3月30日のうつぼゲーム会は、「伝統遊びを楽しもう!」うつぼゲーム会特別イベントを開催!
参加者数 ゲーム会:たぶん6家族20人程度
伝統遊戯イベント:子供たち18人と大人たち
うつぼゲーム会を始めてもうすぐ半年。この会を楽しみにして毎回来てくれるご家族も増えてきました。
一方運営側のスタッフも順調に増えており、ますます充実した会になりそうな予感!
そうしたスタッフの話の中から湧き上がってきた一つのアイデア。それが「伝統遊戯をみんなで遊びたいよね?」って今回の企画。
午前中はいつものとおり親子でゲームを楽しんだあと、午後から近所の公園に移動。
小学校児童会のメンバーも合流して子供たちは総勢18人。
遊びのインストラクターは、東京から来てくれた草場先生。
1時過ぎからおやつタイムを挟んで5時前まで、次から次へと繰り出されてくる遊びの数々。堪能した。
遊び歌の内容は、それぞれリンクを貼って記載しましたので、興味ある人は覗いて見てください。
歌には、現在ではちょっと差別用語的なニュアンスのものも含まれていますが、伝承遊戯ということで、今回はあまりこだわらずに遊びました。伝承遊びとして再現していくとすれば、言葉も現代風にアレンジするのがいいのか?それとも古い言葉のまま残すのがいいのか?私には判りません。
次に「鬼ごっこ」の前段階の「鬼交替」というジャンルに属する遊び。
鬼が唱えに動作を合わせて円陣の中を歩いていって、歌い終わったところで 止まったところの人と交替する、というこれだけの遊びなのだが、伝承遊びの独特の雰囲気は、かえって新鮮に写る。
“おじいさんおばあさん”、“蛍来い”、“黒猫”
幼児でもできるし、年齢差の大きい集団でも遊べる。 歌のほうも、童歌の前段階の「唱え」なので簡単。
子供たちが遊びに慣れてきたら、ミキシングの遊びで、“ナベナベ”。
これは日本のフォークダンスのようなものです。でも小さな子供と背中あわせになってひっくり返るのは、体が硬い私には辛い。
“おてぶし”。
輪になった人全員が手を前に組んで出している真ん中を、鬼が歩き回って宝を見つけるゲーム。
鬼が隠れている間に、輪になった人のうち1人だけが手の中に宝を隠し持つ。
鬼が歩き回るが、宝を持った人の側に来ると、囃し歌の声がおお〜きくなる。離れると小さな声になる。これをヒントに宝を見つける。これなんかも年齢差無くなかなか楽しめる。
普段は引っ込み思案の小さな子までもが、宝持つ役やりたいって、一斉に手を挙げてたのは微笑ましかったね。
今回の参加者は、4歳から小学生高学年までと倍以上の年齢差。一番小さい女の子も最初はお母さんの側に付いていたが、遊戯遊びをしているうちに離れ離れになってしまってても気にしてないようす。先生のお話を一生懸命(ほんとにそうです)聞いて、みんなの真似して振り付けけてる。結構楽しそう。
昔は大きなお兄ちゃんお姉ちゃんが近所の子を集めてこうして一緒に遊んでいたんだよね。そうして人との接し方や、さまざまなルールを身に付けていったんだろうね。
そして遊びはしだいに動きが大きなものに変わっていく。
小さな子供たちも慣れてきたので、ここからは草場先生と子供たちだけで遊びました。
“今年の牡丹”。これは、子供と鬼との掛け合い遊びです。
掛け合いの最後の言葉を合図に鬼ごっこが始まるのですが、鬼ごっこに入る前段階として掛け合いの遊びを行うものです。同様の遊びが他にもありますが、伝承遊びを聞いていると、日本の古い庶民文化が透けて見えてきます。
ここで一旦休憩タイム!子供会の協力により、子供たちにはお菓子とジュースが配られ、ちょっと一休み。
大人たちもいろんな人といっぱいお話をしました。
児童会の皆様有難うございました。
気づけばもう5時前。
子供たちはいつまででも遊んでいるが、今日はもう時間が来たよ、また今度遊ぼう。
午後はほとんど伝統遊びをしていたので、この日は普通にゲームしていたのは午前中と、夕方最後の1時間だけ。それでも、子供たちとたくさんのゲームを遊びました。
今回初めて参加してくれたご家族も2家族あり、少しづつでもゲームの輪が広がる手ごたえが本当に嬉しい。
伝統遊戯のイベントもまた機会があれば開催していきたいですね。