冬のツアーに参加するのも4回目。今回は雪の体験ってことで、スキー・スノボの体験ツアーでした。我が家は昨年に続いてスノーボードをやらせていただきました。
スノーボードは全くの初心者。私も娘も 昨年この場で教えていただいたのが初めてした。こんな初心者でも、スイス村スキー場なら、ゲレンデも混み合っていないので、それほど人を気にせず滑れます。
その上、2日間びっちりとレッスンしてくれるので、初心者には嬉しい企画です。
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体験ツアー1泊2日 今回の参加料 | 大人10,000円 | 小学生以下9,000円 | スノボレンタル3,000円 | |
1日目 | スキー・スノボレッスン | 夕食カニすき | 餅つき | 夜 ちょこっと一杯 |
2日目 | スキー・スノボレッスン | 昼食は昨夜の餅 | 午後からは自由滑走 | |
問い合わせ先 | スイス村体験交流宿泊施設 | 電話 0772-66-0770 | ||
ホームページ | 風のがっこう京都 |
丹後半島の中央部に位置する京丹後市弥栄町スイス村は、標高683メートルの太鼓山を中心とした高原リゾート。
この地に2002年6月新たなスポットとして誕生したのが、スイス村体験交流施設『風のがっこう京都』。
年間を通じてさまざまな自然体験メニューが用意されています。
スノーボードは昨年に続いて2度目の参加。昨年は左方向のターンをクリアしましたが、今回はスムーズに左右とも曲がれるところまで行けるでしょうか?
今回のツアー内容詳細はこちら。→ ツア案内チラシ
ツアーの参加者は8グループ総勢29名。風のがっこうの部屋は全部埋まるほどの盛況。
小さなお子さん連れのところが多く、スキーレッスンを楽しむご家族が多かったです。スノーボードにチャレンジしたのは私も含めて8名のみ。なんと昨年スノボでご一緒した方もおられました。
スイス村までのルート
娘の友達をJR向日町で迎えたのが、9:00。途中昼食を取り、弥栄市民局に到着したのが11:50。
今回は、綾部安国寺ICから宮津天橋立IC(高速代金750円)を経由して行ってみました。
福知山−176号線を通るルートよりも15分程度短縮できるようです。
京都は晴れ、弥栄は雪
集合場所の弥栄市民局は雨。スイス村への山道路面は積雪があるらしい。雪用タイヤかチェーンが無いとダメです。我が車はチェーンは積んでいたのですが、面倒なので送迎者に便乗しました。スノータイヤ車は自家用車でスイス村まで直行。
ゲレンデ駐車場に一旦集合し、ここから宿である風のがっこうまでは、圧雪車とスノーモビルでひっぱるソリ、それに雪上用改造車に便乗。宿に揃ったのは、2時前でしたでしょうか?
2時過ぎからスキー・スノボ教室のスタートです。
スノーボードレッスン
冒頭に記載したとおり、私と娘それに友達の子も2度目のスノボ。昨年3月の風のがっこうでは、初めてながら基礎はできるようになったつもり。前回は靴の履き方・ボードの着け方に始まって、基本的なことからスタートしましたが、今回はボードを着けて歩くところからスタート。
風のがっこうの周りを2週。体が暑かった。大いに汗をかいた。
スノーボードをレッスンしてくれるのは、大江さんと平林さんの市職員2名。一方、スキーレッスンの方は、インストラクター資格取得者含む本格的な3名体制。スキーチームの方が体制が充実している。
とは言え、レッスン料は無料で、つきっきりで指導してくれるので文句は無い。
リフトに乗っては1回づつレッスン受けながら滑り降りる。の繰り返し。
スイス村スキー場のリフト終了時間16:00まで初日は滑り、おおよそ1年前の感覚を取り戻し、2日目の午前中には、左右とものターンを見事こなしました。
2日目の午前中は、非常に雪質もよく、とっても快適なゲレンデコンディション。おかげでとてもうまくなった気がしました。ところが、気温が高く午後からの雪質は劣悪。とたんにターンが切れなくなりました。まだまだスキル不足なんですね。
ないスノーボードで体はヘトヘト。技術的には娘には負けてませんが、体力は全然。幾ら滑っても歩いても娘は疲れないらしく、どんどん滑ってました。
回数をこなすうちに、娘もなんとか左右曲がれるようになったようです。自信付いたらしいです。
スムーズに滑れるようになれば、もっと大きなゲレンデに行きたくなりますが、初心者だけに、安価で丁寧に教えてもらえる今回のツアーはとても有難いです。
それしにても良くこけました。体が疲れてくると、ダメです。緩斜面でもバランスを失って転んでばかり。疲れました。
かにすき
夕食は“かにスキ”でした。各グループごと皿に盛られたカニがタップリ。
1人何匹くらいあったのだろう?2匹づつかな?もっとあったような気もする。
最初は鍋にカニばかり放り込んで、カニ三昧。娘たちもカニは大好きです。カニは新鮮で、味は最高。とっても甘くておいしいです。たらふく食べました。娘も満足してました。
カニをたっぷりいただきすぎて満腹。カニのお腹の部分は、食べにくいので3人とも敬遠して残っている。このままだともったいないので、身をほぐしてカニ雑炊の具として混ぜることにしました。でも熱くてなかなか身が取り出せません。
身をほじくるのを私がやることにして、その間、娘たちは雑炊準備のお手伝いをさせました。
調理場の人手が少なく、雑炊用のごはんに卵、器類をテーブルに出すのも大変なようでしたので。まあ娘どもも喜んで手伝ってました。
最後のかに雑炊。かにの出汁がたっぷり利いており、とってもおいしい雑炊でした。満腹です。ごちそうさまでした。
餅つき
夜は餅つき。臼と杵でつく本格的な餅つき。小さな子供さんのご家族は、餅つきを体験するのは初めてってところもありました。娘も見たことはあっても、実際についたことは無いです。
最初は風のがっこう関係者がつき方指導されてましたが、途中からは参加者がかわるがわるつきました。
小さな子供も重たい杵を振り上げて餅をつかせてもらってました。
娘とその友達は、女の子なので、ついている途中で餅を手でこねる役。つく人との呼吸・タイミングが大事なようです。
みんなで2臼つきました。結構疲れたようです。でも私はまったくつかず休ませてもらってました。実は夕食最後にポッドのお湯で手を火傷したため、見ているだけで安静にしてました。風のがっこうの冷たい水で冷やしていたので、一晩で直りましたが。
ついた餅は温かいうちに丸餅にします。
当然全員でお手伝い。
小さな子も喜んで仕事をしてました。でも、餅を握りつぶして手にいっぱいに付けている子も。
指にこびりついた餅を食べてました。つきたての餅の味も格別です。
後片付けも皆でやりました。別に強制ではないのですが、まあ自然発生的に参加者手分けして片付けてました。臼・杵を洗う人、テーブルを拭き掃除する人、食器や道具類を片付ける人。中学生の男の子は、床まで綺麗に拭いてくれてました。
風のがっこうの良いところは、こうした参加者協力型の雰囲気ですね。普通のイベントでは味わえない親しみを感じます。
そして気付けば参加者同士も自然と親しく話ができるようになっていきます。風のがっこうも民間運営になりましたが、大事にしていって欲しいと思うところですね。
つきたての餅は暖たたかくて美味しい。 |
子ども達も大喜び。うまく丸まったのかな? |
その間子供達が何をしているかと言うと、大人テーブルの横で遊んでいる。
実はこの時間を娘たちも楽しみにしております。他の子供を誘って娘どももゲームを楽しんでます。ちょうど同年代の男の子、女の子がいるので遊び相手には事欠かない。
ゲームは家から8種ほど持ってきている。それを代わる代わる遊んだ模様。
子供のテーブルには、いっぱいのお菓子とジュース。ジュースは何杯もお代わりして飲んでいるらしい。お菓子は子供達がそれぞれ持ち寄っている。
他の子供たちはおとなしく12時頃にはみんな部屋に戻っていくが、娘と友達だけは夜更かしタイプ。自分から寝ようとはしない。
子供のほうが大人よりも疲れていないし、中学生ともなると、素直に寝ようともしないし。私もスノボで疲れているので12時過ぎには無理やり部屋に連れ帰る。
部屋に帰ればおとなしく布団に入っていたようですが、私が寝た後も、布団の中で本を読んでいたらしい。
それでも翌朝は6:20起床。朝食は6:40から。
昼食
最後の昼食は、昨晩ついた餅と、おうどん。
餅はたっぷりとありました。食べきれないくらい。
七輪で焼く本格的な焼餅。
しょうゆ、砂糖、きなこ、のり。好みの食べ方で味わってください。
娘たちは砂糖しょうゆで食べてましたが、私は1個はきなこで食べ、1個は、うどんに放り込んで食べました。美味しかった。
餅にうどんと、どうってことない食事なんですが、普段感じる味とは何か違います。場所の雰囲気もあるでしょうが、“自分たちでつくった餅”を“自分で焼く”ってことが普段と大きく違うんでしょう。
残った餅は少しづつですが持ち帰らせていただきました。
企画内容を振り返って
スキーやスノボを始めようと考える人にとってはとってもお得なツアーです。
おいしい“かにすき”も付いて、\10,000−。+ レンタル料3,000−。
これで、2日間のリフト代と付きっ切りのインストラクト付きと思えば、完全に元が取れてます。
欲を言えば、初日にもう少し滑りたかったです。初日は1時間程度しか滑れなかったのでそこが少し残念。
何故なら、参加者の人数が多いこともあり、ゲレンデ駐車場から雪上車やモビルカートで宿まで送ってもらうのですが、これに時間が掛かる。人数が多いと何かと出発までに時間かかりますもんね。
今年は雪が少なくスキー場がオープンしたのも数日前。ゲレンデは空き空き。リフト待ちなんてほとんどありません。大きなスキー場ではないので、たぶんいつもこんな感じなのでしょう。
幸い雪質も良かったです。特に2日目の午前中は最高の状態でした。
でも気温が高めでしたので、午後からはツルツルの雪質になり、滑りにくかったです。午前中と全然違ったゲレンデ雪状態でした。雪だけをとればやはり北陸・信州方面まで行かないと満足できないかもしれませんね。
娘は、大好きなカニをたんまり食べられたことと、夜遅くまで子供たちでゲーム遊びできたことで満足なようでした。
帰り道中でのおまけ いのししと遭遇
干支の話ではないです。生イノシシ。
京都への帰りの道中、路上に大きな物体が落ちている。
車のライトに見えたものは、イノシシだと思う。
犬ではない、大きすぎる。 鼻が間違いなくイノシシだ。
その鼻から鼻息が長く吹き上げられている。凄い鼻息。外は相当寒い。
するとイノシシは生きている。それが目の前で横たわっている。
見ると、足が動いている。ゆっくりと持ち上がってきた。
車に衝突したんだろうか? (もしそうなら車も大きく凹んでいるはず)
助けてやろうにも、どうしようもない。近づいたら逆に危険だろう。
私の後ろに車がどんどん溜まってくる。
イノシシを避けて通ろうにも、対向車がどんどん来て動けない。
私の車がきっかけで渋滞が発生しそう。
とすると、イノシシが路上に倒れたのも、つい先ほどのはず。
頭があれこれ混乱したまま、対向車が止まってくれた隙に対抗車線を通ってイノシシを迂回して進んだ。
その間たぶん数十秒。
走り去った後、車内は大騒ぎ!
「鼻息が凄かったよね!」 「動いてたよ!」 「いのしし初めて見た!」
私だって、こんな真近で生イノシシを見るのは初めて。ウリンコだったら見たことあるけど。
写真を撮っておけばよかったとも。
あのイノシシどうなったんだろう。
イノシシ年に、初めて見たイノシシ。できれば森に帰ってくれていると嬉しいんだけど。
自宅に帰って話を聞いた家内は、「ボタン鍋になったんじゃない?」って言う。そうなのか? ちょっと可愛そう!
でも、体大きかったなぁ。