京のボードゲーム会 第３８回（２０２０年１月１１日）

副題：新年らしいゲームも遊ぼう！

新年のゲーム会ということで、何か新年らしいゲームはないかと考えました。私が子供の時は、正月と言えば、花札やトランプ遊びをしてもらいました。すごろくも正月ゲームの定番ですね。そしてもう一つの定番は、カルタ。
そこで、ちょっと変わったカルタを持ち込んでみました。

【狩歌（かるうた）】
カルタは、読み札に合致したカードをいち早く取るゲームですよね。“いろはカルタ”や、“百人一種”などが代表例です。
今回持ち込んだ“狩歌（かるうた）”も、札を早く取るところは普通のカルタと同じですが、読み札がちょっと変わってます。
写真を見ていただいたら判ると思いますが、カードにいろんな言葉が記載されています。これが取り札です。
で、歌詞のある音楽を鳴らします。歌詞に出てくる言葉を取り札から探し、同じ言葉があったら取ってください。「君の髪や瞳だけで胸が痛いよ・・・♪」と歌われれば、“君”、“髪”、“瞳”という単語カードを取ることが出来ます。歌詞を耳にした瞬間、カルタですから早い者勝ち。
取り札は、最近のJPOPの歌詞で出てくる言葉が取り揃えられていますが、曲によっては、全然合致しない歌詞もあります。同じ曲内でも、頻発する時と、しばらく全く出てこないときもあり、結構集中力が必要ですね。
「君の前前前世から僕は君を探しはじめたよ そのぶきっちょな笑い方をめがけてやってきたんだよ♪♪」と鳴っても、既に“君”は取られていますし、“笑う”があっても“笑い”が無かったら取れません。
私は自分のスマホに音楽を入れてませんでしたので、参加者学生に頼んで音楽をセレクトしてもらいました。歌詞の聞き取りやすい曲とバックミュージックの音が大きく歌詞が聞き取り難い音楽と色々ありました。男性の方が歌詞が聞き取りやすく、特にRADWIMPSが一番歌詞が聞き取りやすかったですね。
おじさんたちは、古い曲の方がお好みと見えて、中島みゆきが良かったとか、演歌が良いとか好きなこと言って盛り上がってましたね。音楽鳴らしながら、皆でワイワイと楽しみました。
カルタなので、取り札の位置を覚えておくのが大事。この言葉が出てくれば、と覚えていた言葉が全然でてこなかった。
お付き合いいただいたみなさんありがとう。

【センチュリー・ニューワールド】

最新作の「センチュリー・ニューワールド」を幾人もの人たちに遊んでいただきました。この日だけで3回インストしました。「センチュリーシリーズ」の第3段目のゲームです。
「センチュリーシリース」は、黄、赤、緑、茶の4種類の資源キューブを集めて、得点カードと交換していくという基本設定は同じですが、キューブを集めるシステムはそれぞれ独特で、どのシリーズも非常に楽しめるゲームになっております。
今回のセンチュリーロードは、資源キューブを集めるためには、部下に仕事をさせる必要があります。ワーカープレスメント的な要素のゲームになっており、非常に手ごたえのあるゲームです。
資源キューブと交換で手に入る得点カードも、得点以外にゲームが有利になる効果を持っており、効果をうまく組み合わせ利用してゲームを進める必要があります。どのカードを狙っていくのか、プレーヤー間の駆け引きも面白いですね。

【ファウナ】
動物の生息地や体調、体重、尾の長さ等、生き物の知識や観察・推理力を問うゲームです。
名前は良く聞く生き物でも、どこに住んでいるのかまでは知らないものがほとんど。大きさについても、それほどしっかりと知っている訳ではないので、直感で考えます。
生息地については世界地図でエリアを指定します。
体長や体重、尾の長さについては、数値範囲がボードに記載されてますので、その中から最適なものを選択。ドンピシャリ当たれば高得点ですが、当たりの隣接に掛けていれば少しだけ得点が入る仕組みです。

全く知らない生き物が出てきたら、推理の時間です。
写真から推理。毛がふさふさしていたら、寒冷地に生息している可能性が高いです。
写真から体長や体重を推理しますが、これはなかなか難しい。想像していたよりずっと小さかったって時もよくあります。
さらに、尾の長さ。写真に尾が写っていない時もあり、ほとんど想像で掛けます。チンパンジーの出題が今回ありました。尾の長さ、答えはゼロcm。尾は無かったんですね。見事全員外してました。

知識を問うというよりも、あれやこれやと想像、話し合って、イメージを高めあうところが面白いゲームです。

今月遊んだゲーム

参加者の感想ノート

トップページに戻る

京のボードゲーム会の部屋へ戻る

京のボードゲーム会 第３７回レポート