第２９回ゆうもあゲーム会・大阪（２００５年１２月２５日）
副題：ボードゲーム大賞ノミネート作品
ゆうもあゲーム会・大阪に２ヶ月ぶりに参加。最近は他の用事と重なることが多く、大阪への参加が少なくなってます。
私がこの日遊んだ＆インストしたゲームは、“カタンの開拓”、“アカバ”、“ネコとネズミの大レース”、“Wings of War”、“フリックスミックス”、“メイクンブレイク”、“こやぎのかくれんぼ”、“HEY! MY FISH!”でした。
【ボードゲーム大賞ノミネート作品！】
ゆううもあゲーム会・大阪は、参加者の人数に比してスタッフが充実しているので、スタッフも比較的自由に好きなゲームを遊ぶ余裕があります。
そこで今回は、ボードゲーム大賞にノミネートされたゲームの中から、未体験ゲームだった“Wings of War”、“フリックスミックス”、“フィヨルド”の３つを説明していただきました。
この３つは、海外ゲーム・入門者部門にノミネートされたゲームですが、一般部門だけでにどれも、ゆうもあゲーム会でも楽しめるようなゲームでした。
【Wings of War】
戦闘機による空戦ゲームです。カードで戦闘機の動きを表しますが、なかなか臨場感があって、男の子が喜びそうなゲームです。ゆうもあスタッフ数人が入れ替わり立ち替わり遊んでましたが、大好評でした。
自分の戦闘機をうまくあやつり、相手の戦闘機を撃墜します。
うまく相手の後ろを取れれば非常に有利。どのようなコースを飛ぶかの駆け引きが楽しいゲームです。
戦闘機の動きは、３手番分をまとめて決定。カードを伏せてボードに置いておきます。飛行機ですので急に方向が変えられないのですね。相手の飛行経路を予想して動くのですが、当然相手もこちらの裏をかくつもりで動いてくるところが面白い。
位置が僅かにずれただけで射撃できなかったりするので、カードは慎重に置かないといけないのですが、どうしても微妙にずれてしまいます。そこがネックですが、それ以上に空を自由に駆け巡る雰囲気がとても良いです。
２人対２人の対戦形式で遊びましたが、ペアで遊ぶとチームワークも楽しめます。
担当する戦闘機に応じて、飛行能力や戦闘力が異なり、能力に応じた戦術も考えられます。
とにかく面白いです。
【フリックスミックス】
カードの色を合わせて出していく、色パターン認識アクション系ゲームでした。自分のカードを早く全て場に出した人が勝ち。
各プレーヤーにはそれぞれ同数のカードが多数配られます。渡されたカードには６色の色丸があります。左の写真のような感じです。
場に出されたカードと２色以上一致するように重ねて場に出していきます。
普通は、２色の位置関係が同じカードを手持ちから探すのですが、赤と黒が隣り合ったカードを探したら、赤と黒の位置が逆だった。こういうことが多いです。
おちついて探せばすぐに見つかるのですが、あせると見つからない。置こうと思ったところに先に置かれてしまって残念！ってこともしばしば。おちついて、おちついて！
でも調子に乗ってくると、次から次への置ける時もある。それは快感。
アクション系なので得意・苦手ができやすいゲームですが、ルール簡単なので誰でも直ぐに遊び出せるところは、いいゲームです。
家族でも遊べると思いますので、ゆうもあでも人気出るかもしれませんね。
遊んでいる間ずっと神経を集中させないといけないので、結構疲れますよ。
【フィヨルド】
フィヨルドは2人ゲームです。地形タイルをつなげていく前半と、陣地を確保していく後半とに分かれます。
前半は、山札から地形タイルを１枚めくり、２辺以上の地形がつながるようにタイルを配置していきます。この時、望むなら自分の館を配置したタイルに置いてもいいです。この館が後半の陣取り合戦でのスタート拠点になります。
ですから前半は、館を良いポジションに配置することが目的。館は４つあるので、積極的に館を配置していきます。
後半は館に隣接するタイルを１つづつ自分の領土にしていきます。
相手からうまく囲い込むようにすると有利になります。より多くの領土を確保した方が勝ちです。
土地そのものはさほど大きくならないので、後半戦は短時間で終わります。駆け引きがあり面白いのは前半戦です。
引いたタイルをどの場所につなげると自分に有利かを判断します。
後半戦を見据えてタイル配置するのですが、場合によっては配置できる場所が１箇所に限定される場合もあります。また望んだポジションに置けるタイルが全く引けない時もあります。その中で引いたタイルを最大限に生かしてゲームを進めます。
実は他の人が遊ぶ際に一緒に説明を聞いただけで、私自身は遊んでいないのですが、かなり面白そうでした。
是非機会があれば次回遊んでみたいです。
【ダイヤモンド大会】
ゆうもあゲーム会・大阪としては初の試みとして、“ダイヤモンド大会”を開催しました。普段は自由に好きなゲームを楽しんでいただいていますが、大会では、大勢で１つのゲームの勝利を目指します。
参加は自由ですが、今回は希望者２１名が集まりました。家族での参加や、子供だけの参加といろいろな方にご参加いただきました。
予選は、３テーブルに別れて遊びましたが、財宝がどっさりと手に入ったテーブル、災害が頻発したテーブルといろいろありました。各テーブル上位２名 合計６名が決勝に残ります。
決勝で見事優勝した人には、ゆうもあ特製の缶バッジを進呈。大会のゲームにちなんだバッジで、世の中にこれ１個だけの限定品でした。
今後も同様な形式でゲーム大会も開催する予定です。１時間程度で遊べますので、是非皆さん参加してみてください。
【Akaba】
新作の“Akaba”を遊びました。“風を送って駒を進める”ユニークなゲームです。
ルールそのものは非常に簡単で、指定された品物５個を市場から探し出すのが目的です。
駒を進めて市場に入ると、市場にあるタイルを表返します。探している品物だったらタイルを貰う。探している品物と異なれば裏返して元に戻す。これを繰り返します。
このゲームの特長はなんといっても駒の進め方。ゴムのポンプのような道具を使って、駒の後ろから風を強く送る。
強く送りすぎると、駒がボードから飛び出したり、駒がひっくり返ったり。力加減と風を送る方向が大事。
ちょっと不思議な感触のゲームでした。
その他皆さんが遊んでおられる風景を写真で紹介します。
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