ストレイキャット


「シャイでちょっぴり寂しがり屋で、でも痩せガマンのネコ」が人々との出会いを楽しむ、思考系多人数ゲームです。
全部で25マスの三角形の中を、うろうろ動くネコの動きを予測します。

各プレイヤーは25個の内、3箇所選んでそのポジションを紙に記載します。ネコが動きそうな場所を指定した人数を数えて、ネコは人の少ない方向(でも寂しがりなので誰もいない所へは行きません)へ歩いて行きます。
最後に動くところが無くなるまでネコは歩きつづけます。

たくさん待ち伏せしているところでネコに出会っても点数は少なく、1人だけが待ち伏せしている場合は高得点。ネコのスタート地点から遠いとネコに出会えない可能性も高いが高得点も狙える。3箇所どこを選択するのか考えるのが面白いです。

<人数>
20〜50人程度まで。

<用意するもの>
ホワイトボードと磁石1つ、ペン、人数分の紙と鉛筆。
紙には、こんな得点欄があると便利です。

 文字 合計 人数 立止 得点
 __ __÷__×1or2=__
 __ __÷__×1or2=__
 __ __÷__×1or2=__
                計__

<ゲームの準備>
ホワイトボードにでっかい正三角形を書き、3方向に5本ずつ線を書きます。
すると、正三角形を25個並べた形になります。これは地面の区画です。
この区画の1つ1つに、A〜Yの字を振ります。

真ん中(下図のM)に、磁石をはっつけます。これはネコです。
シャイでちょっぴり寂しがり屋で、でも痩せガマンのネコです。
このネコは、3方向のいずれかに進みます。

ストレイキャット
<ゲームの進行>
みなさんはネコが通りそうだ、と思う区画で待ち構え、ネコに出会うべく、区画のA〜Yの字のいずれかを3文字、紙に書いて下さい。
同じ字を何回も書いてはいけません。また、ネコのいる場所の字も、書いてはいけません。
3文字書くということは、自分が3人、別々の所にいてネコを待ってることになりますが、まあ、本人と生霊とドッペルゲンガー、とでも思って下さい(^^;)。
全員が書き終えたら、ネコが区画から区画へ、移動を開始します。
移動しながら、そこで待ってた人に挙手してもらってホワイトボードに書き込み、合計で何人の人に出会ったか、数えていきます。

ネコはシャイなので、行ける場所を見比べて、より人数の少ない方向に行きます。
ただし、ちょっぴり寂しがり屋なので、人の一人もいない方向には行きません。
また、痩せガマンなので、今回の移動で一度通った所には行きません。
この法則に従ってネコはさまよい、行ける所がなくなった時点で立ち止まります。

<得点>
ネコが立ち止まったら、得点。
ネコが出会った合計人数÷自分が待ち構えていた区画にいた人数(端数切り上げ、自分含む)が得点です。
ネコが立ち止まった所で待ち構えていた人は、その場所の得点は2倍でスコアします。

終わったら、2回戦開始。また新たに3つの字を書きます。
こんどは、ネコは真ん中からではなく、立ち止まった所から歩き始めます。
これを3回戦までして、総合計で勝敗を決めます。

<得点ルールの例>
1、ネコが立ち止まるまでに何人に出会ったかを確認する。
たとえば右図の場合、Sマス:5人、R:6人、Q:4人、K:3人、J:2人、B:4人、A:4人と出会ってネコが動かなくなった場合、
ネコが合計で出会った人数は28人。

2、ネコと出会った人だけが得点できます。
 Sマスの人は5人ですので、28÷5=6点
 Rマスの人は5人ですので、28÷6=5点
 以下、Qマス〜Bマスまでも同様に計算。
 Aマスの人は4人ですが、ここで立ち止まったので、ボーナスで得点倍 28÷4×2=14点

3、ネコと出会わなかった人は得点無し。

  



関西JAGA全体ゲームの部屋へ戻る

関西JAGAの部屋へ戻る

トップページへ