探検の殿堂(滋賀県)


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体験南極マイナス25℃体験
展示日本の探検家49人を展示
料金入場料:大人¥300、小人¥150
南極体験:大人¥400、小人¥200
問い合わせ先0749-45-0011

車での交通手段
名神八日市ICから約15分。
307号線を北へ走り、約10分程度で南花沢の交差点を左折(西進)、湖東町役場を過ぎたところで右折。看板もあるので、判り易いと思います。

南極探検家であり、南極昭和基地の初めての越冬隊長を務めた西堀栄三郎の記念館。
南極昭和基地を再現&極寒体験ができる体験ゾーンと日本を代表する49人の探検家の紹介とがあります。


探検の殿堂 1階展示ゾーン

1階は、西堀栄三郎を記念して昭和基地建設の記録が展示されています。
西堀栄三郎の展示ゾーンとマイナス25℃を体験できる南極体験ゾーンとに分れている。
展示ゾーンには、昭和基地の写真や犬ソリの展示。
他に西堀栄三郎の記録&昭和基地設立までの10分ほどのビデオがあり、当時の情勢が良く判る。

タロとジロ物語
昭和基地と言われて記憶が蘇るのは、南極探検隊が去った後も生き続けた2頭の犬“タロとジロ”の物語。
最初の観測隊が越冬を終え南極を後にする時、犬達だけはこの地に残したまま立ち去った。何故なら迎えに来た観測船宗谷は厚い氷に阻まれ、第2次隊は越冬を断念して、最初の越冬隊を何とか収容するだけで手一杯だった。このため、犬達だけはこの地に残したまま立ち去さざるを得なかった。
犬達は鎖につながれたまま置き去られてしまった。可哀相に!第3次隊が昭和基地にやって来た時、なんと子犬だった2頭の犬だけが生き残っていた!
これが嬉しいニュースとして日本中に流れた。タロとジロの物語である。私も物語として子供の頃聞いた。
探検の殿堂入口にタロとジロの銅像が飾ってある。

南極マイナス25℃体験

一般の入場料金以外にここへ入るために別途¥400/大人が必要だが、一度体験してみようとのことで入った。
まずは体験前にビデオを使用した説明があり、これから体験する南極と昭和基地のお話を聞く。
いよいよ入場。ゲートをくぐると着替え室、ここで防寒着を着込む。
防寒着と言っても上に1枚厚手のジャケットを着込むだけ。下半身の方を防寒するものは何も無し。
子供には小さなサイズの防寒着があるのでこの点は心配ない。
そしていよいよマイナス25℃体験ゾーンへ突入。壁は凍りついた氷の部屋。

ここを訪れたのは夏の真っ盛り。下は短パン、サンダル履き。上半身は防寒着あるのでまだましだが、足元の方から寒さが染み込む。
実はここに入場する前にトイレでハンカチを濡らして絞って持っていた。
濡れたハンカチも直ぐに凍り付いてカチカチになるって書いてあったから試してみた。これが失敗だった!
しばらくするとカチカチになった。カチカチになったのを楽しんでいる状況じゃない。持っている手が冷たくって仕方が無い。足元の寒さに加え、手にまで冷たい氷を持っているのと同じ。止めておけば良かった。(:_;)
そうこうする内に横風、それもかなりな強風が吹いて来た。これはこたえる。寒いったらありゃしない。特に短パンの足元が絶えられない。子供はしゃがみこんでる。こうすると、防寒着が足元まで隠してくれるようだ。
横風はそんなに長時間ではなかったんだろうけど、もう嫌ってくらい時間長く感じた。
奥に進んでいくと昭和基地も模した小さな部屋。寒いのには変わりはないが室内に入るとなんとなく少し寒さが和らぐ感じ。でも部屋の中に何があったか覚えてない。

そしてクーラーの良く効いた真夏の日本に戻った。
暖かい。ほっとする。随分と暑くも感じる。元の部屋はしっかりクーラー効いてたはずなんだけども、マイナス25℃に比べたら暑い。でも体は喜んでいる。体はほっかほかして変な感じ。

真夏だからこそ涼しい場所を求めて入ったが、真夏以外にはなかなか入りたい気持ちにはならないでしょうね。この日の体験者はかなりな人数いましたが、それも夏場だけの話。涼しくなったら入場する人激減でしょう、恐らく。


2F探検家展示 2階展示ゾーン

2階は日本の探検家49人の紹介エリア。各探検家のイメージ写真が大きなパネルで展示されており、非常に見やすい。細かい文章を読んでいかなくても、誰がどんなことを達成したのか一目瞭然。
知ってる人、知らない人いっぱいある。
歴史が好きな人なら結構興味深い展示かもしれません。


鯉のえさ おまけ

建物の外には小さな池。ここには鯉がいた。
鯉の餌が入口で売っていた。
餌やりが好きな我が娘は、早速買ってもらった餌持って鯉にやっている。
私も子供の頃餌やりは好きだったし、娘達も小さな頃から餌やりは大好き。半ば習慣化しているような気もするが。



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