“京のボードゲーム会”第7回目を開催しました。
今回の参加者は35名で、初参加者は7名でした。初参加のご家族以外にも、久しぶりに来てくださったご家族もあり、久しぶりに賑やかな会となりました。
右の写真はゲーム会後半の写真。下は小2〜小6と中3の男の子達。手前の2人だけは小5の女の子。この年頃で4歳離れていると、能力差がかなり出てくるものなのですが、不思議なことに、人数が沢山集まると一緒に遊んでいるという雰囲気に巻き込まれ、能力差が気にならなくなるようです。
写真に写っているゲームは、“ワードバスケット”。とってもスキル差が出やすいゲームなんですよ。それを楽しそうに一緒に遊んでいる。ある意味不思議なんです。
小2の子も終始離れずお兄ちゃん達と遊んでおりました。
【キャメルアップ】
今回のNo.1ヒットゲームはこれ!
2014年のドイツゲーム大賞を受賞した新作ゲームなんですよ。
テーマは、ラクダのレース。5色のラクダが沙漠を走る。どのラクダが一位を取るかを予測するゲームです。
でも、予想はそんなにシンプルではありません。ダイス目しだいで大逆転もありうるレースなので、ちょっとリードしたくらいではトップキープとはいかず、終盤までレースはもつれます。
得点は、1位のラクダと最下位5位のラクダを当てると得点。さらに、最初に当てると高得点になるので、どのタイミングで1位ラクダを投票するかが勝負の分かれ目。でも、外すとマイナス得点になりますので、焦って投票するのは禁物。
得点は、ゲーム途中にも入ります。5色のダイスが1回づつ振られた段階で、トップを当てるとこれも得点。
他のラクダがいるマスに止まると、ラクダの背に重なって乗ります。下のラクダが動くときは、上のラクダも背負って動きます。なので、上に乗っているラクダは一気に前に進む可能性があるので、大逆転もあるってところが面白い。
今回、いろんな人に遊んでいただきました。最初は、スタッフご家族とお知り合い。スタッフと常連ご家族、そして常連ご家族の奥さん連合と、総計15人は遊んでおりましたね。
人数8人まで遊べるゲームですが、人数が多いと、自分の手番が回ってくる回数が少なくなるので、4〜6人くらいが楽しいかもしれませんね。
ゲームBOXの絵柄がとても可愛く、ゲームの駒やギミックも非常に判り易いので簡単なゲームかと思いきや、情報処理能力が試されます。どの色のダイスが振られているか?ダイス目の出る確率は?手番でどのアクション選択が一番良い確率か?
確率計算が頭の中でグルグル回りますね。小学生低学年の子が、何をしたらいいのか考えられなくなったこともありました。対象年齢は8歳以上となってますが、もう少し上からの年齢がいいのかもしれません。
【転がり山】
ビー玉が坂道をコロコロ転がるのが楽しいスゴロクゲームです。
ルールが簡単ので、小さなお子さんにも良く遊んでもらってますし、坂を転がるギミックをうまく利用した面白いスゴロクゲームなので、大人でも楽しめます。
進んだマスに別の駒が止まっていた場合、先に止まっている駒を川に押し出すことができます。川が坂道になっているのですが、前半はビー玉が転がり落ち、スタート地点に逆戻りです。が、後半は逆に坂道を転がり前に進むようになってます。
坂道をうまく利用すると一気の逆転もあり、最後までゲームは読めません。
駒は各自2個持っているので、どっちの駒を動かすかという判断選択肢があり、微妙な判断で勝敗を分けることもあるのです。
【穴掘りもぐら】
参加者のリクエストで持ち込みました。
プレーヤーはモグラになって穴を掘り進みます。目指すは一番深いところに眠る“金のシャベル”。
ボードは4層構造になってます。各層には、幾つか穴が開いており、この穴目指してモグラを進めていきます。無事に穴に入れたモグラは下の層にチャレンジできます。つまり、椅子取りゲームの要領なのです。
モグラを動かすのは、6枚の数字カード。数字は、1、2、2、3、3、4の6種。つまり、2と3が出やすい。
モグラの動き方ですが、途中で曲がったり、他のモグラを飛び越えて進むことはできません。ひたすら真っ直ぐ。
この条件を頭に入れて初期配置しますし、次の一手を意識して動かし方を考える。選択肢はいっぱいありますので、何を選択するかが結構重要。ゲームのルールそのものは簡単なのですが、意外と考えることは多いです。子供ゲームだからといって侮ってはいけません。
最初は沢山いるモグラも、下の層に進めるののは少しづつ減っていく。4層目に進めるモグラは、全プレーヤー合わせて4匹のみ。そして最後の穴を占めて下に降りると、“金のシャベル”が現れます。
でも、かなり難度が高いゲームと言えます。常連ご家族に説明して遊んでいただきました。 |