京のボードゲーム会 第16回(2016年1月23日)

副題:長時間ゲームで村の人生


持込みゲーム
持込みゲーム
持ち込んでいるゲームの数は約100種類

京のボードゲーム会”第16回は、参加者19名でした。いつもよりちょっと少な目でしたね。初参加者は3名でした。初参加の方は、インターネット情報を見てのご参加でした。有難うございます。

長時間ゲームで村の人生

【村の人生】
The Game “村の人生”を久しぶりに遊びました。2012年ドイツゲーム賞、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞している人気ゲームです。結構な長時間ゲームなので、初心者の方が多いゲーム会では遊ばないのですが、“私の村の人生”という新しいゲームを新年に遊んだので、久しぶりに名作“村の人生”を遊びたくなったのです。
京のボードゲーム会は、初心者向きと案内しておりますが、最近はゲーム慣れした人も増えて来ております。なので、他のゲーム会にも参加している方々、この日初参加のゲーム好きな人、それにスタッフ奥さんの4人で遊んでいただきました。
ルール説明に30分ほど。プレイ時間は2時間弱だったと思います。ドイツエキスパートゲーム大賞を受賞しているだけに重量感あるゲームです。
The Game プレーヤーは村の一族になり、一族繁栄のために、人々を様々な職業に就かせ働かせます。工房職人、議会勤め、農家、 聖職者等々。そして月日が経って寿命が尽きると、名誉ある村人として村の帳簿に記される。これが非常に大事で、村の帳簿に記された人数が多いほど最後の得点がもらえる。だから、どんどん死なせるのも作戦の一つなんです。かなり変わってますよね。
得点取る方法は色々ありますので、考えることはいっぱい。基本は、あれもプレイしたい、こっちもプレイしたいと、やりたいことだらけ。その中から先の展開も読みつつ、最善の手を考えるところがこのゲームの面白味です。
運の要素は少な目なので、知力勝負がお好きな方はお楽しみください。

夕方以降のスタッフだけの時間に、私もプレイしたいとリクエストして遊ばせていただきました。楽しい。だからこの日は2回遊ばれております、村の人生。

【冷たい料理の熱い戦い】
The Game 6人まで遊べる簡単なスゴロク系ゲームです。初めて参加された方がいらっしゃったので、簡単なゲームから始めました。
円形に並んだマス目を進み、一周して食事マスを通り過ぎると得点カードが貰えます。沢山得点を得た人が勝ち。ここまでは簡単でしょ?
得点は1点〜6点、最後の1枚だけ7点。得点差結構あるんですよね。そして、食事マスに丁度止まると得点カードが2枚もらえます。
このゲームの特徴は2つ。

コマは、ダイスの目だけ進めます。でもダイスを振る個数は1〜3個自由に選べます。2個振った場合は、2個の合計値の2倍進めます。3個振った場合は、3個の合計値の3倍進めます。でも、合計値が8以上だとバーストと称してスタートポジションに戻されます。
まずは1個振って、その数字で2個目をふるかどうかを判断。2個目を振った場合は、7以下ならOKで、3個目を振ることもできます。スタートマスから食事マスまでは21なので、3個振って合計が7だとちょうど21。いきなり食事マスに止まって得点カードが2枚もらえます。リスクをおかしても、3個目を振ることも大事でしょう。

他のプレーヤーと同じマスに止まったら。他プレーヤーコマの上に乗ります。下のコマが動くときは上のコマも背負って進みます。さらに、食事マスを通り過ぎると、一番上のコマの人だけが得点カードを貰えます。下の人は働き損。下の人の手番でも、2個目、3個目のダイスを振るかやめるかを決めるのも一番上のコマの人。とにかく人の上に乗らなきゃ損々。
ルールはシンプルなんですが、盛り上ります。

“冷たい料理の熱い戦い”は、随分と前に絶版になりましたが、最近リメイクされ、“ウミガメの島”というタイトルで発売されております。

【ダイヤモンド】
ダイヤモンド ダイヤモンド
6人ほどで遊べるゲームをリクエストいただいたので、出したゲームが“ダイヤモンド”。洞窟を探検し、沢山の宝石を持ち帰るゲームです。
ゲームの詳細は、小学生低学年から楽しめるゲームのコーナーで紹介しております。
カードの半数が、宝石カード。残りの半数が5種類の災害カード。同じ災害に2度目の遭遇で、プレーヤーはアウトとなりますので、2度目遭遇する直前で逃げ帰るのがベストのゲーム。確率は大事ですが、最後は自分の直感を信じてプレイするしか手が無い。
今回のプレイでは、災害カードがいきなり立て続けに出る。宝石カードが全く出ずに、災害終了が2階続く展開。さすがにゲームにならないので、2度ほどリセットして遊びました。
どのタイミングで逃げ帰るか、なかなか難しいです。基本は他のプレーヤーと異なる選択をすること。他の人が逃げる時は洞窟に残り奥に突き進みましょう。より沢山の宝石を独り占めできるかもしれません。でも欲を出すのもほどほどに。欲張ると災害ですべてを失います。

今月遊んだゲーム

インストしたゲーム :コルト・エクスプレス、冷たい料理の熱い戦い、村の人生
私も一緒に遊んだゲーム :ドブル、カリマンボー、ダイヤモンド、セブン、村の人生、ナショナルエコノミー

写真

会場で撮影した写真類を掲載しておきます。
TERRA
コルトエクプレス
コルトエクプレス
TERRA
コルトエクスプレス
所在場所を当てるゲームです。都市やモニュメント等の場所を当てる。知識豊富な人が有利なのでしょうが、ほとんど誰も知らない場所等が出て来るので、写真とかをヒントに推理するよう度もあります。
2015年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞したゲームです。拡張セットの荒野の駅馬車を持って来ていたのですが、ほとんどの人が初プレイでしたので、基本ルールのみで遊んでいただきました。

テレストレーション
カリマンボー
アルパカパカパカ
テレストレーション
カリマンボー
アルパカパカパカ
お絵かき伝言ゲームのテレストレーション。毎回遊ばれる定番ゲームとなっております。
多人数で遊べるゲームを探していてこれを出しました。推理しても思うようにはいきません。
初参加の親子さんで遊んでいただいております。可愛いと女子受けは非常にいいです。

髑髏と薔薇
ナショナルエコノミー
髑髏と薔薇
ナショナルエコノミー
推移と駆け引きのゲームです。でも最後は直感と度胸の勝負でしょうか。
初めて遊んだゲームですね。国産です。初めてのプレイなので、どのような展開になるのか判らずプレイしてましたが、なかなか面白いです。

参加者の感想ノート

会場受付には、感想ノートが置いてあります。ここに、今日の感想などを書いていただくようにお願いしております。
楽しいことが書いてあると、スタッフの励みになったりしますので、是非お言葉お書きください。
また、次回へのリクエストもOKです。
ノートに記載いただいたものを紹介させていただきましょう。


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