具の中からボードゲームを選択されたそうで、ゆうもあへ見学に来られてました。嬉しいですねぇ。
こんなチャンスを逃す手は無いとばかり、私も幾つかボードゲームの薀蓄と素晴らしさをご紹介してしまいました。ついしゃべりたくなる。
勉強であれ、子どもと遊ぶ目的であれ、ボランティアであれ、どんな形からでもボードゲームに親しんでいただけるのは嬉しいことですよ。やっぱり。
折角来ていただいたのだから、ゲームBOXを見ているだけでなく実際に遊んでもらいました。最初は彼女とスタッフだけでしたが、後半からは他のご家族や子どもたちも交えて一緒に。子どもたちもお姉ちゃんが一緒に遊んでくれるので喜んでました。
当然皆さん初対面なのですが、子どもたちも全く人見知りする風でもなく遊んでいます。これが対人で遊ぶボードゲームの良いところですよね?
彼女たちも大いに笑ってくれてました。心から喜んでくれていたと思います。ボードゲームの研究のためにもまた来てくださると嬉しいですね。
今月私が遊んだゲーム:スピード、08/15、リグレット、数独、宝の滝、ラッツィア
インストだけしたゲーム :てんとう虫のおしゃれパーティー、フィヨルド、モンツァ、それはオレの魚だ!、ガイスター、ネコとネズミの大レース、テイクイットイージー、マーゴマギーノ、すすめコブタくん、テンプテーション、ナイヤガラ、クラウン
私自身が遊んだゲームが6つありますが、最初の3つは朝の10時過ぎに遊んだもの。参加者が増えてきてからは、ほとんど遊んではいないですね。やはり参加者が多かったので説明に徹してました。その割にはインストしたゲーム数が少ないのです。これは、私自身が説明するのではなく、ご家族同士で説明されているのを側で確認しつつ見ているだけってのが多かったからです。参加者同士で説明しあっていただけているので、とても助かっております。
警官同士の撃ち合いがスリル |
作者は有名なクニッツィーア。凄い! |
人のペンギンを閉じ込めるのが最高! |
○ガイスター
2人ゲームの定番になっています。ゆうもあ認定の“ゆうゲームズ”にも選定されています。
7歳からのゲームとして紹介しておりますので、ゲーム説明はそちらを見てください。
相手の駒の正体を予測する心理ゲームです。良いおばけか悪いおばけかの2択だけなので、実力よりも運の要素が強いかと思われがちですが、しっかりと実力差も出てきます。このゲームで相手の裏をかく楽しみを見つける子は、より高度な他のゲームにも臆することなく接することができると思います。
○ブロックスディオ
人気ゲーム“ブロックス”の2人用ゲームです。
普通の玩具ショップでも販売されているので、お持ちの方も多いのではないでしょうか?
ルールそのものは“ブロックス”と同じですが、2人だけになると完全に実力差が出てくるゲームになります。4人の場合には、複数者の動きに翻弄される面もありますが、2人だと、相手の動きだけを注意すればよいのですから、ゲームのイメージがかなり違ったものになりますね。
先にタイル1個余分に置く等のハンデイを付ける方法があるのですが、できれば同等のレベルの人と遊ぶのが最適です。
と言っても最初はレベルなんか判りませんので、まずは1回遊んで見てください。
○フィヨルド
比較的新しいゲームですので定番とまではなってませんが、運と実力の要素が適度にバランスよく組み合わさった良いゲームです。
今回の京都でもリクエストがあり、何回か遊んでいただいてました。
地図マップを作っていく前半と、自分の領土を確保していく後半との2つにゲームは分かれます。前半で建てた砦から、後半は陣地を広げていくのです。
面白さのポイントは前半部分。自分の希望するマップタイルをうまく引けた時は感激しますね。地形タイルを置く場所を試行錯誤するだけでもパズルちっくで面白いです。
さすがに文章だけでは説明しきれないので、興味ある方はリクエストください。ゆうもあゲーム会にも用意していただきます。
その他ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。