第9回ゆうもあゲーム会・京都(2004年11月3日)
副題:アクションゲームも楽し!
参加者数39名、スタッフ11名、総勢50名でした。
複数回参加されているご家族と初めていらっしゃったご家族が、丁度半分づつの割合でした。
ようやく、ゆうもあ京都も、常連と呼べる定着メンバーが増えてきました。ゲームを気に入ってくださって嬉しいです。
【アクションゲーム 大盛り上がり】
ボードゲームと聞くと、部屋の中でサイコロ転がしているだけのイメージを持たれている方も多いのですが、ゆうもあゲーム会で遊んでいるゲームは多種多様!
特にアクション系ゲームは、大人も子供も一緒になって騒げる楽しいジャンルです。これまでもこのページでは、“クロンダイク”、“よこどりゲーム”、“ピッチカー”、“投扇興”と紹介しておりますが、この日は、“クルクルケッコー”と“マーブルすくいゲーム”の人気が高かったです。
まずは、“クルクルケッコー”から。
電気仕掛けでクルクル回る飛行機おじさんから、自分のニワトリを守るゲームです。飛行機おじさんは回りながらニワトリを襲ってくる。襲われる直前に飛行機を跳ね上げてニワトリに触れなくして守り抜くのです。
最初はタイミングが取れずにニワトリを襲われますが、慣れてくると飛行機を跳ね除けるのは比較的簡単です。そうなると今度は、ただ守るだけではつまらない。飛行機を弾く力を加減して、自分の右となりのニワトリを空中から襲うこともできるようになる。相手が守れない飛行コースを取るんですね。
小さな男の子は、ただひたすらにガチャガチャとレバーを押す。力加減などなく、思いっきり叩くようにするものだから、その振動でニワトリが逃げ出してしまう。それもまたゲームの一つとして楽しんでしまう雰囲気がとっても楽しい。
第5回ゆうもあゲーム会・京都でも紹介しているので、興味ある人はそちらも見てください。
さて続いて、“マーブルすくいゲーム”。こちらはゆうもあゲーム会・京都初登場。
どんなゲームかと言うと非常にシンプル。カードに指定された数個の色玉(マーブル)を最初にすくった人が勝ち! ルールはそれだけ。
でも、マーブルが簡単にすくえない。何故なら、フラットな木の真ん中に小さな穴がポッカリと開いているだけのスプーン。そこにマーブルを嵌めてすくうがそうは簡単にいかない。
こんなスプーンを使って、BOXの中で全員が一斉にマーブルをかき回すのだから、簡単にいくわけが無い。でもそれがゲームとして楽しいところでもある。
ルールが簡単なので誰でも直ぐに遊べて、結構熱中する。
このゲーム、大人同士で真剣に競い合うと、体が熱くなって汗も出てくる。すくいかけた相手のマーブルを弾いて邪魔するなんてのは、大人同士の時だけにしましょうね。
【バティークキッド】
昔、バティークってゲームありました。これのリメークなのか?ゲームとしては全く同じ。落すタイルの形が、海の生き物っぽいところが変わってます。
積み重なったタイルの隙間を狙って、上からタイルを落していくだけ。でも、少しでも上にはみ出したら駄目。落すタイルの大きさと形状を考えて、相手の手番ではみ出すように落していくのがテクニック。
横で見ているだけでルールが判るゲームなので、次々と入れ替わって遊ばれてました。
2人ゲームですので、親子2人で遊ぶのにも丁度良く、みんなニコニコして遊んでました。
ルール簡単、見栄えも良く、何度でも繰り返して遊べるところが ゆうもあに最適。これからも人気筆頭ゲームになると思います。
【アザラシゲーム】
最近のゲームなんですが、面白いのかどうか、私は半信半疑で眺めていたのですが、参加者の声は好評でなかなか面白いゲームらしいです。
水色の丸いボードには、中央に丸い穴が開いている。自分の色のアザラシを押し込んで、他の人のアザラシを押しのけ、中央の穴から落とすとそれが得点。落したアザラシの数を競うようです。
押し込む棒が写真に写ってます。木の棒の切れ込みの長さが違いますね?そうです、ダイス目の色によって使う棒が変わります。奥まで押し込める棒や、少ししか押し込めない棒とどれを手にできるかはダイス目しだい。黒い棒が切れ込み一番長いので有利そうですが、「黒い棒の時は目を閉じて押し込まねばならない」というルールがあるので、アザラシを真っ直ぐ押しているつもりが、横に曲がっていたりと思わぬところに向かっていたりする。それが楽しいところ。
私は遊んだことないので、今度遊んでみます。
【常連ご家族のゲーム選択】
ゆうもあゲーム会・京都も既に9回目。2ヶ月に一度の開催ながら、気に入って毎回参加してくださるご家族もできてきました。家族でゲームを楽しんで下さっているので、私たちもとても嬉しいです。
そうしたご家族は、初参加の方とはちょっと違います。事前に遊びたいゲームを決めてこられたり、または、遊びたいゲームを調べてリクエストしてくださったりと、ベテランならではのアプローチをしてくださいます。
そうしたご家族がこの日選んだゲームを紹介すると、
“ハイパーロボット”:ロボットを動かして最短ルートを見つける、パズル的な要素のゲームです。最初は全然ルートが見つからないのですが、コツを掴むとあれこれ考えるのが楽しくなる素晴らしいゲームです。いずれゲームの部屋のページでも紹介しようと思ってます。
“ロボラリー”:同じロボットでも、こちらは動きをプログラミングして目的地に進ませるゲームですが、先の動きを予測して進めるところが面白いゲームです。ちょっと難しいゲームかもしれません。ボードゲーム天国って本に掲載されていたのを見て、リクエストしてくださいました。
“乗車券”:今年のドイツゲーム大賞を受賞したゲームです。受賞しただけに、事前リクエストしていただきました。小学生の子でも十分に遊べるゲームなので、楽しんでくださったみたいです。
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