第2回ゆうもあゲーム会・京都(2003年9月14日)

副題:クロンダイクの皿回しに大喜び


会場風景
ゆうもあゲーム会・京都 第2回目開催です。
前回はこれまで最高の人数参加のため、充分なスタッフのフォローができませんでした。
今回は多数のスタッフ参加とヘルパーの方にも多数協力いただき、万全の体制で臨みました。
ところが前回に比べ20人も少ない参加者で、ちょっと拍子抜け。でも、その分じっくりフォローもできましたし、スタッフ各位も新しいゲームを覚える時間が取れたので、それなりに有意義でした。
今回の参加者は、スタッフ、ヘルパーも含めて総勢48人でした。
我が家は娘2人とも参加、娘達は勝手にそれぞれ友達と遊んでました。


【クロンダイク】

クロンダイク
ボードゲーム天国を読んで、今回是非遊んで見たいと思っていたのが、“クロンダイク”。
砂金取りをテーマにしたアクションゲームです。
3色の玉があり、黄色なら砂金、黒と灰色なら石。袋から取り出した3つの玉を大皿の上に乗せ、砂金以外の邪魔な玉を大皿から振り落として砂金だけを残す。
皿をゆすってもいいし、クルクルと球を回して遠心力で飛ばしてもいい。とにかく砂金だけをふるいわけるのです。
川で砂金をすくい分ける雰囲気をかもし出してます。こんなゲーム誰が思いついたんだろう?
玉は皿の上でコロコロ転がりますが、そんなに簡単に石玉だけが飛び出してくれるはずありません。慣れとテクニック要ります。ちょっと手元が狂うと、3つの玉全て飛び出ます。そこがまた面白い。
手番以外の人は、何個砂金が残るかを賭けます。見事正解すると、掛け金同額だけ、手番の人からもらえます。だから、折角砂金をうまくふるい分けても、他の人から予想を当てられると、逆に支払いの方が多くなったりします。単なるアクションゲームだけにとどまらず、手番以外の人とのからみも楽しいです。
いきなり皿をひっくり返してわざと砂金を落とし、賭けを外しにかかる作戦も時には取ります。賭け金の状況によっては、この方が収入多い時もあるので。当然、これを読まれて当てられたら大損ですがね。
賭けを当てるかどうかが勝利へお最大ポイントなので、心理駆け引きゲームとしても面白いです。

それとこのゲーム、アライグマが登場します。条件によっては砂金を1個くすねてきてくれるお助けキャラ。アライグマが大好きな娘は、アライグマが登場するゲームとしてこのゲームに目をつけていたのです。
木の駒で作られたアライグマ、なかんかチャーミングです。

メンバーを変え安加里は2度遊びましたが、2度とも大勝利。砂金取りのテクニックが上手。その上賭けの命中率も良かった。私はと言えば、1度目は借金生活。2度目にやっと稼ぎましたが、僅かでした。テクニックではなく、賭けに負けました。
おかげで安加里は大喜び。


【娘の気に入りゲーム】

この日は安加里が遊んだゲームは7つ。
一番人気は、“クロンダイク”でしたが、それ以外の評価はいかの通り。
キンダーカタン 〇
メトロ △
カタンの開拓 〇
クロンダイク ◎
ボーナンザ 〇
どきどきワクワク相性チェックゲーム 〇
ペンギン崩し △

キンダーカタンボーナンザアップルトゥアップル
キンダーカタン
ボーナンザ
アップルトゥアップル

中学生の美典は、スタッフだけ残ってインスト勉強も兼ねて遊んだゲーム、“アップル トゥ アップル”が一番楽しかったそうです。
言葉遊びを含んだ大人向けのパーティーゲームですので、言葉の意味を知らない子供にはまだ無理なのですが、中学生ともなると大人扱いされて一緒に遊ばせてもらえるのはとっても嬉しいようです。
他に遊んでいたのは、
キンダーカタン 
メトロ
カタンの開拓
Pitch Car
6ニムト
アップル トゥ アップル
ワードバスケット

【ゲームのインスト】

今回はスタッフ人数も足りていたので、私自身がインストしたゲームもそれほど多くは無いと思っていたのですが、数えて見ると結構な数説明してました。
“すすめコブタくん”、“キンダーカタン”、“ヒューゴ”、“クレイジーココナッツ”、“ザーガランド”、“アップ・ザ・リバー”、“ニワトリ羽根盗り競争”、“はげたかの餌食”、“クロンダイク”、“モンツァ”、“妖精さがし”、“ドキドキワクワク相性チェックゲーム”
この中で私自身初めて経験したのが、“クロンダイク”と“モンツァ”。紹介するゲームはどうしても自分の知っているゲームの枠に捉われるので、こうして少しづつでもレパートリーを増やせるのは嬉しいです。

インストしていたご家族で特に印象に残った場面を紹介します。

【ニワトリ羽根盗り競争】

ニワトリの羽取り競争
前回に引き続いて参加されたご家族5人。真ん中の男の子が次から次にと、気に入ったゲームを持ってくる。気に入るといってもゲームを知っている訳ではなく、パッケージだけ見て面白そうなのを選んでくる。
時には知らないゲームも持ってくるので、これをインストするのはかなり大変なのですが、幸い知っているゲームだった上、ゲームレベルや対象人数も丁度適したものばかりでしたので、全てそのままインストしました。
でも持ってきたゲームがたまたま、“クレイジーココナッツ”、“ザーガランド”、“ニワトリ羽根盗り競争”と記憶力ゲームオンパレード。偶然こんなのばかり持ってこなくても良さそうなものですがね。

ニワトリ羽取り競争
さて、“ニワトリ羽根盗り競争”。ニワトリ駒と絵柄がとても可愛いので、ゆうもあゲーム会でも定番ゲームの一つです。
今回もあちこちのテーブルで、2、3回遊ばれてました。
ニワトリさんは、輪になったマスの上をグルグル進みます。でも進むためには、進むマスの絵柄と同じカードをテーブル中央に伏せられた中から見つけねばなりません。チャンスは1度。他の人がめくったカードも覚えておいて、自分の時にそれをめくりましょう。
カードの種類は12種あるので、全部を覚えるのはやはり難しい。つい目先のことに集中していると、折角覚えていたカードも忘れてしまいます。
うまくカードを当て続けると、ニワトリはどんどん前に進みます。そして他の人のニワトリを追い抜くと、相手の尾羽を奪うことができます。奪われても大丈夫、また抜き返せば奪い返せます。
こうして取りつ取られつしながら、4本の尾羽を全部集めるのが目的。

最初はめくられていないカードが多いので、お目当てのカードをめくるのは偶然。でも徐々に12枚のカードのありかが判ってきます。
お母さんと一番下の男の子が組んだチームが順調。お母さんは下の男の子の影のアドバイザーになってしかりと指示してます。このお母さん記憶力いい。
お父さんと真ん中の男の子もそこそこ順調に進んでいる。ところが上の女の子だけ、目当てのカードがなかなか見つからずほとんど進まない。とうとう真ん中の男の子に抜かれちゃった。
このまま女の子が進まないままだと、ゲームがつまんなくてまずいと心配していたインスト担当の私の危惧は、次の瞬間に潰えた。
抜かれた次の手番から、女の子は進みだす。直ぐに男の子を抜き返し、尾羽を自分の分と弟の分を奪うと、そのまま次々と進みだす。カードを間違わない限り、いつまでも進み続けられるのだが、普通は4,5枚が精一杯のはず。
ところが女の子は、7,8枚も進み、お母さんと弟チームを抜き、そしてまだまだ間違わずに進む。ほとんど2/3周回ったお父さんのところまで一気に進み、覚えていたカードをめくり、あっと言うまの4本奪取。
この間何マス進んだのだろう。10数マスは動いている。これには家族もびっくり。女の子は自慢げ。そらそうだ。
普通はこんなに早く一気にには終わらない筈なんですが、そこは女の子に脱帽。

そう言えば、“ザーガランド”も女の子が勝ってたなぁ。記憶力もの凄くいいんだね。
でも、いきなり追い抜かれて一気にゲームが終わってしまった弟くんは不満げ! 判るその気持ち。これにはお父さんも笑ってた。
でも弟クン、すぐさま気持ちを切り替えてまたまた別のゲームを物色。今度は“おしゃれパーティー”を選んでくれた。これなら仲良く味方同士で遊べるね。(でもアリさんにお食事全部食べられちゃったらしいね、次回は頑張ろうね!)

おしゃれパーティーはげたかの餌食4人オセロ
おしゃれパーティー
はげたかの餌食
4人オセロ
ミッドナイトパーティーPitch Carザーガランド
ミッドナイトパーティー
Pitch Car
ザーガランド


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