“京のボードゲーム会”第15回目を開催しました。今回の参加者は35名。初参加者は9名でした。
今回も懐かしい人が来てくれました。ゆうもあゲーム会・京都の時に遊びに来てくださっていたご夫婦。お会いするのは何年ぶりでしょう。
それ以外では、Webを見て来てくださったご家族やお知り合いに誘われて来てくださった親子さんなどでした。また、大人の方お一人で来られた人もおられ、幅広い年齢層の方が初参加してくださいました。
さて、どんなゲームかって言うと、参加者協力型のゲームです。プレーヤー全員で協力して、カード98枚を全て出し切ったらチームの勝利! 出し切れず残ればチームの敗戦です。
カードは2〜99の数字各1枚づつの98枚。自分の手番には最低2枚以上を場に出さなければなりません。もし誰かが2枚出せなければ、そこでゲーム終了。残ったカード枚数が少ない方が良いのです。
場へのカードの出し方ですが、カードを出せる場所は4か所。2か所は1から数字が大きくなるように出す。残り2か所は100から数字が小さくなるように出さないといけません。これが基本ルール。
そして例外ルールとして、丁度数字が10違いであれば、基本ルールに反していても出すことができます。この10丁度による数字の遡りを何回も行うことで勝利に近づけるんです。
手番では、必ず2枚以上出さないといけないのが辛い。4人ゲームでなら手札は6枚ですので、1枚くらいなら出せるカードはあるんですが、2枚ともなるとなかなか。場のカード数字から離れた数のカードを出さないといけない時がある。これは仕方がない。
大事なのは、10丁度で遡れるチャンスを逃がさなこと。だから、チャンスの場があったら宣言して自分の手番まで誰もそこには置かないようにお願いする。それに、カード出す時も他のメンバーの意見も聞きながらゆっくり確認しつつ出す。情報交換が非常に大事だと思いました。でも、自分のカードの数字を言ってはいけないので、微妙な説明で情報を与え合う。なかなか難しい。
簡単なルールなんですが、協力ゲームとして頭もそれなりに使うし面白いです。協力ゲームとしては、HANABI!も面白いですが、さらに短い時間で、1ゲーム20分程度で遊べますので、これからも重宝しそうです。
【ギフトトラップ】
プレゼントを渡しあうハッピーなゲームです。相手の喜びそうな品を考えてプレゼントします。欲しい品物だったら、渡した人も貰った人も得点を貰います。
初参加の方もご一緒にハイパーロボットというパズル的な思考ゲームをやっておられ、ちょっと苦しんでらしたので、次ってことで、この楽しいパーティーゲームをお勧めしました。
用意されたプレゼントの中から、各プレーヤーに1つづつプレゼントを選びます。同じプレゼントを2人の人に渡すことはできないので、一番喜びそうな人を選んで挙げます。
それが終わると、自分が欲しいプレゼントを3つまで選びます。一番欲しい物に3点、2番目に2点。3番目に1点。そして、これは要らないって物にマイナス4点。
それぞれ貰った物の点数を加算していきますが、時には要らない物を貰ってしまい、マイナスとなることも。
このゲーム、プレゼントする得点と貰う得点双方がゴールの得点にできた人が勝ち。
誰にどのプレゼントをしたらよいのかを考えるゲームです。何回かプレイして相手が何を好んでいたかしっかり観察すると、初対面の人同士でも、相手の好みが判ってくるもの。パーティーゲームといえども、頭は使うものです。
大人の中で小学1年生の男の子が一人。男の子が欲しがりそうな品は判りやすいので、プレゼント貰うのは得意ですが、大人男女たちの喜ぶものを見分けてプレゼントするのはちょっと難しいようでした。ところが、男の子のリクエストで続けて2回戦。2回目も勝てなかったそうですが、楽しんでくれたのかな?
【ドミニオン冒険】
人気ゲームのドミニオンに、新しい拡張シリーズが発売されました。“冒険”です。前回の拡張“ギルド”発売から約2年経過しております。
新しく出た冒険。早速遊びました。
新しい拡張なだけに、新しい趣向も加味されております。今度は酒場というアクションを一時保管できるような機能が特徴。海辺にあった継続効果のカードも多数あり、アクションが積み重なるような行動が面白い。強力かつ魅力的なカードも幾つかあり、使い方を工夫してみたいカードが満載。
ゲーム好きは、新しい興味深いゲームが出てくるとそれに集中する。スタッフご家族とそれに私も含めてドミニオンをまとめて数回遊びました。久しぶり参加のゲーマーご夫妻にも遊んでいただきました。
さらに、ドミニオンをこれまで遊んだことが無いってご家族にも、基本セットのドミニオンを遊んでいただきました。
ゲーム会途中からは、1つのテーブルではドミニオンがずっと動いているって感じでしたね。
ドミニオンのゲームルール等の紹介は、こちらのページを参照ください。
右の写真は、勝利者の最終形。周りを城壁で囲っちゃってます。ここまで壁で囲うのも珍しいです。 |