第18回ゆうもあゲーム会・京都(2006年5月21日)

副題:過去最高人数を見事更新!86名


てんとうむしのパーティー 過去最高人数を更新しました。スタッフを含めて参加者数は86名。これまでの最高81名を大きく上回りました。
参加者数は気候や時節柄に影響されますが、天候に左右される度合いが大きいようです。やはりお天気がいい時の方が、参加者が多いですね。
今日も朝から快晴で暖かな陽気。11:00時点で30名、12:00の時点で50名ほどいらっしゃいました。午後からもどんどん来られて、受付が常に忙しい一日でした。本当に今日は大盛況でした。


【ボードゲームの普及】

ゆうもあ発足の主旨の一つが、ボードゲームの日本への普及。このような素晴らしいボードゲームが日本ではあまり知られていない。日本でゲームと言えばコンピュータ(デジタル)ゲームのこと。確かにコンピュータゲームも面白いが、対人で遊ぶからこそ味わえる素敵な楽しさもあります。
私たちはこの喜びを多くの方々と共有していきたい。

この日は嬉しいことが2つありました。

○口コミで参加者が増えてきていること
口コミで大勢
過去最高人数を更新できた原因が、来場される方の多くが口コミで来られていること。一度来て下さった方が面白さを他の方々にも伝えてくださっているのですね。これこそ“ゆうもあ”の目的としているところです。ホームページ以外ではほとんど宣伝していないのですが、一番嬉しい形で参加者が増えていっています。
ゆうもあ京都は2ヶ月に1度ですので、面白いと思ってもらっても、続けて来て頂くのは結構難しいのです。気に入ってもらったとしても、他の用事があって1度抜けると4ヶ月お会いできなくなる。常連化していただくのがとても難しい。
でも、お知り合いに紹介してくださるケースの場合は、紹介した責任もあってか2ヶ月先でも約束して覚えてくださり、幾家族もの方と一緒に来てくださいます。
ゆうもあの会場で遊んで面白かったゲームを購入しておられるご家族も増えており、ボードゲームの素晴らしさが少しづつでも広まっているのを実感しています。

○学校の研究テーマに
すすめコブタくん すすめコブタくん 今回、ホームページを見て参加してくださった女性が2名。大学の研究テーマとしてドイツ玩具の中からボードゲームを選択されたそうで、ゆうもあへ見学に来られてました。嬉しいですねぇ。
こんなチャンスを逃す手は無いとばかり、私も幾つかボードゲームの薀蓄と素晴らしさをご紹介してしまいました。ついしゃべりたくなる。
勉強であれ、子どもと遊ぶ目的であれ、ボランティアであれ、どんな形からでもボードゲームに親しんでいただけるのは嬉しいことですよ。やっぱり。
折角来ていただいたのだから、ゲームBOXを見ているだけでなく実際に遊んでもらいました。最初は彼女とスタッフだけでしたが、後半からは他のご家族や子どもたちも交えて一緒に。子どもたちもお姉ちゃんが一緒に遊んでくれるので喜んでました。
当然皆さん初対面なのですが、子どもたちも全く人見知りする風でもなく遊んでいます。これが対人で遊ぶボードゲームの良いところですよね?
彼女たちも大いに笑ってくれてました。心から喜んでくれていたと思います。ボードゲームの研究のためにもまた来てくださると嬉しいですね。

今月私が遊んだゲーム:スピード、08/15、リグレット、数独、宝の滝、ラッツィア
インストだけしたゲーム :てんとう虫のおしゃれパーティー、フィヨルド、モンツァ、それはオレの魚だ!、ガイスター、ネコとネズミの大レース、テイクイットイージー、マーゴマギーノ、すすめコブタくん、テンプテーション、ナイヤガラ、クラウン

私自身が遊んだゲームが6つありますが、最初の3つは朝の10時過ぎに遊んだもの。参加者が増えてきてからは、ほとんど遊んではいないですね。やはり参加者が多かったので説明に徹してました。その割にはインストしたゲーム数が少ないのです。これは、私自身が説明するのではなく、ご家族同士で説明されているのを側で確認しつつ見ているだけってのが多かったからです。参加者同士で説明しあっていただけているので、とても助かっております。
ラッツィア
数独
それはオレの魚だ!
ラッツィア
数独
それはオレの魚だ!
簡単なゲームですが、いつも盛り上がります。
警官同士の撃ち合いがスリル
日本の数独がドイツでゲームになりました。
作者は有名なクニッツィーア。凄い!
これは面白いです。ゲーマーにはお薦め。
人のペンギンを閉じ込めるのが最高!

ミニゲーム大会:テイクイットイージー

テイクイットイージー大会 テイクイットイージー大会 恒例となりました、ミニゲーム大会。今回はテイクイットイージー大会を開催しました。
テイクイットイージーは、数字パズルちっくなゲームで、一般のゲーム会でも結構人気のあるゲームです。数字の掛け算を使うことと、多人数ソロプレイのゲームのため、ゆうもあゲーム会ではほとんど遊んでおりませんが、とっても面白いゲームです。
マスターが指定した数字タイルを自分のボードに置いて行きます。置く場所は自由。同じ数字が縦・横・斜め、どの向きでも構わないので1列に揃えば得点です。
1列の中に1つでも異なる数字が入ると、その列は無得点。
数字は1〜9までありますので、大きな数字を揃えるほど得点が高いのですが、マスターがどのタイルを指定するかはランダムですし、使わないタイルも出てきますので、自分の思惑とおりタイルが並べられることの方が少ないです。
優勝者は196点。2位が192点だったかな? 
他の参加者が130点程度だっただけに、上位2人は飛びぬけて高得点でした。

チェレンジコーナー

スタッフとの真剣勝負を行なうチャンレンジコーナーも今回で3回目。
ついに、スタンプ3つ目を獲得した子が出てきました。凄い!
チャレンジコーナーへの参加は子ども限定です。ご家族とゲームを楽しむだけでは飽き足らず、チャレンジ意欲の強い子を対象に、スタッフが挑戦を受けております。
今回も2名のスタッフが挑戦を受けました。
挑戦ゲームは、“動物さがし”と“ワードバスケット”。
ともにスキルの差が出るゲームで、そんなに簡単にスタッフには勝てないと思いましたが、3回連続スタンプゲットした子は見事です。次回はいよいよ4つ目制覇に挑みます。こうご期待!


【2人用ゲーム2】

昨年9月に掲載しました、2人用ゲームの第2弾。ネタは揃ってませんが、幾つか紹介していきます。
今回は、前回より少し年齢を上げて、小学生程度を対象に考えます。

ガイスター
ガイスター 2人ゲームの定番になっています。ゆうもあ認定の“ゆうゲームズ”にも選定されています。
7歳からのゲームとして紹介しておりますので、ゲーム説明はそちらを見てください。
相手の駒の正体を予測する心理ゲームです。良いおばけか悪いおばけかの2択だけなので、実力よりも運の要素が強いかと思われがちですが、しっかりと実力差も出てきます。このゲームで相手の裏をかく楽しみを見つける子は、より高度な他のゲームにも臆することなく接することができると思います。


○ブロックスディオ
ブロックスディオ 人気ゲーム“ブロックス”の2人用ゲームです。
普通の玩具ショップでも販売されているので、お持ちの方も多いのではないでしょうか?
ルールそのものは“ブロックス”と同じですが、2人だけになると完全に実力差が出てくるゲームになります。4人の場合には、複数者の動きに翻弄される面もありますが、2人だと、相手の動きだけを注意すればよいのですから、ゲームのイメージがかなり違ったものになりますね。
先にタイル1個余分に置く等のハンデイを付ける方法があるのですが、できれば同等のレベルの人と遊ぶのが最適です。
と言っても最初はレベルなんか判りませんので、まずは1回遊んで見てください。


○フィヨルド
フィヨルド 比較的新しいゲームですので定番とまではなってませんが、運と実力の要素が適度にバランスよく組み合わさった良いゲームです。
今回の京都でもリクエストがあり、何回か遊んでいただいてました。
地図マップを作っていく前半と、自分の領土を確保していく後半との2つにゲームは分かれます。前半で建てた砦から、後半は陣地を広げていくのです。
面白さのポイントは前半部分。自分の希望するマップタイルをうまく引けた時は感激しますね。地形タイルを置く場所を試行錯誤するだけでもパズルちっくで面白いです。
さすがに文章だけでは説明しきれないので、興味ある方はリクエストください。ゆうもあゲーム会にも用意していただきます。


その他ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。

ハリガリジュニア
ごろごろカメさん
コリドールキッズ
ハリガリジュニア
ごろごろカメさん
コリドールキッズ
簡単な方のハリガリ!ベルがチーン!
背中を回すとカメさんがゴロゴロ進む!
2人ゲームのコリドール。デザインを可愛くすると遊びたくなる!
人間版羽根取り競争
小さなおばけ
Q-Jet
人間版羽根取り競争
小さなおばけ
Q-Jet
しっかり覚えているかな?
小さなおばけが夜中に遊び出す。お友達を見つけてください。
レースゲームの定番です。相手の通路をブロックして有利になりましょう。
マーゴマギーノ
相性チェックゲーム
ナイヤガラ
マーゴマギーノ
相性チェックゲーム
ナイヤガラ
意地悪な魔法使いの邪魔をかわして、水晶を集めましょう。
一緒に暮らしているからって、気が合うとは限らない。
宝石集めが大好き。ゆうもあでも人気です。
気に入った
ラッツィア
転がり山
気に入った
ラッツィア
転がり山
お気に入りゲームがいっぱい。これ以外にも気に入ったゲームがいっぱいありました。
警官の手入れに合っててんてこまいでした。
定番ビー玉の転がりレース。ボードが傾いたコースになるのが斬新です。


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