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入場料 | 大人800円、小中学生400円 | |
駐車場 | 1時間200円 | 100台 |
プール | メインプール:50m | サブプール:25m温水 |
飛び込みプール | キッズプール | |
冬季 | アイススケート | 大人1600円、小中学生800円 |
その他 | フィットネススタジオ | アーチェリー場 |
問い合わせ先 | 075-315-4800 | |
ホームページ | 京都アクアリーナ |
車での交通手段
京都市右京区の西京極総合運動公園の南側。
名神高速道路の最寄は京都南ICですが、インターチェンジからは随分と遠いです。
国道9号線、桂川の東側、葛野西通りを南下して、阪急高架下をくぐって少し行ったところに駐車場入口があります。
徒歩なら阪急西京極駅から徒歩10分。
メインプールの長さは50m。その上飛び込み設備も整った国際規模の大会が開催できる最先端屋内プール施設です。サブプールも25mあり、全体的に広く感じる。
2002年7月OPENしたてで、プール内に外光が取り入れられ明るい感じのするデザインは非常にいい感じ。
冬季はアイススケートリンクにもなるようです。
プール内はカメラ持込禁止で写真無しです。唯一メインプールの観覧席から撮った写真だけ掲載しときます。
写真見たい人は市のホームページ見てください。
サブプール
普通はメインプールの事から書き出すんでしょうが、ファミリーが遊ぶ場所となるとやはり水深90cmのサブプール。家族連れはまずこちらから見てみましょう。
サブプールと言っても25mある。プールの回りも広々としておりそこそこ大きく感じる。まあできたてのプールなのでどこ見ても綺麗。
こちらは小さな子供が多いってことで、プール監視員もたくさんいる。各コーナー毎に最低1名は目を光らせており、出かけた土曜日には総勢6名ほどはいたと思う。
プールの中ではたくさんの子供たちが喜んで泳いだりもぐったり。夏休みの土曜日なので当然人出は多いとは思うが、混み合ってどうしようもないって感じでもなく、“この程度なら空いてる?”って思った。とは言え、25m端から端まで人にぶつからずに泳ぎきるのはさすがに無理。
サブプールに限らず全体に言えることだが、安全にはかなり配慮されている模様。階段やスロープ等のところは足元はクッションのきいた床になっている。
サブプールの奥には木の床でできた部分もあり、ここにはリクライニングシートも幾つか設置されており、ゆったりするひとには嬉しい設備。
お金を使っているだけあって細部には心配りが感じられる。でもこうした器具の絶対数は少なく、早い者勝ちってところがあるのはいたし方ないんでしょう。
また、メインプールも同様だが窓が大きく採光が工夫されている。非常に明るい感じで気分がとてもいい。やはり太陽の光が一番明るくって気持ちがいい。
キッズプールにスライダー
サブプールの横手には、キッズプールとウォータースライダーがある。
キッズプールは本当に小さい。深さもほんのちょっと。小さな子供用だ。さすがにうちの娘はここには用は無いのだが、横手に水鉄砲の器具があるので、これで遊んでいる。水鉄砲と言っても手にもって撃つやつとは違って、大きなレバーを両手で押し下げるタイプで、勢い良く飛び出した水は2階部分まで届くという優れもの。これは楽しい。
キッズプールの横にはウォータースライダー。と言ってもファミリープールにある本格的なスライダーではなくこじんまりとしたスライダーだが、たくさんの子供たちが並んでいる。
泳ぐばかりでは飽きも来るので、こうした遊具は気分転換には丁度良い。大規模のものでなくても有ると無いとでは大違い。娘も何回か並んで滑っていた。
ウォータースライダーの横手や、スライダーへの上り口のところに、子供の大好きなトンネル状の遊具がしつらえてある。それもあってこの辺りは入り組んだ感じで、かくれんぼにはうってつけ。娘も「かくれんぼしたいよ。」と話していた。かくれんぼは好きなんだよね。
ジャグジー
意外な喜びだったのが“ジャグジー”。プールの奥の方に温泉によくあるジャグジーがしつらえてあった。
規模は中規模、7,8人程度までなら腰掛て入れるくらい。ここは温水なので本当に温泉につかっているみたいな感じ。ここから子供の泳ぎを眺めてゆっくりしていてもいいのだが、熱いこともあってやはり長くはつかっていられない。でも結構気持ちよかったのは本当。
サンテラス
サブプールから2階に上がると“サンテラス”に出られる。ここで日光浴をしている人も数人。日に焼きたい人はここで横になっているとこんがりキツネ色にもなれるんだろうね。
観覧席
プールを見下ろす感じで観覧席が設置されている。
プールに入らない人はここからプールの様子を見ていられる。
もし冷房が効いたところで様子を見ていたければ、キッズプールの側でガラス越しに観察できる場所もある。
お金がもったいない、水着になりたくない、という人はここで子供の様子を見て待っていられる。中にはのんびりと本読んでいる人もいたようだ。子供の方は中に監視員が多数いるので心配ないだろうし、暑い家にいているよりも、ここで涼しくしているのも一つの手ではないか。
メインプール
サブプールとメインプールは別の建物に別れているが行き来は自由。メインプールの水深は120cm。どうやら土日は小学生にも開放されているらしく、身長140cm以上だと入れる。
娘の身長は140cm無かったと思うが、爪先立ちすると口が水上に出せる程度。特に止められなかったのでそのまま泳いでいた。
上の写真はパノラマ撮影して合成しているのでプールが曲がっているように見えているだけです。本当は真っ直ぐです。
メインプールは50mあるというだけあってでっかい。オリンピック等をテレビで見ている時はその広さを感じないものだが、実際に50mプールを自分の目で見るとこんなに大きいのかと思ってしまった。
50mプールの横にはこれまた大きな飛び込みプールが併設されており、その全てを観覧席がぐるっと取り囲んでいる。本格的な競技用のプールである。
この大きなプールが本格的な競技の時と同様に8つのコースに分割されている。
小学生が泳げるのは一番手前の1コースだけ。一番奥のコースは歩行プールとなっており、中央部のコースは全て中学生以上の大人用。コース分けに関してはそれほど厳密ではなかったと思うが、子供たちが泳いでいるのは全て手前のコースだけ。
だから娘も一番手前のコースを右側通行で行ったり来たりして泳ぐ。各コースともそこそこ広く、十分にすれ違えるだけの幅はあるのだが、真っ直ぐ泳ぐだけなのでやっぱり飽きがきやすい。娘も4,5回泳いだらやめちゃって、サブプールに戻って行きました。
一番奥の歩行用プールにはたくさんの人が歩いていたのがとっても印象的。なにかの教室でもやっていたのかもしれない。
メインプールの奥にも“ジャグジー”が設置されていた。こちらはサブプールのものより少し大きい。10人は楽に入れるでしょう。サブプールといい、こちらといい、ジャグジーは嬉しい設備です。
飛び込みプール
飛び込みプールには、大きさが色々の飛び込み台が幾つか並んで立っている。ここは一般人の立ち入り禁止で、クラブか何か専用の模様。私たちが泳いでいた時も学生らしき2人だけが飛び込んでいた。
娘はそれを見て、「凄い!」ってしきりに感心していた。空中で回転するのを目の当たりにして、テレビで見るのとは違った感激を味わったんでしょうね。娘も「やりたい」って後から口にしていた。
いろんな制限と大いなる愚痴
最新の設備だけあって明るくって綺麗。設備面はいいんだけど、なんか利用者本位ではないお役所的な面を多々感じたのも事実。初めて利用した1回きりの印象なので外している面もあるかもしれないが、これから利用する人への注意事項の意味で書いときます。
問い合わせ電話先
出かける前に電話しようと思った。やっているとは思うが、お盆だし、市の設備だし、休業ではないことを確認したくて電話した。
ところが電話番号が判らない。ホームページに書いてある電話番号は誰も出ない。そこでNTTで番号確認した先にも電話したが、これまた何度電話しても出ない。京都市広報に確認して開業していることだけを確認して、もう一度NTTで聞いた番号に電話した。3回目にしてやっと出た。
ホームページに書いてある番号はどうやら違っているようだし、教えてもらった番号に電話してもすぐに出ないし、お客さん本位とはとても言えない対応。
ちなみに、7月、8月は無休で営業してます。
でも競技大会などの専用利用時には、一般利用ができない場合があるとのこと。今後はこうしたスケジュールの案内もホームページでしっかりとアナウンスしておいて欲しいですね。
※ちなみに私が検索で最初に見つけたページは、施設を建設した市の部署のページらしかったです。京都アクアクアリーナのページがその時は検索で見つからなかったのです。
チケット
入場チケットを買おうと並んでいると、やけにチケット買うのに時間を掛けている人がいる。なにしてんだ?
ところがモタモタしていたのはその人が悪い訳ではなかった。チケット販売そのものが判りにくい。
チケット販売機を見てみると、チケットボタンは全部で8つもある。
メインプールとサブプールの2種、大人用と子供用の2種、さらに男用と女用の2種。2×2×2=8種もある。
メインプールもサブプールも金額は同じなんだが、サブプールチケット買うとメインプールには入れないのか?答えはどちらを買っても同じで自由に行き来できるんですが、そんなこと販売機のところに何にも書いてない。
私も不安だったので一旦列から離れてインフォーメーションで真偽を尋ねてからもう一度並び直した。
でもそれなら、チケットを分ける必要があるのか?
さらに男と女でなんでチケットが別れてるの?必要ないじゃない?
大人用と子供用のボタンだけで十分でしょ?
それだけじゃなかった、大人子供複数枚買うために5千円札を入れて大人用のボタンを押しチケットを回収、次に子供用のボタンを押してもチケットが出てこない。何故?と思うと、大人用のチケット買った時点でおつりが戻ってきていた。家族で来るプールとかだったら、チケット人数分続けて何枚か買うのに、1人づつ何故おつりが出てしまうの?普通はおつりボタン押すまでは戻ってこないでしょ?
実は私の前の人が手間取っていたのは、このおつりが戻っているのに気が付かずボタンを押し続けていてのこと。この罠には私もはまるまで気がつかなかった。ほんとにもう頭に来た!
(後で思ったのだが、ボタンを押してから一定の時間が掛かると自動的におつりが戻るシステムなのかもしれない。ボタンがややこしくて時間がかかったのでおつりが戻ってしまったのかもしれない。)
プール入場の条件
【スイミングキャップ】
プールに入場するには“キャップ帽”着用が絶対条件。これを付けないと入場すらできない。
レンタルキャップは100円で用意されていたが、男性用キャップは全部出払っており、500円の販売キャップも全て売り切れ。ピンクのレンタルしか残ってない。夏休みも後半、男性用レンタルが不足したのは今日始めてではないはず。不足するのが判っているのに補充もしてないとは!
仕方なくピンクのキャップを借りて入場したが、なんとピンクキャップしている男性があっちにもこっちにも。おかげで恥ずかしさは無くなったが、幾つキャップ用意してるんだ?ここは?
屋内プールではキャップ着用は良くあることだが、せめてレンタルキャップぐらい相当数準備しておいて欲しい。
【メガネ】
プールに入る時はメガネを外さないといけない。プールってそうなのか?
子供と一緒に水に入るだけで顔を付けて泳ぐつもりはないけど、外さないと入れない。
ルールだから仕方ないけど、目が悪い人にとってはつらいねぇ。
【浮き袋】
浮き袋は駄目。これは仕方ないでしょうねぇ。
と、苦情もいろいろと書きましたが、設備はいいです。
ちょっとお金かけ過ぎじゃないかとは感じちゃうんですが、折角できた施設ですから利用しましょう。