京のボードゲーム会 第33回(2019年3月30日)

副題:京都を巡ってゲームする!

33回目の“京のボードゲーム会”を開催いたしました。今回の参加者は33 名、初参加者は10名でした。
初参加の方の中には、“ゆうもあ京都”時代の常連ご家族の方も2組おいでいただきました。私が昔の仲間の方にもメール連絡をさせていただいていましたので、それを見て来てくださいました。ありがたい。
本当に久しぶりにお会いできた方もおられました。お元気そうでなによりでした。嬉しかったです。
10数年、ゲーム会を続けていることに感心してくださいましたが、そうです、飽きずにずっと続けさせていただいております。またお越しくださいね。

2018年11月に“バスルートをつくろう”を遊びました。京都市街のマップにバスルートを描いていく楽しいゲームでしたが、今度は、京都の観光地を巡る“京都ダンガン”が幾度もプレイされておりました。京都はゲームの題材にしやすい街なのでしょうか?よく知った場所が紹介されると嬉しいものです。

【京都ダンガン】
京都ダンガン 写真を見てもらうのが一番わかりやすいのかな。南は伏見稲荷大社から北は大文字まで、多数の観光地が記載されています。各人割り当てられた5箇所の観光地を早く巡るゲームです。
出発地点は京都駅。ここから道路タイルを設置して動いていきます。道路タイルは各自2枚づつ所持。使うと手番終了時に2枚になるように補充できます。
道路タイルも写真を見てもらうのが早いかも。真っ直ぐの道路、曲がった道路、十字路。
手番では、道路タイルを置く、置いてあるタイルの向きを変える、車の移動という行動が3回できる。車は1回の行動で道がつながっている限りどこまででも進めますので、一気に進むことも可能。
京都駅から南方向の観光地は少ないのですが、私の目的地の一つが伏見稲荷。京都駅から他の人は北に進むのを目にしましたが、私はまずは南に進みます。真っすぐな道路タイルを引かないものだから、伏見稲荷に辿り着いた時には、他のプレーヤーは京都中心部で2箇所目もクリアして3つ目に進んでました。
でも、私が行きたい観光地の傍にも道路が引かれているので、市内に戻るのは比較的スムーズ。
道路さえつながっているなら、車は一気に進みますので、大差があったのに残り1箇所でほぼ追いつく。
最後の1つが私の方が近かったので逆転できました。

京都ダンガン 京都ダンガン 目的地となる観光地は5箇所ですが、内1箇所は外周部の観光地が配られます。正直言って、配られる観光地の配置で有利不利が大きいですね。 目的地5箇所を道路でつなげるところはトランスアメリカってゲームと似ていますが、道路を回転できたり、車を目的地に動かさないといけない点もあり、ゲーム性は異なってきます。
身近な京都の観光地を巡るのはなかなか楽しいです。


【あやつり人形】
2000年発売と少し古いゲームで2人〜7人まで遊べるカードゲームです。
当時、7人で遊べるゲームが少なかったこともあり、7人揃ったら、このゲームをよく遊びました。
建築した建物のポイントを争うゲームなのですが、毎ラウンド人物カードを選択し、その人物能力を使用してプレイができます。お金を獲得しやすくなる人物や、建物を立てやすくする人物が一般的ですが、中には、他の人物を動けなくする暗殺者や、他人物のお金を盗む盗賊などもいます。
建てた建物との相性を考え人物選択する楽しみと、誰がどの人物カードを選択したか推理して作戦を行うセンスとが試されるゲームです。

あやつり人形 あやつり人形 あやつり人形

この日は、ゲーム会序盤に6人で遊んでいただいた後、別の2人からのリクエストで2人でも遊んでいただきました。
6人ゲームの場合は、まずは暗殺者に殺されないことが最重要。暗殺者に遭遇すると1ラウンド何もできずに終わってしまいます。この1手の序盤差は後々ひびきます。そして建物建設=お金ですので、基本的にお金をいかに多く稼ぐかが大事です。
中盤以降は、いろんな人物カードの能力を駆使して、お金や建物カードを獲得していくのですが、どの人物を選択したのか他プレーヤーに読まれないことが大事。この部分の駆け引きがとっても面白いです。
2人ゲームですと毎ラウンド2人分の人物活動を行いますので、ゲームテンポは早くなりますが、建物を壊せる能力者がいますので、一進一退で進みにくいこともあります。2人でも遊べるが、やはり4人以上くらいがお勧めですね。


【ピット】
ピットピット”という多人数アクションゲームを遊びました。
9枚のカードを交換しながら同じ絵柄(同じ数字)のカード9枚に揃えるゲームです。カードの揃え方は、同枚数同士を交換していきます。手番という概念は無く、全員が同時に誰とでも好きな枚数同士の交換ができます。
「1枚 1枚」、「2枚交換」と叫びながら交換相手を探します。ですので、かなり騒がしいゲーム。私が知る限り、一番賑やかなゲームではないでしょうか。
カード交換のルールは、2枚交換場合は同じ絵柄カード2枚で交換しないといけないこと。3枚交換だと、3枚とも同じ絵柄となります。バラバラの絵柄で交換してはいけないのですね。

最初に声掛けいただいた方々は少人数でしたので、側におられたご家族誘って遊びだしました。最初は大人が主体で小学生は1人だけの状態。私含めて5人でしたね。 一緒に来られたお子さんたちは他テーブルで別ゲーム遊ばれてました。
先ほども述べたように、とにかく賑やかなゲーム。知らない人は何を遊んでいるのだろうと注目を集めます。そして子供たちって、大人が真剣に楽しそうに遊んでいると必ず自分も遊んでみたくなる。段々子供たちが集まってきます。(ゲームインストラクターとしては狙い通り)
私は途中で抜けて別テーブルのインストに回ったのですが、途中からはお子さんたちも混ざって一緒に楽しんでおられました。子供たちの声が賑やかでいいです。
ピット ピット ピット “ピットは”小学生低学年から楽しめるゲームでも紹介しておりので、是非そちらもご覧ください。20年ほど前の文章ですがゲーム遊んでいる情景が思い浮かんできます。

今月遊んだゲーム

インストしたゲーム :アズール:シントラのステンドグラス、トランスアメリカ、あやつり人形、FITS、ちんあなごっこ、呪いのミイラ、あやつり人形、ミステリウム、センチュリー:イースタンワンダーズ、ゲット・スマートラブ、ラッツィア、ちんあなごっこ、ノームの村(シュテルス)、航海の時代theDICE。
私も一緒に遊んだゲーム :ピット、京都ダンガン、航海の時代theDICE。

参加者の感想ノート

会場受付には、感想ノートが置いてあります。ここに、今日の感想などを書いていただくようにお願いしております。
楽しいことが書いてあると、スタッフの励みになったりしますので、是非お言葉お書きください。
また、次回へのリクエストもOKです。
ノートに記載いただいたものを紹介させていただきます。

写真

会場で撮影した写真類を掲載しておきます。写っているゲームについてワンポイントコメントも参考にしてください。

トランスアメリカ
?
パンデミック
トランスアメリカ
パンデミック
参加者の事前リクエストにお応えして“トランスアメリカ”用意しました。いたって簡単なルールですが、他プレーヤーの狙いを予測・うまく利用できるかが勝負のポイント。
参加者の持ち込みゲームでしょうか。私の知らないゲームです。
病原菌の治療薬を開発して、世界をパンデミックから救い出そう。チームワークが大事な協力プレイゲームの名作です。

FITS
ちんあなごっこ
ちんあなごっこ
FITS
ちんあなごっこ
見た目 テトリス的なゲーム。アナログ版テトリスと考えて、それほど違っておりません。
“ちんあなご”が主役。でもプレーヤーは“ちんあなご”を沢山捕まえるゲームです。

ミステリウム
ミステリウム
センチュリー:イースタンワンダーズ
ミステリウム
センチュリー:イースタンワンダーズ
全員で協力して、仲間を殺めた犯人を探し出すゲーム。死霊からのメッセージから、犯行現場、凶器、犯人を推理する協力ゲーム。イージーモードで遊んでいただきましたが、最後は全員正解の完全クリアされておりました。
交易交換を行い、求められる資源を集めるゲーム。パズル的な要素が満載で結構考えます。

髑髏と薔薇
犯人は踊る
ゲット・スマートラブ
髑髏と薔薇
犯人は踊る
ゲット・スマートラブ
各自がカードを4枚使うだけの心理戦ゲーム。いかに相手の裏をかいて成功するか。
犯人カードの持ち主を推理する楽しいカードゲーム。犯人カードがどんどん動く。犯人を当てるつもりだったのに自分のところに犯人カードが来てしまった。
素敵な男の子には素敵個性を付けてあげましょう。時にはひどい性格の子になってしまうことも。

よこどりゲーム
ダミー
ラッツィア
よこどりゲーム
ダミー
ラッツィア
指定されたカードを素早く取る。シンプルなアクションゲームです。
カードの種類は、3〜7の5種類のみ。ルール説明も非常に簡単。遊びやすいゲームですね。
大金狙ってどこを狙おう。でも他のプレーヤーとバッティングしたくないし、なにより警官だけには遭遇したくない。

マラケシュ
Let's Drink 兎ちゃんをどうぞ
ノームの村
マラケシュ
Let's Drink 兎ちゃんをどうぞ
ノームの村
他人の絨毯を踏まないように市場を歩き回ります。ゲーム終盤には一面綺麗な絨毯で敷き詰められます。
なんか可愛いウサギのもふもふを使ったゲームのようです。
ノームの駒をダイスカップに入れて、振り出す。何個飛び出したでしょうか?ちょっと変わったアクションゲームです。


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