マネージャガ


参加者は1つの数字を書きとめます。一番小さな数字からカウント始めて、直前の数値と数値差が10以内の数字はOK。

「マネージャーってゲーム知ってますか?」って聞くと、どのくらいの確率で知っているだろう? 絶版ゲームだけに、かなりゲームやりこんだ人でないと、遊んだことないのでは?
“マネージャガ”は、マネージャーのゲームシステムのエッセンスだけを取り上げ、パーティーゲーム化した数字の遊びです。

JAGAで遊ばれていたゲームなので、タイトルにジャガ(JAGA)の言葉が入っております。別のサークルでは、別の名前で遊ばれております。

<人数>
10〜50人程度まで。
もっと多い人数でも遊べますが、私自身が40人程度までしか経験したことないので、とりあえず50人までにしております。

<用意するもの>
人数分の紙と鉛筆だけです。紙も鉛筆も無ければ、プレーヤーを信用して申告制にしたって遊べます。

<ゲームの準備と得点内容>
参加者は任意に1つの数字を紙に書きます。書く数字は人には見せないで。書ける数字は、1以上の整数に限ります。
書いた数字がそのまま得点になる可能性があります。でも得点になるのは、書いた数字が採用された場合だけ。
数字が大きすぎると不採用の可能性が高まり、リスクが増えます。大きな数字はハイリスク ハイリターン。

<ゲームのルール>
司会者は、まず一番小さな数字を書いた人を探してください。“1”から順にコールして確認していくといいでしょう。
参加者は、自分が書いた数字がコールされれば、手を上げます。
例えば、一番小さな数字の人が“11”だったとしましょう。この人は11点貰えます。
続いて、数字を1つづつ増やしてコールしていきます。次に小さな数字は“16”だったとします。この人は16点貰えます。
こうして数字を増やしていくのですが、直前にコールした人から11数字が空くと、そこでコールはストップします。残りの人の数字は全て無効です。つまりゼロ点。
つまり、一番小さな数字の人からカウントアップしていき、11以上数字に開きが出た段階でアウトです。

ポイントは前の人と10差まではOK。ですから、最低でも“1”。ですから絶対に“11”はセーフになります。たぶんそう考える人が数人はいるので、“21”も生きてくるでしょう。となると、“31”もOKかもしれません。
この連鎖推理のどこで破綻するのかを推理するゲームです。
以下のバリエーションも混じえながら、2回、3回と遊ぶと、参加者の推理が変化して面白みも増します。複数回の総合計得点で勝敗を決めると白熱してきます。

<バリエーション>
○数字の制限
最小の数字を“11以上”にする方法をお奨めします。 “1以上”とすると、普通は書かないであろう“1”を書く人が出てきます。“1”だと1点しか入らないので、メリット少なくリスクが大きいのですが、自分一人だけが得点貰える可能性を追求するのです。
ゲームが一瞬に終わってしまうので、進行役泣かせなのですが、実際にあります。
“11以上”としたって理屈は同じなのですが、こちらの方が数字がつながる可能性が経験上大きいです。

○間の数字を“5”にする
ノーマルは10差までOKですが、この数字を5差に縮めます。
当然、数字の連鎖が難しくなりますので、参加者が書く数字も小さくなります。すると、以外にも10差の時より数字がつながったりして楽しいです。

○最小は失点
一番小さな数字を書いた人は、その数字がマイナス点になるようにします。
「数字の制限」のバリアントと意図は近いのですが、マイナス点は貰いたくないとの心理が働くので、スタートの数字が大きくなる。その分連鎖もしやすくなるようです。

  



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