“京のボードゲーム会”第8回目を開催しました。
今回の参加者は24名で、初参加者は1名でした。今回の参加者は比較的高学年の子供たちが多かったです。小学高学年〜高校生の男子がメインメンバーでした。
京のボードゲーム会には、約100個ほどのゲームを持ち込んでおります。でもこれでも、もっと沢山のゲームの中から絞り込んで持参している状態です。全部は持ってこれないためです。
なので、もしも遊びたいゲームがありましたら、事前にリクエストしてくださるようお願いいたします。
逃げる・追いかける舞台は東京。関西人の私でも知っている地名が出てくるので親近感は湧く。東京のマップですが、東は荒川東岸から、西は代々木公園まで、丁度中央に東京駅があります。
レンボーブリッジを駆け抜け、荒川を船でのぼって、スカイツリーに逃げ込むなんてルートも選択できます。
一番の話題地名は、なんといっても代々木公園。デング熱発生源としてこの一週間ニュースで何度耳にしたでしょう。このゲームマップでも大きな区画を占めておりました。
ゲーム会スタート時から、子供達中心に大人も入って遊んでおりましたが、途中から子供達だけ6人で繰り返し遊んでおりました。Mr.X担当を入れ替わりながら遊んでいたようです。多分4回も遊んでいたかな?
でも、最後まで逃げ切ったMr.Xは皆無。ほとんど8時間〜15時間以内に捕まってました。20時間目を超えたのは一度きりかな! ここでいう時間ってのは、手番の数なので、実時間ではないですよ。お間違いなく。
マップの広さやエリアポイントの数は、オリジナルのロンドンと同じなのですが、なんとなく東京マップの方が逃げにくいというのが皆の感想。本当にそうなんだろうか?
右の写真がロンドン&東京マップを並べて見ているところ。
確かに地下鉄を利用すると、直ぐに中央部分までやってくることはできる。バスも使いやすそうだ!
でも、ロンドンマップと見比べてもそんなに変わらないとは感じます。
通常例会終了後、スタッフの時間に1度遊んだ時も、10時間目に捕まえました。
これは一度自分で逃げてみて体感しないことには、何にも断言できないですよね。早く私もMr.Xやってみたい。
ルール概略を簡単に述べてしまうと、「ダイスを振って、好きな目をコールして、嘘がバレなければ前に進める。」というゲームです。説明で一番大事なところは、「嘘がバレなければ!」の部分です。
谷間に渡された一本の吊り橋。ここを自分のコマが3つ渡りきったら勝ちです!
自分の手番では、ダイスを振って出た目を告げて、全員の了解を得てコマを進めます。でも、1/3の確率で、×の目が出ます。この時はどうするか?そうです、どんな数字でもいいので嘘の数字を告げるのです。その数字を他のプレーヤー全員が納得してくれたら、告げた数字だけコマが進みます。
さて、他のプレーヤーは、どうしたらいいでしょうか?
ダイスを振った後に告げられる数字が、嘘と思えば、「ブラフ」のコールができます。
「ブラフ」とコールした人が振られたダイスを見て、×だったら、振った人のコマを谷底に突き落とし、代わりに自分のコマがその数字だけ前に進みます。逆に、正直にダイス目を告げていた場合は、「ブラフ」とコールした人のコマが突き落とされるのです。
1/3もの確率で×が出るので、結構の頻度で嘘をつかねばなりません。他の人にバレないように数字をコールするのですが、×だと一瞬どの数字を言うのかためらったりすると、嘘がバレます。逆に、嘘をついているように本当のことを言って、相手を引っ掛けるのも常套手段。
この駆け引きというのでしょうか、騙したり騙されたりのやり取りがとっても面白い。文章では判らないでしょうが、遊んでみたら判ります。是非、一度お試しあれ!
【ジュウシマツ】
5目並べの変形バージョンです。たて、よこ、斜めのどこかに、10目並べるのが目的です。
コマに十姉妹が数羽描かれています。たて、よこ、斜め、つながっているコマの十姉妹を数えて、10羽以上いれば勝利です。
考え方は五目並べと同じですが、3羽や4羽いるコマをどこに配置するかを考えながら遊んでいきます。
ルールが簡単なのですぐに遊べる2人ゲームです。
何と言っても、見た目の綺麗さが際立ってますね。色使いも綺麗ですし、絵柄も美しいです。
どうやら、色についてはいろんなバリエーションがあるみたいです。複数揃えたりして飾っても見栄えする出来栄えですよ。