第15回ゆうもあゲーム会・京都(2005年11月20日)
副題:ミニゲーム大会はげたかの餌食スタート!
参加者数43名、スタッフ10名、総勢53名でした。
朝10:00スタートになって3度目のゆうもあゲーム会・京都。
参加者の皆さんにも10:00スタートが定着してきたようです。お昼の時点で30名近くの参加者。午後からは別の催しに出かけるご家族もあり、やはり朝からスタートする方が都合の良い時間に来れるので歓ばれるようです。当然、朝から夕方までずっとゲームに興じてくださるご家族も多く、終日元気の良い声が響き渡った ゆうもあ京都でした。
ゆうもあゲーム会・京都は、2ヶ月に1度の開催と間がすごく空くので、初回目で気にいってくださっても、2回目続けて来て下さる確率が低いです。これが悩みなのですが、今回は、2回続けて来て下さったご家族が4家族もありました。これは嬉しいです。
それに加え、親子2人連れのご家族同士が一緒に遊ばれている風景も見受けられました。これも嬉しいです。ゆうもあで顔見知りになって、子供同士がルールを守って自然と遊べるようになって欲しいです。
各スタッフもゲームのことだけでなくいろんな事を、できるだけ皆さんとお話するようにしています。初めて来られた方が溶け込み易い雰囲気をもっともっと作っていきたいと思っています。
ゆうもあ京都も開催から2年半。ゲームにも慣れ親しんだ参加者の方も増えてきました。
そこで今回から新たな企画として、ミニゲーム大会を毎回開催することにいたしました。
第1回目は、“はげたかの餌食”。最もシンプルな心理ゲームとして、そのシステムが多くのゲームに取り入れられている基本ゲームです。
5歳からのゲームとして紹介しておりますが、ゲーム駆け引きの奥の深さもあり、大人も堪能できる名作です。
(ルール説明)
手持ちカードは、各人1〜15までの15枚。得点カードは、1〜10とマイナス1〜5の15枚。
毎回得点カード1枚がめくられ、それに対してプレーヤーが手札から1枚任意のカードを出します。最大値のカードを出した人が得点カードを貰えます。ただし、最大値が複数いた場合は、次の数値カードを出した人が得点カードを貰えます。
でも、得点カードがマイナスカードだった場合、一番小さな数値を出した人がマイナスカードを引き取らねばなりません。これも最小値が複数いれば、その次に小さな数値を出した人が引き取ります。
これを繰り返して15回。得点の合計を競います。
一番大きな15のカードをどのタイミングで出すかが肝心。誰かが同じ数字のカードを出すとダメですので、相手の考えを呼んだ駆け引きが大事になります。
(ゲーム大会内容)
14:00から大会スタート。参加者は15名でした。5人テーブル3つと運営しやすい人数でした。
ご家族一家全員で参加してくださったところや、子供だけが参加してくれたところといろいろでした。
テーブル組み合わせを変えて2ゲーム。得点上位5人にて決勝ゲームを行いました。
参加者が15名だけですので、同じテーブルにご夫婦が重なるケースもありました。ご夫婦でのバッティングが結構ありましたが、一緒に住んでいると考えることが似てくるのかもしれません。
簡単なゲームではありますが、他人の心理も読みながらプレイしないといけないので、勝つにはそれなりに難しいゲームです。毎回勝ちにいくだけではなく、負け覚悟で小さな数字を捨てることも必要なのですが、最初に大きな数字を出し切ってしまい、後半は小さな数字しか残っていない人もおられました。ゲーム慣れしているかどうかの差も出てきます。
決勝は大人3人に子供2人。やはり大人が人数的には優勢でしたが、第1回優勝者は、なんとスタッフの子供さん。普段からご自宅で家族ゲームで鍛えられた成果なのでしょうか?
優勝賞品の ゆうもあ特製 はげたかの餌食 缶バッジを手に喜んでくれました。
初めて行った大会形式ですが、参加者の感想は、なかなか良かったように思います。次回以降も是非ご参加お願いします。
ご自宅に持ってはいても、ほとんど“はげたかの餌食”を遊んでいないご家族もいらっしゃいましたが、今後はご家族でも遊べると、言ってくださったところもありました。良かったです。
下の写真を見てください。変な格好をしてますが、“にわとりのしっぽ”の人間版です。にわとりの駒の代わりを人間がそのまま務めます。
ルールはオリジナルゲームそのままですが、外周をぐるっと動き目線の位置が変わるので、タイルのポジションを覚えるのが一苦労。右手前と覚えていても、自分の位置が変わるので、「どこだったっけ?」となります。
本来のゲームよりもタイル枚数が少ないのですが、それでも難度が上がっているともっぱらの反応でした。ギャラリーは外から見て覚えているだけに、プレーヤーのまぬけな行動が笑いを誘っておりました。
それと、プレーヤーよりも、中央でタイルをめくる係りの人がシンドイとのお話でした。確かに腰に負担はかかりそうですね。
今回は初お目見えでもあり、入れ替わり立ち代りいろんな人が遊んでおりました。周りにギャラリーも付き、かなり盛り上がっておりました。頭にとさかを付けているので変な風体です。私も写っていましたので掲載しておきます。
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はいポーズ! |
はいポーズ! |
【キャッチミー】
テーブル上で行う鬼ごっこ遊びです。
サイコロを振って出た色のネズミは逃げる、鬼役の人は逃げる前にネズミを捕まえる。捕まえたら鬼役交代。
鬼役は、手に持ったカップをネズミに被せる。サイコロの目が止まった瞬間に、カップを「バシッ!」と叩きつける。大人が遊ぶとかなりの迫力です。
逃げるネズミは、尻尾に見立てた長い紐を一気に引く。ネズミは瞬間に逃げのびる。瞬間のアクションがスリリングです。
小さな子でも遊べること、色とりどりのネズミが可愛いこと、そして勝ち負けがはっきりしており、鬼がころころと入れ替わるところが人気の秘密です。
私は普段あまり遊んでいないのですが、不思議なことに今回は3,4回も子供たちと遊びました。気に入ったのか同じ女の子と2度も遊びました。
ゲームの終わりが無いので、子供たちは延々と続けて遊びます。誰も終わりって言わないから、私がラスト3回とか言って終了させてますが、子供たちだけだとどのくらい飽きずに遊び続けるのだろう?
アクションゲームの常として、素早い子とのんびりした子とに別れてしまいます。
そうなると鬼が同じ子ばかりになってしまうので、こういう時はルールを少しづつ複雑にしていきます。
たとえば、「誰も使っていないネズミの色が出ると、全員逃げないといけない」
&「逃げなくとも良い時に逃げるとダメ」
この2つのルールを入れると、ネズミが捕まえ易くなるし、間違った時に逃げちゃう子も出てくる。鬼役がころころ入れ替わるので、さらに楽しくなります。
大人はやっぱり子供よりは上手です。そうすると、大人が鬼役の時は大人ばかりを狙ってくる。私が鬼になった時は当然親御さんを狙います。こうして自然に参加者が順繰りに鬼役になるようにするんですね。
10分遊ぶと結構な時間遊んだ気になるアクションゲームです。
【小さなオバケ】
2005年度のドイツ子供ゲーム大賞を受賞したゲームです。ドイツで大人気の絵本を題材にし、記憶力とアクションを合わせたゲームです。
夜12時になると小さなオバケはうろうろと遊び出します。時計台に示された絵と同じ絵を、探して小さなオバケは扉を開きます。小さなオバケの手には魔法の鍵を持っており、好きな扉を開けることができます。鍵は磁石でできており、これで13個ある扉を一つ開きます。時計台と同じ絵を見つけたら成功。
時計の針を一つ進めて、あらたに出てきた絵と同じ絵をまた探して扉を開きます。これを繰り返して失敗するまで続けます。
失敗したら、それまでに成功した絵の枚数だけ砲弾(玉)を箱の上蓋に入れ、10カウント数える間に箱蓋ゆらして窪みに玉をうまくはめ込みます。はめ込んだ玉の数がポイント。早く8ポイントを取ったほうが勝ち。または、連続して6つの扉を正解しても勝利になります。
完全な記憶力ゲームと思いきや、砲弾転がしのアクションにより、記憶が素っ飛んじゃうところがゲームの狙いなのかもしれません。
主人公である小さなオバケの性格や舞台背景が判らないので、夜中に何故砲弾で遊ぶのか意味が判らないのがちょっと残念です。興味持った人は絵本を借りて読んでみましょう。
ご家族と遊んだゲーム
今回私がご家族に説明したゲームは、はげたかの餌食、キャッチミー、ドクロと宝箱、チーズ釣り、リバーフィッシィングゲーム、ハリガリ、ネコとネズミの大レース、小さなオバケ、メトロ、くるりんモグラ、妖精さがし、マキウス、宝の滝、ダンシングエッグの14種。
ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。
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スノルタ |
みんなともだち |
リバーフィッシィングゲーム |
動物の鳴き声を叫ぶゲームです。早く言った方が勝ち! |
同じ場所に止まると、友達なのでプレゼント交換します。 |
お魚さんと釣り人との勝負。小さなお子さんでも楽しめます。 |
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転がり山 |
ブラボピーピーノ |
メトロ |
ビー玉がころころと転がった。人気のスゴロクゲームです。 |
小鳥たちがおうちに帰ります。磁石で動くところが楽しい。 |
ちょっと高度な汽車のゲームです。 |
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妖精さがし |
スカッド7 |
すしエクスプレス |
いろんな色の綺麗な服着た妖精たちを探します。 |
17分間、音声ガイドに従ってプレーするアクションゲーム。 |
寿司を配達するゲームらしいです。まだ遊んだことありません。 |
今回は文章が多くなりましたので「2人でも遊べるゲーム」の第2回目掲載は次回に延期いたしました。
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