京のボードゲーム会 第10回(2015年1月10日)

副題:学生たちが沢山!


京のボードゲーム会”第10回目を開催しました。
今回の参加者は31名で、初参加者は7名でした。初参加の方は皆、参加者のお知り合いの方々でお誘い合わせの上での来場でした。ゲーム会を気にいってくださって続けて参加していただけると嬉しいです。

学生たちが沢山!

今回は大学生の参加が沢山ありました。
小学生以上のファミリー向けゲーム会ですので、お子さんについては小学生が一番多いのですが、今回は、常連ご家族の娘さんがご友人を誘って参加されたこともあり、大学生が5人も揃う会場となりました。
ちなみにお子さんの参加者内訳は次のとおり。大学生:5名、高校生:3名、中学生:2名、小学生:7名。
私も10年以上ゲーム会を開催しているので、昔からの常連ご家族のお子さんたちも皆さん大きくなられています。知り合った頃は小学生だった子が、大学生になって来てくれると時の経つのがとっても早いと痛感します。
うちの娘も同様に大きくなってますけどね。

4人組でやってきた大学生たち。最初に遊んだのは“HANABI!”。“HANABI!”を2回遊んだ後は、他の小中高生と一緒にいろんなゲームを遊んでいただきました。楽しんでもらえたのかな?
ちなみに大学生たちが遊ばれていたゲームは、“HANABI!”、“シャドウハンターズ”、“ドミニオン”、“宝石の煌き”等でした。

【HANABI!】
HANABI! 学生たち4人が最初に遊びたいといって選んだゲーム、HANABI!を紹介しましょう。HANABI!は、協力ゲームです。
プレーヤー同士が協力して、花火カードをつなげて出していくゲームです。
花火カードは5色、それぞれの色が1〜5までの数字があり、各色1、2、3、4、5、と次第に大きくなるようにカードを出していきます。5色とも1〜5までつなげて出せれば最高点の25点になります。
このゲームの特徴となるのは、自分のカードは自分で見れないってことです。自分のカードは裏向きにして、表側は他の人にだけ見えるように広げて持ちます。
右の写真をクリック拡大して見てもらえれば判ると思います。

HANABI! HANABI! 自分のカードは見えないためできることは、他プレーヤーのカードに対してヒントを与えること。ヒントの与え方は、カードを指定して数字だけを教えるか、または、カードの色を教えるかのどちらか一つだけ。
ヒントを貰った人は、カードを出すチャレンジができます。うまくカードがつながったら成功ですが、間違ったカードだった場合は、チャレンジ失敗1回となります。チャレンジ失敗が3回になると自動的にゲームオーバー。

プレーヤーができることは、ヒントを出すか、チェレンジするか、それとも、カードを1枚捨てるか?カードを捨てると、ヒントチップが1枚増えます。ヒントチップは8枚しかなく、ヒントを出すたびに1枚づつ減っていくので、カード捨ても重要な行動です。
カードの数字は、1が3枚、2〜4は2枚づつ、そして5は1枚だけです。なので、1,2と出した色のカードは、残りの1と2の数字カードは不要カード。こうしたカードをうまく捨てることはゲーム展開を有利にするテクニックです。

相手のカードは見えていてもストレートに話ができないのが難しいところ。学生たちも「話したい〜」ってうめいてましたよ。
「自分にヒントをくれないこともヒント」とは、初参加の学生さんが言っていた言葉。その通り、他のプレーヤーの行動すべてがヒントなので、無言ではあるがその意図を汲み取り、チームワークで難題をクリアしてください。
プレー1回目は、皆の意思統一ができず、16点だったと思いますが、2回目のゲームはチームワークが少し改善して19点でしたね。


【枯山水】
石庭を作る日本人作者のゲームです。
枯山水 ゲームBOX内には、実際に沢山の石が詰め込まれており、重たい箱でした。
庭タイルを敷き詰め、指定された場所に指定された石を設置していきます。日本人の心に響く石庭はできるでしょうか?

まずは庭タイルの引き方から。
庭タイルには苔山と石庭の2種あり、さらに石波の模様も付いている。模様ができるだけ矛盾しないように庭タイルを引いていく必要があります。完全に矛盾せずに引けると高得点ですが、矛盾箇所1箇所につきマイナス2点となります。苔山タイルは引くだけで1点となりますが、隣接タイルと矛盾せず置くのが難しいので、置き方には工夫が必要です。
HANABI! HANABI!

一方、石は、徳を高めないと置けません。徳は1手番ごとに1ポイント上がります。大きな石や船石は高い徳ポイントが必要ですので、計画的に造っていきましょう。
庭タイルを他の人に上げると徳が高まりますし、徳を使用して人が置いた庭タイルを横取りすることもできるので、他人との関わり合いも大事になってきますね。

今回私への課題カードは、光明院でした。京都東福寺にあるお庭です。手前側に苔山があるので、それを意識して庭を造ってみました。出来上がった庭は、そこそこ綺麗なものになりました。右手前の1箇所だけが苔山の形が不一致で、そこだけがマイナス点となりました。もう一手待つことを選んでいたら、完全完成ができたところでしたが、ちょっと惜しかったです。

参加者の感想ノート

会場受付には、感想ノートが置いてあります。ここに、今日の感想などを書いていただくようにお願いしております。
楽しいことが書いてあると、スタッフの励みになったりしますので、是非お言葉お書きください。
また、次回へのリクエストもOKです。
ノートに記載いただいたものを紹介させていただきましょう。

はい(^O^)、皆様ご参加ありがとうございました。

今月遊んだゲーム

インストしたゲーム :宝石の煌き、HANABI!、カエルの飛び込み大会、ウボンゴ、ケルトタイル、よこどりゲーム、イスタンブール
私も一緒に遊んだゲーム :カエルの飛び込み大会、ダンゴ・ダンジョン、枯山水、グラス・ロード

宝石の煌きは、前回に続いて大人気で何度も遊ばれておりました。新作では、ダンゴーダンジョン、枯山水、イスタンブールが初プレイされておりました。

写真

会場で撮影した写真類を掲載しておきます。
毎回持込みゲームは少しずつ入れ替えますので、遊びたいゲームがありましたら事前リクエストをお願いします。

宝石の煌き
宝石の煌き
宝石の煌き
宝石の煌き
最近の新作で一番人気のゲームが宝石の煌き。前回も大人気で遊ばれておりましたが、今回もいろんな人に遊んでいただきました。そこそこ頭を使うのですが、30分ちょっとで遊べてしまうので、繰り返し何度も遊べる好ゲームです。

ウボンゴ
ウボンゴ
ウボンゴ
スピードを競うパズルゲームです。最初は難しく感じても、ちょこっと頭を使うポイントを理解すると随分とスピードアップするのが面白い。大人と子供とであんまり差が出ないゲームですね。

よこどりゲーム
よこどりゲーム
よこどりゲーム
アクションゲームのよこどりゲーム。小学生男子がやろうやろうと仲間を集めて最初遊びました。すると回りにギャラリーが沢山集まり、今度は中高生たちが勝負を展開しております。
左の写真が小学生の部。でもって右が中高生の部。短時間集中してかなり疲れますが、思い通りカードが取れるととってもスッキリします。

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初参加の方の持ち込みゲームなので、名前が判らず。レースゲームだってことは判ります。
テレストレーション
ドミニオン
惜しい
テレストレーション
ドミニオン
惜しい
いつも2回、3回と遊ばれるテレストレーション。今回は1度だけ遊ばれておりました。絵で伝える伝言ゲームです。面白いよ。
小学生たち、大学生たち、といろんな人が遊んでおりました。このゲームも1ゲーム30分程で遊べ、何回も繰り返し遊んで面白いゲームです。
アクションスピードゲームの“惜しい”。慣れが必要なゲームですが、中高生の女子が一番早いような気がします。彼女らには勝てません。

ドクターシャーク
キングオブニューヨーク
マラケシュ
ドクターシャーク
キングオブニューヨーク
マラケシュ
参加者持ち込みゲーム。パーツを組み合わせて図形を完成させるゲームです。
キングオブトーキョーの続編です。今度はビルを壊したり、地球防衛軍とも戦います。ニューヨーク占拠が長くなれば長くなるほど高得点ってところもトーキョーとの違いです。
絨毯引きゲームで、私も大好きなゲームです。サイコロの目に一喜一憂でき、大いに盛り上がります。

京のボードゲーム会には、約100個ほどのゲームを持ち込んでおります。でもこれでも、もっと沢山のゲームの中から絞り込んで持参している状態です。全部は持ってこれないためです。
なので、もしも遊びたいゲームがありましたら、事前にリクエストしてくださるようお願いいたします。リクエストお待ちしてますね。


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