大人でも十分に楽しめるゲームを紹介するのが、私のページの主旨なんですが、「子供へのプレゼント用のゲームを教えて欲しい!」「小さな子供に初めてゲームを買ってやりたい!」というようなメールを良くいただきます。
そこで、それらに対するお応えの一つとしてこのページを作成しました。
このページのゲームは、運の要素が多く駆け引きや思考力の要素は少な目ですので、大人同志で遊ぶのにはちょっと物足りないかもしれませんが、子供の喜ぶ顔を見るだけで満足な方にはお勧めできるゲーム達です。
各ゲーム紹介に“大人でも楽しめる度”を付け加えております。これは大人同士でも面白いのか?を私の独断で5段階評価したものです。
これらのゲームは、京都宇治にある“KID'SいわきPuff”さんのご協力により、遊ばせていただきました。有難うございました。また、その際 娘と一緒に遊んでくださった子供さんたちも、どうもありがとう。
コンツェルトグロッソ | 3〜6人 | 対象年齢:6歳以上 | ? | 大人でも楽しめる度:4 |
これはアクション系のゲームって言えるんでしょうね。それとも反射神経系のゲームかな?
どんなゲームかって言うと、めくられたカードを見て定められたジェスチャーを行うゲームです。
カードにはウサギの音楽家が描かれてます。ほとんどのカードは何も反応しなくていいのですが、指揮者、歌手などの4種類の音楽家がめくられると、一斉に決められたポーズをとらなければなりません。間違ったり、人より遅ければ、場に出たカード全てを引き取らなければなりません。手持ちのカードが無くなったら勝ちで、順に抜けていきます。
ポーズは“耳をふさいだり”“手を上げたり”“手をたたいたり”、そして“立ち上がったり”するカードもあります。この立ち上がるってのが大人にとってはシンドイ。同じカードが何枚も入ってますので、続けて何回も立ち上がらされることもあり、これは子供の方が早いかもしれない。
めくられるカードの多くはジェスチャーしない普通のカードですので、いつジェスチャーカードがめくられるかかなりドキドキです。慣れてくるとテンポ良くめくっていくので、うっかりすると出遅れます。ジェスチャーカードと判っていても、焦って とるポーズを間違う事もしばしば。
単純きわまりないゲームなんですが、童心に返って遊んでみるとこれが結構真剣になって面白いです。プレイヤーだけでなく、ギャラリーとして回りで見ていても楽しいゲームです。
人数集まった時にちょこっと遊ぶのにいい感じのゲームです。
(7歳の時の娘の反応)
娘がとってもうまかったです、このゲーム。大人も交えて6人くらいで遊んだのですが、娘がカードを引き取ったのは1回程度だったのでは?なかなか飲み込みが良かったですね。
子供なんで立ち上がるのは早かったです。耳ふさぐ時に間違って手をたたく人見て喜んでもいました。小さな子供は飲み込みが早いので、最初は遅れていたりしても慣れてくると早かったり、逆に一度間違うと混乱しちゃって続けて失敗したりするのが面白かったです。
ハンドインハンド | 2〜4人 | 対象年齢:3歳以上 | SELECTA SPIELZEUG | 大人でも楽しめる度:2 |
“世界中の子供が手をつなぐ”
ゲームの創造性をはぐくむ、非常に素晴らしいゲームです
実はこのゲームだけは娘と遊んではいないのです。本来は娘と遊んだ反応を書くのが私のページの基本なんですが、このゲームだけは特別です。それだけ良質のゲームと感じてる証です。
普通の積み木パズルに、いろんな国の子供達の絵が描かれています。この子達の手と手をつないで並べて遊ぶ知育玩具&ゲームです。手と手をつないで並べると輪になったり、曲がりくねってリします。
写真を見ても判るとおり綺麗なパズルですので、小さなうちは普通の積み木パズルとして並べて遊んでもいいですし、手をつないでお話を作っても楽しいです。
付属の2個のサイコロを使っていろんなゲームも楽しめます。たとえば「男の子」「ぼうし」と出れば、「帽子をかぶった男の子」を捜します。見つけた子供をつないで置いてもいいですし、一番早く見つけた人が取って、数を競ってもいいでしょう。さらに見つけた子供をつないで、スタート地点より一番遠くまで離れた人が勝つことにすると、沢山取ってもぐるっと輪になって戻ってきてしまい、多く取った人が勝つとは限りません。
他にも説明書にはいろんな遊び方が書いてありますが、親子で是非楽しい遊びを作ってください。私もどこかで書いてると思うのですが、ゲームってのは遊び方を作るって一面もあるのです。自分達に合わせて一番楽しめるルールを作るのです。このゲームはそうした作っていく楽しみが味わえる良質な玩具だと思います。
(小さな子の反応)
娘は遊んでいないのですが、小さな男の子がこれをつなげてお母さんと遊んでました。お母さんが「手をつなげてあげよ」とか言いながら、順に積み木を並べてました。
メーカーのセレクタ社からは、“ハンドインハンド”以外にもパズルちっくな絵合わせゲームが多数発売されています。こうした絵合わせ系なら、ゲームに慣れていない子供でも遊べますので、最初はこの手のものを選んであげるのもいいかもしれません。
そう言えば我が家の場合も、サンタさんにもらった動物パズルを娘が小さな時には一緒に遊んでました。それにジグソーパズルでしたね、最初は。
BALLAST | 2〜4人 | 対象年齢:5歳以上 | Gigamic | 大人でも楽しめる度:4 |
丸い円形プラスチックに多数の木の棒。いかにも転がりやすそうな形態。タイトルの通りバランスを楽しむゲームです。
ルールは簡単、木の棒を抜き取るだけ。抜く時のお約束は、2つ。一番上に乗っている木棒はダメ。そして、抜く時にどれかが少しでも動いたらダメ。これって簡単?
茶色の太い棒は5点。黄色い細い棒は1点。そしてオレンジは3点。これらの棒を抜き取る。他を崩さずに抜き取る。そう、簡単でしょ?
指でつついてみて、スルって抜けそうな棒を探す。抜けそうにない棒でも、上に乗っている棒のバランスがうまく取れていると崩れない。抜き取ったところには、ポコッと穴が空く。何本も抜き取るとあちこちに穴が空く。そのうちガサッと崩れたら手番終了。次の人に移る。これの繰り返し。
集中力が養えるかもしれません。
(7歳の時の娘の反応)
小さな男の子と、同年齢の男の子と3人で遊びました。
抜けそうな棒を探す指先は恐る恐る触ってる感じ。そんなに軽く触れるだけでは抜けるはず無いじゃないかと思うんですが、強く押すと全体が動いて棒が崩れるんじゃないかと、こわごわ触ってる。
まあ、崩れそうって思えるからこそ、面白いとは言えますね。
なかなか時間が取れなくてちょっとずつしか書き込めませんが、まだまだたくさん書きたいゲームはあります。これからもどんどん書き足していきます。
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