第9回京いきいきボランティアまつり(2004年11月20日)

副題:落ち物ゲーム強し!


第9回京いきいきボランティアまつりにボードゲームのコーナーを出展しました。昨年に続いて2回目。
ボランティアまつり自体は11月20日、21日と2日間あるのですが、ゆうもあがコーナーを受け持つのは初日の20日だけ。
それでも、10:00〜16:00まで6時間もあるので、普段のゆうもあゲーム会京都の倍の時間。今年はお天気も良く、朝からご家族連れの方やご近所の子供達が遊びに入って来てくれ、6つあるテーブルがほぼ埋まる状態で大盛況でした。

会場の場所は2階の会議室の奥。遊びの部屋として設定されており、部屋の入り口付近には別のグループがそれぞれ子供達が喜びそうなコーナーを開催。わりばし鉄砲、マグペット作りやアートバルーンを遊んだ後、ゆうもあのゲームコーナーで遊んでいってくれるご家族、子供が多かったですね。

【ちょっとづつゲームの輪が広がっている実感】

CLOWN
ボランティアまつりに参加して嬉しかったこと。
昨年のボランティアまつりでボードゲームを見て気に入り、自分達のあそび活動の一部にも取り入れてくださっている方とお話できたこと。
CLOWN
年齢の異なる子供同士が、一緒に遊べる雰囲気を自然に作り出せる と気に入ってくださったみたいです。活動の補助金を使って、他にも良質なボードゲームを購入しようと思ってらっしゃると聞きました。嬉しいですね。

実は翌日の21日にも家族と一緒に遊びに行ったところ、その方が自分達のコーナーで、ピエロを作っていく“クラウン”を遊んでくださってました。
ピエロにまつわる題材の遊びを盛り込んだコーナーを運営されていたので、ピエロゲームの“クラウン”がぴったりだったんでしょう。
短足胴長のピエロ、ノッポのピエロ、顔だけながーいピエロと、出来上がったピエロを見て楽しめるゲームです。

【落ちるの氷ごり】

落ちるの氷ごり 落ちるの氷ごり
ゲーム遊びを目的に来てくださっている『ゆうもあゲーム会』と違って、会場を覗いて、何をしているのか?と見ていくだけのご家族が多いので、まずは人を集めなくちゃだめ。
こういう時は横から見て判りやすく目立つゲームがいい。この日子供達が飛びついたのは、“落ちるの氷ごり”。
ハンマーでブロック叩いて落していくゲーム。正方形のブロック多数がしっかりとはまり込んだ台から、どれか1つのブロックを叩き出す。1つのブロックを落すと、そのブロックによってバランスを保っていた他のブロックも落ちてしまうかもしれない。
落ちるの氷ごり
中央の人形駒を落すした人が負けになるので、どのブロックを落すか慎重に判断することを要求されるゲームなのだが、子供たちはそんなことそっちのけで、とにかくハンマーを振るっている。
「そのブロック叩いちゃ全部落ちちゃうよ!」って場所でも平気で叩く。特に男の子は叩くの大好き。幼稚園児ぐらいの子はほとんどこんな調子。
でも同年代でも女の子は、「これ叩くと全部落ちちゃう」、「こっちの方が安心かな?」とゲームの本質を判って頭を使ってくれる子もいて、ちょっと嬉しい。


【ニワトリのしっぽ】

ゆうもあゲーム会でもおなじみのゲーム、“ニワトリのしっぽ”。以前は“ニワトリの羽根取り競争”ってタイトルで紹介してましたが、“ニワトリのしっぽ”ってタイトルで販売されているので、今後こちらに統一します。
児童館の女の子達と遊びました。ニワトリの駒や絵が可愛いので、女の子の興味を惹きやすいゲームなんですが、それに加えて女の子って記憶系ゲームは好きな子が多い!
必死に覚える気になれない私と違って、興味満々の女の子の方が断然良く覚えているので、それほど時間が掛からずに勝負が付く。
面白かったのか、続けて遊びたがる女の子達。とここまでは良かった。でも2回目もやっぱり同じ子が勝っちゃうんだよね。僅かの差なんだが、記憶力のちょっとした差が結果に出てくるところが辛いところ。みんなが順繰りに勝ってくれると一緒に遊んでいるこちらも安心なんだが、勝てない子の気持ちばかりが気になる。でも終始ニコニコしてたので、これで良かったのかもしれない。
途中で遊ぶ女の子は入れ替わりもありましたが、飽きずに何度でも遊びたがる。気に入ってくれるのは嬉しいんだけど、記憶系のゲームばかり3回、4回とやらされるとさすがに大人の方が疲れてくるね。


【ハイパーロボット】

ラスト1時間は、6歳の男の子3人とそのお母さんと一緒に遊んでました。
最初はやはり、“落ちるの氷ごり”から始まって、“スティッキー”、“この窓どの窓”、そして“魔法のこま”と比較的簡単なゲームばかりをセレクト。
ハイパーロボット
ところが、ゲームセレクトをこちらに任せてくれてばかりはいない。元気な男の子だけに面白そうなゲームをどんどん持ってくる。やりたがったのは“ハイパーロボット”。別にゲームを知って選んでいるわけではなく、箱の絵柄だけで選んでいるんですが、これをどうしてもやりたいとおっしゃる。
事前に、「これはなかなか難しいゲームだよ、それでもやりたい?」って聞いても、そんな言葉にへこたれる男の子たちじゃない。「やる!」って威勢だけはいい。
対象年齢は10歳からとなってはいるが、小さな子でも遊んでいる子もいる。現にスタッフの6歳の息子さんは大人と混ざってこのゲームしているし、その子自身がこのゲームを大好き。ひょっとしたら今回の男の子達も十分に楽しんでくれるかもしれない。
ってことで、少々無謀だが“ハイパーロボット”を遊びだす。ルールは簡単なので子供達も直ぐに理解。
最初の数回は、私が模範解答を示すと、子供達とお母さんが凄く感心してくれる。なんか賢くなった気分!
何回かやっている内にコツは飲み込めてきたのだろうか?問題を解こうとの態度が出てくる。テーブルに身を乗り出して指でロボットの動きをなぞりだす。これを2、3人の子がやると盤面がまったく見えない。ちょっと困って、「手で盤をなぞると、他の人が見えないよ!」って制するけど、頭の中だけで考える習慣が無い子にはちょっと難しいよね。
さてさて、そうこうするうちに今度はいきなり3回とか4回とか答えを言いだす。別に考えて出てきた答えではなく、競って数字を言っているだけ。それも1人が言い出すと他の子も競って言い出す。面白いね。
でも本当に子供達が答えを見つけた時もある。この時は拍手。
子供たちは苦戦しているが、お母さんがなかなか見事。コツを飲み込んできた後半は何個か見つけて取っている。初めて遊んだにしてはセンス光っていた。
途中からは他のスタッフも周りに集まってきて大勢で遊びだした。子供達も嫌がらずに最後まで一緒に遊んでいたので、面白かったのかどうか?子供達の声を聞いてみたいものです。


それ以外にも、下の写真のゲームをいっぱい遊んでました。
アザラシゲームマキウスアバロン
アザラシゲーム
マキウス
アバロン
ノイスティッキーブロックス
ノイ
スティッキー
ブロックス

私がこの日インストしたゲームは、“アザラシゲーム”、“バティークキッド”、“落ちるの氷ごり”、“ニワトリのしっぽ”、“クラウン”、“ミッキー&フレンズ 5リンクス”、“クレージーココナッツ”、“スティッキー”、“この窓どの窓”、“魔法のコマ”、“ハイパーロボット”、“ノイ”。


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