第16回ゆうもあゲーム会・京都(2006年1月7日)
副題:チャレンジコーナースタート!
参加者数31名、スタッフ8名、総勢39名でした。
京都は朝から大雪です。ゲーム運搬係の私も、急いで車にチェーンを積んで出発。走っている間にも雪が積もってきます。「こりゃ、今日は出足が少ないぞ!」
心配が当たり、この1年では最低の参加者でした。
考えてみれば、まだ冬休みで帰省されたままのご家族や、一部本日始業式のあった学校もあり、参加者が減少する要因がいっぱいありましたね。その上の悪天候。寒い中来てくださった皆様に感謝です。
ゆうもあゲーム会・京都に、新たな企画がスタートしました。
先月に引き続き、ミニゲーム大会は、“ダイヤモンド”を開催。
そして今月からスタートするのが、『チャレンジコーナー』。スタッフに勝って、称号を手にしようとの企画です。
今月私が遊んだゲーム:ワニに乗る?、スコットランドヤード、にわとりのしっぽ、ハリガリ、モンツァ、ダミー
インストしたゲーム :ピット、ウボンゴ、ダイヤモンド、ナイアガラ、マニラ
チャレンジコーナー
ゲームの楽しみ方はいろいろあります。コミュニケーションのツールともなりますし、頭脳刺激にもなります。そしてそれらのベースになっているのが、勝利を目指して遊ぶ姿勢ではないでしょうか?
ゆうもあ京都も開催から2年半。ゲームにも慣れ親しんだ子供たちが増えてきました。
日頃は楽しく遊ぶことに主眼を置き、スタッフもそれなりに子供たちの様子を見ながらゲームしてますが、本当の実力ではまだまだ負けません(自惚れ?)。子供たちもスタッフに勝って満足したいって気持ちもあると思います。
そこで、本気モードで遊ぶスタッフにチャレンジするコーナーをスタートしました。毎回、1名または2名のスタッフにチャレンジしてもらい、見事勝ったらスタンプが貰えます。4人に勝ったら、ゆうもあゲーム会・京都として、ちゃんと認定しようとの企画です。
チャレンジ意欲の強い子供さんなら誰でも参加OK。
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フェットナップ |
ダミー |
初回のチャレンジャーは7名。チャレンジカードを受け取って、名前を書いたらエントリー完了。そしてチャレンジ受けるスタッフは2名。挑戦ゲームは、新作ゲームの“フェットナップ”と、定番ゲームの“ダミー”。
子供たちは4名、3名と2組に分かれて挑戦。子供の方はいつもと変わらない様子ですが、対戦するスタッフ側が少し緊張気味?
1回目はスタッフ2名ともがそれぞれスタンプを3個と2個を献上。
メンバー入れ替わっての2回目はさすがに本領を発揮。スタッフが勝ちました。
結果、5人の子がスタンプ1つを獲得。残りは3つです。次回以降、チャレンジカードを忘れずに持って来て下さいね。
ミニゲーム大会“ダイヤモンド”
前回からスタートしたミニゲーム大会。第2回目は、“ダイヤモンド”。私のページではまだ紹介してませんが、ゆうもあゲーム会でも大好評のゲームです。
(ゲーム説明)
ダイヤモンドが眠る洞窟を探検し、一番沢山ダイヤモンドを手にした人が勝ちです。
皆さんは鉱山の探検家です。目の前に5つの洞窟があり、その中には多数のダイヤモンドが眠っています。でも同時に沢山の危険も待ち構えています。
例えば、落盤、毒ヘビ、サソリ、時には、毒ガスやガス爆発。命も落しかねません。
危険を承知で、安全対策を施して洞窟の中を進んでいきます。ダイヤモンドを見つけると、探険家の人数で山分けします。余った分は喧嘩にならないように洞窟の中に置いたままさらに進みます。戻る時に拾えばいいですから。
時には危険が迫ります。でも大丈夫。しっかり装備しているので、1回目の危険はクリアできます。でも装備は各危険1回分だけ。同種類の危険に2度遭遇すると、手にしたダイヤモンドも捨て去り、命からがら逃げ帰ることになります。
危険に遭遇する前に戻るのであれば、残してきたダイヤモンドも途中で拾って手に入れることもできます。
さあ、あなたならどこまで突き進むでしょうか?
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予選 |
決勝 |
(ゲーム大会内容)
14:00から大会スタート。参加者は23名でした。テーブル3つに分かれ、各テーブル上位2名が決勝に残る方式としました。
プレーヤーがすることは、毎回探検を続けるか、戻るかの2択選択だけです。その点が非常に簡単なので小さな子供さんでも遊べます。でも戻るタイミングを推し量るところには、細かな計算も要ります。
「大胆さと緻密さが要求される」と書くと大げさですが、1枚1枚のカードめくりに盛り上がるゲームです。
探検家の人数が多い最初は、ダイヤモンドの山分け数量も少なく、山分けできずに残したダイヤが多いです。ですから、早々に戻ったとしても、残したダイヤを拾って帰ればそこそこの数が獲得できます。
一方さらに置くに進むと、2度目の危険に遭遇するリスクは高まりますが、探検家が減っているため、山分けで手にするダイヤが増えます。ハイリスクハイリターンです。
このゲームは見事に性格が現れるゲームですね。毎回序盤で戻り、確実に数個づつ手にするタイプと、最後まで夢を追って奥まで突き進む人。当然笑いを取るのは、後者です(^^)。
めくるカードは参加者の方に引いていただいたのですが、引き運の良し悪しがあり、奥に突き進んでおりながら、自分ではカードを引きたがらない人もおられました。たまに引くと危険カードだったりします。(^^)
参加人数は子供・大人ほぼ同数だったのですが、決勝に残ったのは6人中子供は1人。運の要素が強いとは言え、それなりに頭を使うのでしょう。
優勝者は、久しぶりに参加された奥様でした。ゆうもあ特製のバッジを手にしていただきました。
【ワニに乗る?】
日本ボードゲーム大賞 子どもゲーム部門にノミネートされた新作ゲームです。
左が、ゲームを遊んだ後の写真です。動物の形をした木のパーツを早く乗せる、バランスゲームです。
動物の種類は7種類。全てユニークな形をしています。これらをワニの背中に乗せていきます。
サイコロの目で乗せ方が変わります。1個乗せる、2個乗せる、乗せる動物を他の人が選ぶ、自分の動物を他の人に乗せてもらう、ワニの横に並べ乗せる土台にする。
もし崩してしまったら、落ちた動物を最大2個まで引き取り、残りは箱に戻します。
これを繰り返して、最初に全部乗せた人が勝ちになります。
新たに土台にするサイコロ目が出るかどうかで難易度が変わります。土台が増えると簡単なので、小さな子の場合は通常ルールで、少し慣れてきたら、土台が増える目をキャンセルして遊んでもいいかもしれません。
【マラケシュ】
ゆうもあゲーム会初お目見えのゲームです。
砂漠のラクダ競争です。袋の中から引いたカードの数字だけ前進できます。ゴールに着くと得点チップが手に入りますが、得点がランダム。でも、早く着いた人が少しだけ有利に設定されています。
特長は、砂嵐カード。これを引くと一歩も全身できない上にさらなる災難が!
ボードは11個に帯状に分離されており、この上をラクダが順に進んでいくのですが、砂嵐カードを引くと、一番後ろのボードが抜き取られ、ゴール前に差し込まれます。つまり、ゴールが一歩遠ざかります。そしてもし抜き取られたボード上にラクダが乗っていたら、そのラクダは除外されてしまう。これはかなり悲しいが、残ったラクダをゴールさせたいと凄く思う。
幾つの数であっても強制的にストップさせられるボードや、その上で止まるとさらに3歩進めるお得なボードがあったり、前方のラクダのボードまで一気に進めるカードがあったりするので、どのラクダを進めると有利になるかの判断が少しあるので、少し考えるポイントもあります。小さい子には適度に刺激を与えるゲームではないでしょうか。
【スコットランドヤード】
参加ご家族の娘さんの希望で遊んだゲームです。
もう20年以上前のゲームですが、古いイメージは全くありません。怪盗と警察の追いかけっこがかえって新鮮に感じる名作ゲームです。
ロンドンの市街を舞台に、怪盗Mr.Xと警察スコットランドヤードの駆け引きが始まります。Mr.Xが逃げ回わるのを、見事捕まえられるでしょうか?
ルールを簡単に説明してしまうと、要は追いかけっこです。でも逃げ回る場所はロンドン市街全部ですし、タクシーやバス、地下鉄等の交通機関を使って遊びます。← 実際にバスに乗るのではなく、ボード上で遊ぶのですよ。
Mr.X1人に対して、スコットランドヤード側は5人。私はこのゲーム大好きです。やはりMr.Xとなって逃げ回るのが好きですね。スコットランドヤード側の推理の逆をついて、包囲網の裏側に抜け出した時は、快哉を叫びたい気分です。
今回は子供たちのリクエストということで、女の子、男の子それぞれ1回づつMr.X役を担当しました。親御さんと私、それにもう一人お付き合いいただき、子供たちを追いかけました。
最初は小学3年の女の子。そもそもこの子のリクエストだったのですが、年齢に関わらず、大人たちの裏をかくのが上手。常にご両親の判断に基づいて、狙いを定めていたのですが、親御さんの考えているような動き方をしていない。親が思っているよりも娘は成長しているようです。
おかげで、やっと捕まえたのは18時間目。危なく逃げ切られるところでした。
続いて小学3年の男の子。こちらは、初めて遊ぶため慣れていないのと最初のポジションの関係もあり、大人たちの予想がしやすい状況になり、7時間目くらいで捕獲。
まだまだそんなに簡単には逃げられません。でもそこが楽しいところなんですけどね。
文章ではルールの説明も難しいです。私はいつでも挑戦に応じますので、興味ある方は是非チャレンジしてみてください。
その他ゲーム会で撮った写真の一部を紹介しておきます。
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ピット |
カタン |
ドクロと宝箱 |
ボランティア参加の学生さんも一緒に遊んでもらいました。 |
カタンを最近始められたご家族です。 |
子供たちがお兄さんたちにゲーム説明しています。 |
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コリドール |
ダミー |
てんとうむしのパーティー |
2人用ゲームです。木製パーツが綺麗です。 |
ルール簡単、絵柄が可愛い、定番ゲームです。 |
女の子はこのゲームが大好きですね。 |
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ナイアガラ |
勝利への道 |
にわとりのしっぽ |
昨年の一番人気ゲームの一つです。 |
大人だけでじっくり遊んでる。なかなか頭を使うゲームです。 |
定番記憶力ゲーム。人間拡大版も遊ばれてました。 |
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ナイアガラ |
マニラ |
ダミー |
綺麗な宝石集めは女の子に人気があります。 |
ダイスの目に一喜一憂できる良いゲームです。 |
大人だけで遊んでいると娘さんがやってきました。 |
昨年9月度に記載した「2人でも遊べるゲーム」の続きを書くつもりなのですが、今年の日本ボードゲーム大賞ノミネート作品の中にも、2人用ゲームが幾つかセレクトされています。3月度のゲーム会にてこれらのゲームも遊んでもらった上で、定番ゲームとセットでまとめて記載したいと考えています。
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