“京のボードゲーム会”第6回目を開催しました。
今回の参加者は26名で、初参加者は1名だけでした。ちょっとメンバーが固定化してきましたかね。皆さんお知り合いをどしどしお誘いくださいね。
【犯人は踊る】
この日、開始一番目で遊ばれ、その後も数度に渡って遊ばれ、最後は例会後のスタッフだけの時間でも遊ばれて大好評だったゲームが、“犯人は踊る”。国産同人ゲームなんですが、ゲーム初心者の人でも直ぐに理解出来遊びやすいゲームです。
3人〜8人まで遊べるので、ゲーム会で紹介するには持ってこいのゲームですね。
全員にカードが4枚づつ配られます。その中に1枚だけ、『犯人』カードが潜んでいます。このカードを所持している人を探し当て、「あなた犯人でしょう!」と推理した人が勝ちっていうゲームです。
推理するためには、『探偵』ってカードが必要になります。『探偵』カードは複数枚ありますので、このカードを手にした時がチャンス。もし持っていなかったら、ババ抜きカード等で手に入れることもできます。
相手の手札を覗けるカードを利用したり、各プレーヤーの行動から、『犯人』を推理するのですが、『犯人』カードそのものがどんどん移動していくことが多いので、現在誰が所持しているかを常に注視していきましょう。最後は観察力と勘が決めてかな。
『犯人』カードは、左隣の人にどんどん移っていきますので、相手の表情を見ながらカードの行方を推理する。子供の頃遊んだ“ババ抜き”と同じ要領です。“ババ抜き”もジョーカーカードが、どんどん左隣の人に移っていきますよね?
“ババ抜き”のドキドキ感と、カードを使用した推理・作戦を堪能できるゲームだと言えば雰囲気も理解してもらえるでしょうか?
“ババ抜き”は、ババを相手に取らせないと絶対に勝てませんが、“犯人は踊る”の場合は、誰にも犯人指名を受けず、『犯人』カードを最後に披露できた人は、「私が犯人だ!」と名乗りを上げて勝利宣言できるのです。すっごい快感らしいですよ。
【カリマンボー】
7人まで遊べる楽しく笑えるゲームです。
ゲームの舞台は、アフリカサバンナ。探検チームが進んでいくと、サバンナのちょっと変わった生き物、カリ君とマンボー君が探検隊に紛れ込んできます。
一番後ろからマンボー君が角でついてくるので、つかれないように順に順に前に進んでいきます。
でも、サバンナのあちこちにはゾウのウンチが落っこちているので、うっかりすると踏んずけてしまう。足元注意して進まないといけません。 ウンチを踏んだり、マンボー君につつかれたりするとマイナス点。
この2つを避けながら最後まで行進できた人が勝利となります。
手持ちのカードは12枚だけ。カードの数字は、0〜11まで各1枚づつ。このカードを毎回1枚選んで一斉にOPEN。
一番大きな数字の人から先頭に進みます。この時、ウンチのマスに進んだらマイナス2点。
続いて2番目に大きな数字の人が同じように先頭に進みます。
出したカードが同じ数字だった場合は、列の後ろにいる人のみが先頭に進み、それ以外の人はその場でストップ。
一方、一番最後尾には、マンボー君がおります。このマンボー君、目の前の人が先頭に進みいなくなると、列の一番後ろの人めがけて突進します。
そして突進して進んだマス目だけお尻に衝撃を与えます。この数がマイナス点となってしまいます。
ウンチはマイナス2点で済みますが、マンボー君からの衝撃は大きなマイナス点になることもあり、これだけはなんとしても避けたい。と誰もが思うのですが、注意していても他の人とカードがバッティングしたり、予想外の数字を他人が出してきたりと思うようにいかないところが面白いところ。
今回も初参加の女性の方が、何度もマンボー突進をくらい大きなマイナス点でした。私も2番目にマイナス多かったです。
ノーダメージの人は無く、マイナス6点の人が勝利となりました。
【テレストレーション】
基本は、絵で伝える伝言ゲーム。伝言ゲームと異なるところは、言葉→絵→言葉→絵→言葉→絵→言葉 と 絵と言葉を交互に人を変えつつ、つないでいくことです。
【髑髏と薔薇】
【国産2人ゲーム】
最近の京のボードゲーム会では、毎回のように子供たちのリクエストで遊ばれる定番ゲームになっております。本当は小さな子供には難しいはずのゲームなんですが、楽しいって知ってからは、年齢に関わらず誰もが遊びたがるゲームになっちゃってます。だから、今回も複数回遊ばれていたと思います。
上手に言葉と絵がつながっていくと全員から歓声が上がりますが、思いもよらない言葉に変わったり、絵が出てきたりすると、それも大笑い。うまくつながっても、途中で異なる言葉になってもしまっても、どっちも楽しめるゲームです。
また、プレイしている人だけでなく、ギャラリーとして周りで見ているだけの人も楽しめるのが良いところ。ゲームの備品の数は8人分ですが、ギャラリーも楽しめることを思えば、本当に多人数で楽しめるゲームだと言えると思います。
一般のゲーム会でも良く遊ばれている人気ゲームです。1セットでは、6人までのゲームなのですが、2セット合わせて使用すると、12人まででも遊べるゲームとなります。
各プレーヤーは4枚のカードを受け取ります。そこから任意の1枚を選んでテーブルの上に裏向きに出します。
手番プレーヤーは、伏せられたカードの内、薔薇のカードが何枚以上あるかを当てると得点が得られます。
カードの絵柄は2種類のみ。髑髏と薔薇です。
手番の人が予想枚数をコールすると、左隣のプレーヤーに手番が移ります。次のプレーヤーは、予想枚数を上げるか、パスするかのどちらか。要は競りですね。こうして競り勝った人が、チャレンジすることができます。カードを順に表に返していき、予想枚数の薔薇を見つければ1点。でも、めくっている途中で1枚でも髑髏カードが出てくるとその時点でチェレンジ失敗になります。失敗すると、手持ちのカードが1枚取られます。手持ちカードが無くなるとゲームから脱落しますが、その前に2点先取した人が勝利します。
ゲームの醍醐味は、チャレンジ時に誰のカードを表にするか?その時のヒントが、枚数コールにあります。
チャレンジする際のルールとして、まず自分のカードを第1番にめくらねばならないとなってます。なので、自分が髑髏を出していると、競りに勝ってもチェレンジ失敗が確定します。なので、あまり競りには参加したくない。でも、何もせずに競りから降りると、自分のカードが髑髏と宣言しているようなものだし、競りそのものも低い数値で決まってしまう。それは困る!
だから、薔薇のカードを出しているフリして、競りに参加してコール枚数を増やしチェレンジ失敗を誘いかける。まあ、なかなかイヤラシイゲームです。
相手の様子を観察して嘘とハッタリを見抜く心理ゲームの代表格として最近は良く遊ばれています。
今月遊んだゲーム
インストしたゲーム :犯人は踊る、テレストレーション、ドブル、転がり山、呪いのミイラ、ビッグチーズ、カリマンボー
私も一緒に遊んだゲーム :風雷七並べ、大商人、いろは、ジャングル・スピード、犯人は踊る、アンドールの伝説
京のボードゲーム主催者の奥様は、来場された奥様方に国産2人ゲームを紹介するのが大好き。この日もゲーム会後半ずっと、2人ゲームの紹介プレイをされてました。
奥様同士なので、ゲーム紹介の合間に、いろんなよもやま話もいっぱいされているようですけどね。
写真に写っているのは、“どうぶつしょうぎ”と“7th Night”です。
奥様、“どうぶつしょうぎ”をこよなく愛されてますので、京のボードゲーム会では、常に入口に近い場所にセッティングされております。愛好者が1人でも増えると、それだけで大満足らしいです。
イラストが可愛いと人気です。写真
会場で撮影した写真類を掲載しておきます。
毎回持込みゲームは少しずつ入れ替えますので、遊びたいゲームがありましたら事前リクエストをお願いします。