ココをクリックすると地図が表示されます |
入場料 | 大人500円、中高生200円、小学生100円 | |
プラネタリウム | 大人500円、中高生200円、小学生100円 | |
駐車場 | どちらかといえば小規模 | |
チョウの家 | ヒヨコの誕生 | 科学実験 |
問い合わせ先 | 075-642-1601 | |
ホームページ | 京都市青少年科学センター |
車での交通手段
名神高速道路 京都南ICから高速道路添いに約2キロほど東にあります。ですが、途中に地下鉄竹田駅があり車で一直線に高速道路沿いには走れません。地図を頼りに竹田駅を迂回してください。
地下鉄竹田駅から徒歩だと東へ1キロ。京阪藤森駅から徒歩西へ400メートル。
青少年科学センターのホームページにもっと詳しい地図が掲載されてます。
科学の楽しさ見つけよう、おもしろサイエンス
科学的なものの見方、考え方、扱い方など「科学の方法」及びこれを活用する心構えを体得した将来の市民を育てることを目的として運営している、(以上 青少年科学センターホームページより転載)施設です。
生物学から地学、物理、化学、天文学までと、とんでもなく幅広い分野をおもしろおかしく体験できる施設です。一つ一つをじっくりと考えながら体験していたら1日では絶対見切れないはず。
京都市に古くからある科学センターで、私も子供の頃に親に何度も連れて来てもらった記憶が残っている。
第二土曜日は、小学生は無料なので子供たちを連れて勉強がてら来館するのもいいかもしれない。
生物学
小さな子供たちがまず興味を示すのは、動植物。特に動きのある生き物には関心が高い。
ひよこの誕生
1階一番奥のゾーンですが、子供達(特に上の娘)が気にって見ていたのが、ニワトリのヒナが卵から孵化(ふか)する様子が観察できるコーナー。孵卵機にて卵の殻を突き破ってヒヨコが出てくるのがリアルタイムで目にすることができます。子供の頃テレビ映像でヒヨコの孵化は目にしてますが、これらは全て早送りの映像。実際には、卵の殻が割れ始めて孵化まで数時間も掛かる。これを実際にこの場で目にできます。
卵の殻の一部が掛けてから本当に長い時間かかってヒナは卵から抜け出してくるんですが、上の娘はこれを辛抱強くいつまでも見てました。やっぱり可愛いらしいです。
そういう私もこの手の孵化は好きで飽きもせず見ているのが好きですが、同じ血が流れているのか?
とは言え、本当に数時間掛かってしまうのでタイミング良く卵の殻から出てくるところを目にしたらとてもラッキー。
殻が今にも割れそうでいて小さなヒヨコにとっては重労働、なかなか中から出てこない。大抵の場合は、親や下の娘が辛抱たまらず他のコーナーに動いてしまいます。
今まで数度訪れて、殻からヒヨコが出てくるところを目にできたのは一度きりではないだろうか?
希望者は、ヒヨコを家にもらって帰ることもできます。自宅でニワトリになるまで育てる人もいるでしょう。
私も子供の頃に一度、ヒヨコを飼ったことありましたが、直ぐに死なせてしまいましたが、ここのヒヨコは健康なので丈夫に育つでしょうか?
磯の環境
ヒヨコの横には、海の中の生き物を展示した“磯の環境”があります。
大きな水槽の中に、潮が満ち干きする海辺の環境が見えるようになってます。
水槽の中には、ヒトデやヤドカリ、カニ、イソギンチャク、ナマコなどたくさんの生き物が生きてます。実際の海に比べればほんの小さな水槽の中に、とても多くの生き物たちが生存競争を繰り返してました。
目の前の水槽の中で、ヒトデとヤドカリが絡み合っていると思うと、ヒトデの足が切れてしまってました。どうやらハサミで切られたのでしょうか?
黒くてくにゃっとしたナマコの横には、綺麗なイソギンチャクがいました。そして直ぐ横にハサミを振り上げたカニもいます。
生き物たちはゆっくりとですが活動しており、好きな人なら、ここだけで30分ぐらいは飽きずに見ているんじゃないでしょうか?私もその手の人間です。
チョウの家
ガラス張りの一見温室風の建物の中に年中チョウが飼育されてます。
ここでは、日本本土では見ることのできない八重山群島の珍しいチョウが飼育されており、年中美しい姿が生きたままで見られます。これらは、科学センターで卵からかえしたもので、日本最大のチョウであるオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ、シロオビアゲハなどが観察できます。
3種類のチョウが飛びまわり、子供は大喜び。普通では見られない大型のチョウが白い羽を広げて目の前を優雅に上下するのは、なんか別世界に来たような錯覚を与える。
チョウの観察と共にチョウの生態やさなぎの観察もできるところが科学センターらしくていい。
さなぎがいれば当然幼虫である芋虫もいる。ところが下の娘は芋虫は大の苦手。目の前のチョウに喜んでいてちょっと下に目を移すと、緑色の芋虫が葉っぱの上にのっかってる。これを目にするととたんに後づさる。触るなんてとんでもない、側に近づくことすらできない。
成虫のチョウは綺麗だが、幼虫の芋虫はぐにょぐにょしていて気色が悪いんだって。普通は子供の方が可愛いんだけどチョウだけは別。虫は女の子の苦手一番のようだ。なんでかな?
カブトムシの家
2002年7月初めてオープンしたカブトムシの家。文字とおりカブトムシが棲んでいる。でもそんなに大きな建物ではなく、どちらかと言えばこじんまりとしたハウス。
中には結構大き目のカブトムシが何匹もいるが、娘はやっぱりカブトムシにはあんまり興味を示さない。女の子だからか?
恐竜の骨
館内1階の中央にあるのは骨組みで組み上げた恐竜と、ティラノサウルスの動く模型。
さらにその奥にはマンモスの骨。
指定時間には、恐竜のことやその化石のお話のコースもあり、しっかり聞けばおおいに勉強にもなる。
プラネタリウム
プラネタリウムは入場料とは別料金が必要だが、それだけの価値がある。ここのプラネタリウムは面白い。
季節に合わせたトピックスをプラネタリウムで演じてくれるのだが、その解説がなかなか楽しい。
夏休みに出掛けた時は、夏の夜空の星座の話と、ペルセウス座流星群にスポットを当てたお話と流れ星を上手に楽しむための方法を紹介してました。
所要時間は約45分。実際に聞いてみると、そんなに時間が経ったとは感じないのですが、それだけ楽しく聞けたという証拠。
季節によってお話も違うので、年に数回行ってみても、毎回違った話が聞けて楽しめると思う。
その他
この科学センターの特色は、科学的性質を実際に実験を通して体験できるような機器設備が充実しているところ。小学生高学年になり科学に感心を持ち出した年頃になれば、一つ一つ意味を説明しながら体験していくのは非常に有意義でしょうね。
“音の伝播の実験”、“油圧シーソー”、“音で遊ぶ”、“鏡のマジック”、“地震体験”、
“砂振り子”、“フレネルレンズ”、“結晶の世界”、“曲面鏡”、“気象コーナー”他ほんとに多数のコーナーがあります。