京のボードゲーム会 第22回(2017年5月20日)

副題:半年ぶりに開催!

半年ぶりに開催!!

京のボードゲーム会”を久しぶりに開催しました。前回開催が、2016年11月ですから、半年ぶりということになります。
本日の参加者は29名。小学生のご家族は3家族で、大人の方が比較的多かったです。
定例会は半年ぶりの開催ですが、実は、参加者を小学生高学年以上に限定した会を、2月,3月と2回開催しており、その場にはいつもと異なるメンバーへも案内していたこともあり、その時の参加者も今回来てくださっておりました。
お子さん連れご家族の参加者がもう少し多くなれば、年齢の近いご家族同士で一緒に遊んでももらえるので、小学生ご家族が増えてくれれば嬉しいですね。

11月のレポートでは、国産ゲームを2つ紹介しましたが、今回もさらに3つの国産ゲームを紹介します。10年前からは想像もつかないほど良質な国産ゲームが増えてきております。値段もお手頃価格ですから、ご家族で遊んでくださると嬉しいです。

【8bit mockUp】
8bit mockUp 8bit mockUp 神様の視点に立って、緑(森)、青(海)、黄(平原かな?)の3つのエリアを組み立てていくタイル置きゲームです。 3つのエリアを矛盾なく配置していき、各エリアをできるだけ大きく完成を目指します。
各自25枚のタイルを受け取ります。このタイル内容は全プレーヤー同じ。誰か代表者1人が、タイルを引いて番号をコールし自分の地形エリアに設置します。他プレーヤーもコールされたのと同じ番号のタイルを使って自分の地形エリアを作っていきます。全員が同じ地形タイルを使用しているのですが、出来上がっていく地形は皆さまざま。
タイルの4辺には半●が描かれており。2つのタイルをくっつけると●になります。完成した地形では●1つ2点ですが、未完成の地形だと●1つ1点になります。半●は0点です。
さらに、得点を得るためには、各地形内にモニュメントを設置しなくてはなりません。モニュメントの無い地域は、いくら大きいエリアであっても、そのエリアからの得点は得られません。
8bit mockUp モニュメントは、特定のタイルが引かれた時に、全員1つづつ手に入ります。タイルは毎回25枚中20枚使用され、5枚は未使用になりますので、毎回異なるタイルで地形を作ることになります。
大きなエリアを狙って進めるか、それとも小さくても確実にエリアを完成させていくかが、ゲームの判断どころとなります。

ルールはいたって簡単ですので、ゲーム会スタート時から、沢山の方が遊ばれておりました。1ゲーム20分もあれば終わりますので、2回、3回と遊べれる人もいましたね。
私も2度遊びましたが、どちらも未完成のエリアが多く残って、あまり良い成績とはなりませんでした。


【みんなでぽんこつペイント】
みんなでぽんこつペイント 絵を描いてお題を当てるゲームです。お絵かきゲームとしては、“テレストレーション”が京のボードゲーム会で人気なのですが、絵心のある人と無い人とではやはり差が出る。このゲームでは、絵のうまい下手よりも、どんな絵を描くかの発想が面白いゲームです。
一人が回答者、残りのプレーヤーは全員同じお題の絵を書きます。描いた絵を順番に1人づつ回答者に見せ、当てて貰った人が2得点を得ます。ちなみに当てた人も1得点もらえます。
絵は、必ず、正円か直線で描かないといけません。円も楕円はダメで、できるだけ正円で描きます。直線もカーブしてはダメです。
回答者に絵を見てもらう順番は、絵を描いた画数の少ない人からとなります。円は1画。直線はそれぞれ1画。
最初に当ててもらった人だけにポイントが入りますので、できるだけ画数を少なく描く必要があります。とはいえ、何の絵を描いたかが判らなくては意味ありません。推測できそうな絵を最低限の画数で描く発想が大事になります。
8bit mockUp 8bit mockUp 8bit mockUp どのような構成の絵にすれば画数が少なく描けるのか?これを考えて描きます。
直線しか描けないのは、なかなか難しいです。また、正円だけというのも難しい。楕円にしたいところや、半円で表現したい場所も出てきます。そのあたりは全体の構成でうまく理解してもらうように望んで出します。
直線を細かく書いて、曲線を表現していた人もいました。画数は増えてしまいますけど、曲線が欲しいところは画数よりも優先して描かれてました。

さて、右の絵は何を描いたものでしょう?


【くだものあつめ】
くだものあつめ 共同主催者の方のお勧めゲームで、“くだものあつめ”を遊んでいただくコーナーを受付前に常設しました。
“マンカラ”のルールを利用した思考ゲームなんです。カードの上の乗っている石を時計回りに順に撒いていき、石を蓄えていきます。どのカードの石を動かすのか、先の先を読んで考えるのが面白いことろです。
ルールを文章だけで説明するのはちょっと難しい。カードの絵柄や道具の色合いから可愛い印象を受けますが、完全な思考ゲームです。だから私好み(^^)/
8bit mockUp 8bit mockUp


今月遊んだゲーム

インストしたゲーム :航海の時代、マラケシュ、呪いのミイラ、ラッツィア、魔法のコマ、ハグル、クレージーレース、1.2.3.で見つけてね!
私も一緒に遊んだゲーム :航海の時代、8bit mockUp、キングドミノ、くだものあつめ、みんなでぽんこつペイント、いたずら妖怪、トゥーアンリミテッド、ReCURRRing

写真

会場で撮影した写真類を掲載しておきます。
キングドミノ
ダイヤモンド
航海の時代
キングドミノ
ダイヤモンド
航海の時代
新作ゲームで、かなり人気です。地形タイルを並べて自分の国土を作っていくところは、8bit mockUpと同じです。どの地形タイルを選ぶのか?序盤が大事なゲームです。
多人数で楽しいゲームですが、ご家族で遊ばれてました。洞窟に入り込んで綺麗な宝石を集める。
30分程度で遊べる本格ゲームです。運の要素が無いアブストラクトゲームの分類ですが、カード構成でゲーム展開・作戦が異なってくるのが魅力です。

マラケシュ
4人の容疑者
ラッツィア
マラケシュ
4人の容疑者
ラッツィア
市場に買い物にきた執事。絨毯が敷き詰められた市場を行ったりきたり。
ご家族3人で遊んでいただきました。
可能性を消去しつつ犯人を探し出す推理ゲームです。
質問対象者になると、相手に情報を出さねばなりませんが、その一方で有利になるカードが手に入ります。
多人数のパーティーゲームの一種。賭博場に遊びに来たギャンブラー。警官の見回りに出会うと急いで逃げ出す。残った警官2人は、警官同士撃ち合って勝負を決める。

ポーションエクスプロージョン
ドブル
魔法のコマ
ポーションエクスプロージョン
ドブル
魔法のコマ
パズル思考が必要なポーションエクスプロ−ジョン。カラフルなビー玉、どの玉を抜き取ると連鎖が起きるか推理。+能力カードの使いどころが勝負を決めます。
パターン認識系のアクションゲーム。必ず同じ絵柄が1つだけ入っている不思議なカードで、いろんなゲームを遊びます。
駒に乗っているカードがどれなのか見極めて取るカルタゲームです。
駒が回ると、絵柄は見えず色だけがナントナクわかる。その色具合から絵柄を推理する。

ハグル
クレージーレース
宝石の煌き
ハグル
クレージーレース
宝石の煌き
多人数推理・交渉ゲームのハグルを遊びました。私が好きなゲームベスト3に入れているゲームです。今回は12人用のパターンで作成しました。推理要素を強くしたので、初めての人には少し難しかったと思います。
いろんな動物にカートをひっぱってもらってレースします。動物の能力に応じたレースを行うところが面白い。
定番ゲームの宝石の煌き。本当に良いゲームです。専用マットがあると、もっと楽しくなります。


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